9月9日(日)東京キネマ倶楽部 13時
「ピュアウォーズ・シリーズ~JWP20th~」

1、シングルマッチ 20分1本勝負
勝愛実 VS ライディーン鋼
 8月19日の後楽園ホール大会でデビューしたライディーン鋼。1年先輩に当たる川佐ナナを相手に奮闘したものの、初陣を白星で飾ることはできなかった。それでも、破壊力があるドロップキックで会場を大いに沸かせるなど、今後の期待度は抜群。今回は、初勝利を目指して勝愛実に挑むことになった。柔道経験者でもあるライディーンは、体格ではJWP選手の中でも1、2を争う存在。あとは、経験を積んでいけば、大化けする可能性を秘めている。対する勝は、後楽園ホール大会の翌日、Teens新木場1st RING大会に参戦。スターダムの須佐エリと組んで、みなみ飛香&岩谷麻優と対戦し、パートナーの勝利に貢献した。他団体の選手と組んだり対戦したりしたことは、勝にとっても新たな刺激となったはず。その経験を活かし、今回は後輩に胸を貸すことになりそうだ。


2、タッグマッチ 30分1本勝負
中森華子&モーリー VS 米山香織&さくらえみ
 当初、中森華子とモーリーがシングルマッチで対戦することになっていたが、両者の強い要望により、JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ王座から陥落したリセットの米山香織&さくらえみと対戦することになった。その理由について、中森は「このカードは自分のわがままではなく、JWPの一員として今後のためにリセットと対戦するという事を会社に受け入れていただき、変更になりました。モーリーと組んでやってやりたいと思います」とコメント。モーリーも「今、自分にとってリセットと試合しなければならないと思っています。その中で絶対に何かを生み出します。それが何か9月9日キネマ、みなさんに見届けていただきたいです」との声明を出している。JWP認定無差別級王者の春山香代子から、次期挑戦者として名前が上がっている中森とモーリー。チャレンジャーとなるためには、何らかのアクションを起こさなければならない。そのためには、8月19日の後楽園ホール大会で敗れながらも、存在感を見せつけたリセットは格好の相手となりそうだ。


3、スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
春山香代子&ヘイリー・ヘイトレッド&ラビット美兎 VS 阿部幸江&KAZUKI&川佐ナナ
 JWP認定無差別級王者として、8月19日の後楽園ホール大会で花月の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した春山香代子。また、JWP認定ジュニア&POP王者のラビット美兎も、成宮真希を下して3度目の防衛を果たした。その2人がヘイリー・ヘイトレッドとのトリオで、阿部幸江&KAZUKI&川佐ナナと6人タッグマッチで激突する。阿部とKAZUKIのザ☆WANTED!?の中に入って、川佐がどんな戦い方をするのか、まずは目が行ってしまいがちだが、春山とヘイリーという強力な布陣に対し、WANTEDがまともにぶつかるかどうかで、戦局は大きく変わってくる。まして、即席チームである春山&ヘイリー&ラビットだけに、阿部とKAZUKIが川佐を手の内に入れれば、チャンスは十分に出てくるに違いない。一方で、春山とヘイリーはWANTEDの策略を跳ね返すだけの実力とパワーを兼ね備えており、ラビットが掻き回すことができれば、WANTEDらしさが機能しなくなる可能性もある。その当たり、春山とヘイリーのバランスと、WANTEDの勝敗を分けそうだ。



4、スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
倉垣翼 VS 豊田真奈美
 JWPのリングで約7年ぶりの再戦が決まった。当時、JWP認定無差別級王者だった倉垣翼が、同王座挑戦者決定リーグ戦を勝ち上がってきた豊田真奈美の挑戦を受けた後楽園ホール大会で、ジャパニーズオーシャンクインビーボムを決められて防衛に失敗。王座から陥落した。その後、倉垣は6年以上、無差別級王座からは遠ざかってしまったこともあり、豊田戦の敗北は忘れようにも忘れられない試合。その雪辱を期して、今回のシングルマッチに臨むことになる。一方、今年はデビュー25周年イヤーとなる豊田。JWPのリングは8月12日に東京キネマ倶楽部で行われた獅子の穴興行、8月19日の後楽園ホール大会に続いて3大会連続となる。飛翔天女と呼ばれた天才が、キャリアを積むことで熟練味を増し、今でも存在感を示している。ビッグマッチのメインを飾っても不思議ないスペシャルシングルマッチ。7年の時を越え、倉垣がJWPファンの前でリベンジを果たすことができるのか注目だ。


5、JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権 30分1本勝負
<王者>コマンドボリショイ&中島安里紗 VS <挑戦者組>Leon&Ray
 8月19日の後楽園ホール大会で、米山香織&さくらえみを破ってJWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ王座を奪取したコマンドボリショイ&中島安里紗。試合後のインタビューで、次の大会で早速、防衛戦を行うことを表明していたが、挑戦者に選んだのはマスカラ・ボラドーラスのLeon&Rayだった。ボリショイは、その理由として「前々王者の植松輝(植松寿絵&輝優優)がマスカラ・ボラドーラスから防衛して同王座を返上。植松輝とはもう出来ないので、初防衛戦の相手としてはマスカラ・ボラドーラスは避けて通れない相手。きっちり防衛します!」と語っている。また、米山&さくら戦で殊勲の星を上げた中島は、Leonをリスペクトしているからこそ、勝ちたい相手と言い、連続金星を目指すことを明言した。ボリショイが言うように、名タッグチームとして足跡を残した植松&輝に、Leon&Rayが肉薄したのは事実。さらに、Leonは8月26日のREINA新宿FACE大会で、初代REINA-CMLLインターナショナル王座を奪取しており、勢いに乗っている。初防衛戦から難敵を迎えることになったボリショイ&中島。タッグチームとしては、完成の域に入っているマスカラ・ボラドーラスに対し、まだまだ未完成ではありながら、成長の余地を残す王者組。受けに回ると厳しい戦いを強いられるだけに、いかにボリショイ&中島が積極的に攻めることができるかがポイントとなりそうだ。


チケット予約24時間受付中!!
JWPメルマガ
DVD通販
新人募集