※オフィシャルHPより転載

12月24日(月・祝) 後楽園ホール 《CLIMAX 2012~JWP 20th~》 12:00

第一試合 JWP認定ジュニア&POP選手権 30分1本勝負 
<王者>ラビット美兎 VS <挑戦者>勝愛実
 今秋からタッグマッチで対戦を続けてきたラビット美兎と勝愛実。JWP認定ジュニア&POP王者のラビットに対し、勝は直接対決で2勝1敗と勝ち越して迎えた12月2日の東京キネマ倶楽部大会で、またもやラビットからフォール勝ち。この結果に、ラビットはタイトルを懸けてシングルで対戦することを決めた。JWPの将来を担う期待の若手である2人。すでにライバル関係もしっかりと構築されており、先に王座を獲得したラビットに勝はジェラシーを感じていることは間違いない。一方、チャンピオンでありながら、タッグマッチとはいえ、負け越してしまっているラビットにも意地があるはず。後楽園ホールという大舞台で用意されたタイトルマッチ。勝った選手が2013年に女子プロレス界の若手グループの先頭を走ることになりそうだ。

第二試合 タッグマッチ 20分1本勝負
Leon&ケイ・リー・レイ VS DASH・チサコ&仙台幸子
 イギリスからケイ・リー・レイが参戦し、Leonと組んでDASH・チサコ&仙台幸子と対戦することになった。レイは未知数な部分が多々あるが、レスリングセンス抜群のLeonとのコンビならば、そうした不安も解消できそう。これに対し、姉妹タッグとして息もピッタリなチサコと幸子。Leonのことは熟知しているだけに、レイを攻略できれば試合運びは楽になる。イキのいいセンダイガールズコンビと、可能性を秘めたLeon&レイ。これまでの後楽園ホール大会でのマッチメークとは一味違った試合が見られることは間違いなさそうだ。

第三試合 ザ☆WANTED!?プレゼンツ・サンタのファッションショーからのバトルロイヤル
~サンタのコスプレが似合う子集めてみました~!!~ 時間無制限
参加選手:阿部幸江、KAZUKI、川佐ナナ、ライディーン鋼、春日萌花、星ハム子、藤本つかさ、Ray、救世忍者乱丸、他
 ザ☆WANTED!?として存在感を示したい阿部幸江&KAZUKIが企画したのは、サンタのファッションショーからのバトルロイヤル。かわいいサンタと見た目そのままのサンタが入り混じることになりそうだが、その中にあって12月16日の道場マッチで、ライディーン鋼は特別ルールの試合に敗れて、トナカイのコスプレで出場することが決まった。WANTEDの補欠員にもなっているライディーンだけに、ここは盛り上げるために一役買う必要がありそう。また、大阪大会ではお馴染の救世忍者乱丸も参戦。Rayとマスクウーマン同士でサンタコスプレに挑戦することになっている。毎年、この時期では道場マッチで繰り広げられているサンタクロースだらけのバトルロイヤルが、後楽園ホールに出張する形になるのか、それともスペシャル版としてスケールアップすすのかは、WANTEDと次第ということになりそうだ。


第四試合 タッグマッチ 20分1本勝負
中森華子&モーリー VS 大畠美咲&松本浩代
 JWPに反旗を翻してさくらえみ率いるハートムーブ系リフォームに加入している中森華子&モーリー。同じユニット内でのJWP認定無差別級選手権は逃したものの、今回は同期で乗りに乗っている大畠美咲&松本浩代と対戦が決まった。中森とモーリーからすれば、後楽園ホールという絶好のシチュエーションでJWPにひと泡吹かせてやりたかったというのが本音かもしれないが、何もJWPと戦うことだけが彼女たちの望みではない。さくらと共闘しているのも、向上心を持ってトップに立ちたいという願望から。そのためには、女子プロレス界の中心に立ちつつある大畠&松本を倒すことも求められるはず。とはいえ、大畠と松本がそれを容易に許すはずもない。ここは、ユニットなどの抗争を越えて、同期のライバル4人としてしのぎを削るような試合が期待される。


