ピコの悩みを知ってか知らずがある人がこんなことを言ってきた

「ボリショイキッドがもう一つの顔を持つというのはどう?」


声の主は・・


ヤマモの愛称で親しまれているJWP代表の山本さん。


ピコ「どうしてですか?」

山本さん「今のスタイルじゃこれまで培ってきたものを生かせないから」


楽しいピエロが二面性を持っている・・

うーん(グレートムタさんみたいな感じかな?)

どんな感じになるんだろう?

すぐにイメージは出来ない・・


だけど

不安よりも現状を変えたいと思っていた時期だったから

考えがまとまる前に

「面白そうです。やってみたい!」

というような返事をした


山本さんの中ではもうイメージが出来ていたのかもしれない

しばらくして名前が

コマンドボリショイに決まった


何となくロシアのコマンドサンボを匂わせるリングネーム

昔からUWFが好きで、前田日明さんが好きで

その前田さんを苦しめるヴォルク・ハンの技術が好きで何度もビデオをみて研究していた。

ヴォルク・ハンはコマンドサンボの使い手のロシア人だった


大好きなボリショイキッドを続けられる喜び

本来好きだったガチガチのレスリングが出来る喜び


楽しいスタイルのキッドと激しいスタイルのコマンド

どちらもピコの本来の姿


一度のプロレス人生で2つの異なる試合スタイルさせてもらえるなんてなんて贅沢


20年経って改めて、贅沢なプロレスラー人生だったと感謝しています。



今日のお話はここまで。

明日は何を書こうかな。。にひひ



続く



きっとね虹