※オフィシャルHPより転載


8月19日(日) 後楽園ホール 12時
PURE-SLAM 2012~JWP 20th~



1、ライディーン鋼デビュー戦 15分1本勝負
ライディーン鋼 VS 川佐ナナ
※この日より松本法子がライディーン鋼(はがね)に改名
 JWPから1年ぶりに新人選手がデビューする。松本法子を改めライディーン鋼は、4月に練習生として入門し、6月28日の公開プロテストに合格。平成3年10月25日生まれの20歳で、163センチ、84キロの大型選手だ。これまで、柔道に打ち込み、初段を獲得。スケールの大きさからも、期待の新人と言っても過言ではない。対戦相手を務めることになったのは、1年先輩となる川佐ナナ。JWPの中では、こちらも大型選手だが、後輩で自分より大きな選手と当たることはなかったはず。1年間で培ってきた経験の大きさを見せつけたいところだ。後楽園ホールでのデビュー戦ということもあり、ライディーンは緊張するかもしれないが、8月5日の道場マッチと8月12日の獅子の穴興行でエキシビションマッチを行っており、リングの感触も掴めているに違いない。あとは、勝敗もさることながら、新人選手らしく気合のこもった試合が求められそうだ。


2、JWP認定ジュニア&POP選手権
[王者]ラビット美兎 VS 成宮真希(アイスリボン)[挑戦者]
 JWP認定ジュニア&POP王者であるラビット美兎が3度目の防衛戦を迎える。挑戦者は7月28日に横浜ラジアントホールで行われた「JRIBBON2012夏女決定トーナメント」の準決勝でラビットを破り、決勝戦も制して優勝した成宮真希。8月12日の東京キネマ倶楽部大会では、タッグマッチで前哨戦を行い、そこでもラビットを下しており、目下、直接対決で連勝を飾っている。もちろん、ラビットからすれば汚名を注ぎたいところだが、身長差がかなりあり、苦手意識が芽生えていても不思議ない。さらに、成宮は同日の夜にアイスリボンで内藤メアリと組んで、志田光&藤本つかさが保持するREINA世界タッグ王座への挑戦も決まっている。ジュニア2冠王座を引っ提げて、1日で三冠奪取の偉業を狙っており、モチベーションの高さはラビットを上回るかもしれない。ラビットにとっては、初めてチャンピオンとしての重みを感じる試合となりそうだが、このような状況で防衛してこそ、真の王者たるもの。2冠王座を巻いた後楽園ホールで、これまでの借りを返すような試合が期待される。


3、故・プラム麻里子さんメモリアル・オンリーギブアップ6人タッグマッチ
阿部幸江&KAZUKI&モーリー VS 吉田万里子&カルロス天野&anna
 25年前の8月16日に逝去された故・プラム麻里子さんのメモリアルとして、豪華なオンリーギブアップ6人タッグマッチが決定した。阿部幸江&KAZUKI&モーリーのザ☆WANTED!?は直接、プラムさんと関わりはなかったものの、JWP全選手が毎年、プラムさんの命日にお墓参りをしているように、その精神はコマンド ボリショイを通じて引き継がれている。それを示すかのように、決して得意とは言えないはずのWANTEDの3選手から、この試合形式でのメモリアルマッチを要望した。しかし、対戦相手になったのはオンリーギブアップマッチはお手の物と言える吉田万里子&カルロス天野&anna。吉田はプロレスでの活動は少なくなっているものの、関節技のスペシャリスト。天野も関節技を得意としており、このメモリアルマッチには欠かせない選手。そして、まだデビューして4ヵ月だが、藪下めぐみ門下で格闘技戦でも活躍しているannaは、オンリーギブアップマッチならばキャリアの浅さを補うことができる。さて、8月12日の東京キネマ倶楽部大会でのオンリーギブアップマッチで、ボリショイ&天野に敗れたKAZUKI&モーリー。阿部が加わっても、やはり不安は否めない。それでも、自分たちから志願して実現したこの試合。WANTEDは秘策があるに違いない……と言い切れないところが、WANTEDらしさではあるが、何かを期待させてくれるのも、またWANTEDだ。


4、PURE SLAMスペシャル6人タッグマッチ 20分1本勝負
倉垣翼&勝愛実&ヘイリー・ヘイトレット VS Leon&豊田真奈美&Ray
 ヘイリー・ヘイトレットが久々に来日し、倉垣翼&勝愛実と重量級トリオを結成する。倉垣とヘイリーは対戦することが多いが、この2選手が並び立つのは壮観。勝はこのスペシャルなタッグに臆せず、ついていくことが必要だ。一方、LeonとRayのマスクウーマンタッグに、豊田真奈美が加わり、こちらもスペシャル感満載のチームが実現。Leonは常々、豊田に憧れてプロレスラーになろうと決意したことを公言。8月12日の獅子の穴興行で対戦し、敗れはしたものの、豊田から「私より凄いことをやっている」とお墨付きをもらい、この試合への出場も快諾された。パワー対スピード&テクニックの典型的な試合となりそうだが、倉垣は組んで良し、動いて良しの選手で、ヘイリーも意外に小技が効く選手。パワー負けは否めないだけに、Leonが豊田&Rayとコンビネーションを取りつつ、相手の力を封じ込めるような試合をすることができるかがカギとなりそうだ。


5、JWP20周年スペシャルタッグマッチ 20分1本勝負
 中森華子&大畠美咲 VS 尾崎魔弓(OZアカデミー)&輝優優


6、JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合  30分1本勝負
【王者組】米山香織&さくらえみ vs コマンド ボリショイ&中島安里紗 【挑戦者組】

7、JWP認定無差別級選手権試合 30分1本勝負
【王者】春山香代子 vs 花月(センダイガールズ)【挑戦者】