第五試合 シングルマッチ 30分1本勝負
コマンドボリショイ VS 米山香織
 タイから帰国後、その言動がブレている米山香織に対し、不信感だけを募らせてきたコマンド ボリショイ。JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ王座を中島安里紗とのコンビで奪取したものの、米山はJWPに戻るどころか中森華子とモーリーを味方に引き入れ、さくらえみとハートムーブ系リフォームを結成。もはや、JWPの一員として活動していくのかどうかもはっきりしていない。そんな米山が、シングルマッチの相手としてボリショイを指名。「今の米山には一切、興味がない」と言い放ったボリショイだが、その真意を確かめるべく、この要求を受けて立った。「言いたいことがあるなら、リングでやればいい」と言う米山だが、それがJWPの誰一人にも伝わっていないことが、混乱を招いていることは間違いない。選手代表のボリショイは、こうしたことにも責任を感じてリングに上がることを明かしている。4月22日に後楽園ホールで行われたJWP20周年興行から始まった一連の出来事に、ボリショイが終止符を打つことができるのか注目だ。


第六試合 タッグマッチ 30分1本勝負 
春山香代子&倉垣翼 VS 里村明衣子&ヘイリー・ヘイトレッド
 あのバリバリ最強タッグチームのハルクラこと春山香代子と倉垣翼が再々結成を表明。最強で最高の選手と対戦したいとの意向から、里村明衣子&ヘイリー・ヘイトレッドに白羽の矢が立った。そもそも、春山と倉垣はコンビ復活にそれほど前向きではなかったものの、後押ししたのはJWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ王者のコマンド ボリショイ&中島安里紗。というのも、チャンピオンでありながら、同じ団体に最強タッグチームが存在することに疑問を感じており、どちらがナンバーワンなのか決めるために、挑戦者として指名してきた経緯がある。それに加え、先日引退した輝優優が、ハルクラには若手の高い壁となって欲しいとのコメントを残したことも、再々結成の引き金になったようだ。そのハルクラにとって、コンビネーションはともかく、個々の力では春山と倉垣に匹敵する力を持っている里村とヘイリーを迎え撃つことになるが、チャンピオン側から指名があっただけに、ここは王座挑戦のためのステップにしたいところ。この試合が、その試金石になることは間違いなさそうだ。


第七試合 JWP認定無差別級王座選手権 30分1本勝負
<王者>さくらえみ VS <挑戦者>中島安里紗
 3年のブランクを経て復帰した中島安里紗が、トントン拍子にJWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグを獲得し、後楽園ホールのメインに立つことを宣言。有言実行を果たし、挑戦者の立場としてではあるが、JWP認定無差別級王者のさくらえみとの対戦で、ファイナリストとしてリングに上がる。だが、12月2日に東京キネマ倶楽部で行われたJWP対ハートムーブ系リフォームのキャプテンフォールマッチでは、JWPキャプテンの中島が米山香織にフォールを奪われ、大事な前哨戦を最悪な形で落としてしまった。これにより、ハートムーブ系リフォームが勢いを増してしまったことは間違いなく、中島は逆境の中で戦うことを強いられてしまった。さらに、団体最高峰のベルトを懸けてシングルで後楽園ホールのメインに上がるのは初めての中島に対し、さくらはキャリアも豊富で百戦錬磨。どんな精神戦を仕掛けてくるかも分からない。不利な状況ばかりが目立つが、元々はデビュー戦から評価が低く、あまり期待をされなかった新人が、自分の努力と卓越したプロレスセンスでここまで上り詰めてきた。そんな中島だけに、逆境がプレッシャーになるどころか、バネに変えてくる可能性もある。政権交代が実現したばかりの日本で、女子プロレス界でも新たな政権交代が起こるのか注目だ。


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