※オフィシャルHPより転載

『Road to JWP 20th(5)』
◆6月12日(日)東京キネマ倶楽部(13:00)

▼JWP認定ジュニア&POP王座次期挑戦者決定戦20分1本勝負
 masu-mevs勝愛実
 流出しているジュニア王座奪回に向け、masu-meと勝が挑戦権を争う。キャリア半年のmasu-meと2カ月の勝、どちらも挑戦が決まれば抜擢となるが、同王座は中島安里紗が松本浩代に敗れて以来2年半も流出しており、2人にかかる期待は大きい。masu-meは4・17キネマでデビュー2戦目の勝に初勝利を許す屈辱を味わっている。今回はリベンジに燃えているはずだ。

▼タッグマッチ 30分1本勝負
 コマンドボリショイ&矢神知樹vsKAZUKI&森居知子
 レインボードラグーンがザ☆WANTED!?と対戦。相手をおちょくるのを得意とするKAZUKI&森居に、真面目な矢神が困惑しそうだが、タッグ歴ではレインボードラグーンが上。ボリショイがうまく矢神をサポートするだろう。どちらが主導権を握るかが、試合の展開を大きく左右しそうだ。

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
 春山香代子&倉垣翼&大畠美咲vs輝優優&植松寿絵&飯田美花
 春倉と植松輝が6人タッグマッチで対戦。植松輝は久し振りのタッグ結成となり、植松は引退発表後、初のJWP参戦となる。これまで春倉と植松輝はベルトを巡って名勝負を展開してきたライバル。春倉にとっては08年10月にベルトを奪われたまま。リベンジを果たし「キング・オブ・タッグチーム」からタッグNO・1の称号も奪いたいとるためにも、いつかはタッグで対戦しなければいけない相手だ。また、植松輝も別のパートナーでそれぞれ巻いているが、植松輝としては約2年半も王座から離れている。この試合がタイトルマッチにつながるか、または別の展開が待っているのか。ただの6人タッグマッチは終わりそうにない。

▼J-1グランプリ2011トーナメント準決勝 TLW世界女子シングル選手権 30分1本勝負
 阿部幸江vsヘイリー・ヘイトレッド
 倉垣、春山と、優勝候補を破ってベスト4に進出したヘイリー。目標としていた最強外国人の座だけではなく、JWPのトップも見えてきた。しかし、今回の相手は曲者の阿部。これまでの直進型パワーファイターとは正反対の相手だけに油断はできないだろう。対する阿部にとっては、あまり縁のなかったシングルのタイトルを獲得する大きなチャンス。デビュー15周年の記念となる優勝は何としてもほしいところ。ヘイリーの大きな体を転がして3カウントを奪うことができるか。

▼同トーナメント準決勝JWP認定無差別級選手権試合 30分1本勝負
 (王者)Leonvs中森華子(挑戦者)
 Ray、DASH・チサコを相手にハイスピード王座を防衛してきたLeon。中森には無差別級のベルトをかけることを決めた。米山から奪った同王座の初防衛戦となる。Leonは獅子の穴の仲間でもある中森について「最近の成長からしてもJWPの象徴であるベルトの挑戦者にふさわしい相手」と語っている。中森は無差別級のベルトを獲るため3月にJWPに入団した。これは3年前のLeonと同じであり、Leonにもその思いは伝わっているだろう。今回のトーナメントで勢いだけではなく、成長も見せている中森は、まだJWPの先輩から勝利をあげたことはないが、いつ結果を出してもおかしくない試合を見せている。初のベルト挑戦だが、いきなり奪取というのも夢ではないはず。多くの選手がデビューした06年組の中で遅れを取っていたが、今は同期の中で一番早くトップのベルトを巻くチャンスにこぎ着けた。デビュー以来、最大の大一番に臨む中森の覚悟を見守りたい。