オフィシャルブログ「ボリショイ記」powerd by Ameba-130217_015151.jpg
※オフィシャルHPより
 
3月3日(日)神奈川・ラゾーナ川崎プラザソル(13時半)
『Pure-violence road.3』 
シングルマッチ 20分1本勝負 
川佐ナナ VS ライディーン鋼
 ライディーン鋼が、デビュー戦と同じ川佐ナナとの一騎打ちに臨む。昨年、8月19日の後楽園ホール大会でデビューしたライディーンは、柔道出身ということもあり、強烈な払い腰を見舞うなどし、試合には敗れたものの、上々の初陣となった。そのため、初勝利も時間の問題かと思われたが、半年が経過した現在も、白星を上げることはできていない。ここで、原点に帰って川佐とシングルマッチに挑むのは、ライディーンにとって成長度合いを確かめるチャンスとなる。しかし、川佐とて半年前よりもレベルアップしていることは間違いない。まして、ライディーンより一歩も二歩も先を進んでいることから、力差が開いている可能性もある。お互いに進化している姿を観客にアピールするこ とが大事となるが、当然、ライディーンには勝敗にこだわった試合が求められそうだ。
 
 
シングルマッチ 20分1本勝負 
中森華子 VS Sareee
 すでに、JWPではほぼレギュラー参戦となっているSareeeが、女子プロレス界の新世代エースの1人でもある中森華子の胸を借りる。JWP若手4人衆にとって、今やSareeeの存在は大いに気になるところ。それほど、JWPに参戦して期待を抱かせるような試合を続けている。そんなSareeeが、JWPのトップを目の前にしている中森に対し、善戦以上の試合ができれば、さらに評価がが上がってくることは間違いない。一方、中森はモーリーと組んで「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2013」に出場することが決まっているが、2月17日の大阪・淀川区民センター大会では、Leon&米山香織に敗れており、大事なリーグ戦を前に躓いた格好となってしまった。ここ は、勢いのある若手が相手とはいえ、取りこぼしは許されない。中森にとっては、目先の試合だけではなく、先を見据えた戦いが必要となりそうだ。
 
タッグマッチ 30分1本勝負 
春山香代子&KAZUKI VS 勝愛実&ラビット美兎
 2月17日の大阪・淀川区民センター大会で、JWP認定無差別級王者の中島安里紗に挑み、同王座返り咲きを狙った春山香代子だが、変形マヒストラルを決められて惜敗。しかし、JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ王者としての戦いは終わっていない。春山&倉垣翼が求めている挑戦者は、イキのいい若手選手。そのため、特別枠で「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2013」にエントリーした勝愛実&ラビット美兎だが、初戦は大阪大会でDASH・チサコ&仙台幸子と対戦したものの、タッグチームとしての完成度の差もあり、敗れてしまった。そんな勝とラビットが、このリーグ戦中に春山とタッグで当たることができるのは、これからの巻き返しに向けてモチ ベーションを上げていく材料となる。また、春山と組むKAZUKIは、倉垣とはタイプが違っているものの、自他共に認めるタッグ屋として経験も豊富。春山とのコンビでも毎回、いい味を出している。そんな2人に対し、勝とラビットがタッグチームとして機能していけるかがポイントとなりそうだ。
 
 
シングルマッチ 30分1本勝負 
倉垣翼 VS モーリー 
 JWPの一員ではありながら、中森華子とともに他の選手とは一線を画しているモーリーだが、熱い気持ちはファンの間にも浸透しつつあり、各方面で評価が上昇している。あとは、結果を残すことが何よりも重要。そんな今、JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ王者でもある倉垣翼との一騎打ちは、降って沸いたチャンス。また、モーリーは中森とのコンビで「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2013」にも出場しており、リーグ戦で優勝すれば挑戦権を獲得することができる。ここで、倉垣を叩いて波に乗れば、勢いもさらに加速することは間違いない。しかし、パワーとテクニック、空中技まで兼ね備えた倉垣は、そう簡単に倒すことができる相手ではない。モーリーの勢いを持って しても、それを根っこからなぎ倒すほどの底力が倉垣にはある。この試合をただのシングルマッチにしてしまうのか、それとも今後に繋げる意味ある試合にするのか、すべてはモーリーの気持ち次第ということになりそうだ。
 
 
▼JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2013・Aブロック公式戦 20分1本勝負
中島安里紗&コマンド ボリショイ VS Leon&新田猫子 
 前JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ王者の中島安里紗&コマンド ボリショイが、2本のベルト奪還に向けて始動。「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2013」の初戦で、Leon&新田猫子と対戦する。この試合を前に、中島は「優勝を狙っているとは思えないようなタッグには負けるわけにはいきません!!」と、相変わらずの強気なコメント。リーグ戦に優勝し、2冠タッグ王座への挑戦が決まれば、4月14日の後楽園ホール大会でセミで同タイトル戦、メインではJWP認定無差別級王座の防衛戦を行うと豪語している。やはり、2月17日の大阪・淀川区民センター大会で春山香代子の挑戦を退けたことが大きな自信となっているようだ。しかし、ここまで言われてLeon&新田猫子が黙っているわけがない。Leonの実力はいまさら多くを語る必要はないが、新田も 身体能力に長けており、だからこそLeonのパートナーとして白羽の矢が立ったはず。この2人がうまくかみ合えば、いくら中島&ボリショイといえども、侮れない存在となる。中島のビッグマウスが命取りとなりかねないだけに、冷静沈着なボリショイの手綱裁きが注目される。