オフィシャルHPから転載

『JWP-MANIAX2011』
◆4月3日(日)東京・後楽園ホール(12:00)

▼JWPプレ20周年記念試合スペシャル8人タッグマッチ30分1本勝負
 ボリショイ・キッド, masu-me&ダイナマイト・関西&カルロス天野 vs 中森華子,森居知子&尾崎魔弓&輝優優
 JWP旗揚げ20年目に突入する大会を飾るのは旗揚げメンバーから昨年末にデビューした選手まで、幅広く集まった記念試合。最近では少なくなった8人タッグマッチだが、黎明期には必ずと言ってもいいほど行われており、13団体が参加した東京ドーム大会でも8人タッグマッチを提供するなど、JWPの代名詞とも言える形式だ。若い選手にとっては先輩選手との対戦同様、多人数の中での戦い方を勉強できるいい機会となる。カードは現役が2人ずつ、OGが2人ずつという組み合わせ。OZ正規軍やdog lock beの正規コンビ、尾崎&輝という記念試合限定の越境タッグ実現など見どころは多いが、ボリショイは「今のJWPの自分たちが別れる事で今のJWPを見せることもできる」とコメント。この辺りにJWPをずっと守ってきたプライドを感じる。中森も「現メンバーとして(元所属選手に)負けるわけにいかない」と意気込みを語っているだけに楽しみだ。もちろん、初対決も多いだけに思いも寄らない展開も生まれる可能性がある。特に注目したいのが「誰が誰だかわからないところもある」とコメントした尾崎に「お母さんが同じ歳ということで、お母さんにぶつかっていく感じで頑張る」と言い放ったmasu-me。デビュー4カ月の彼女にとって厳しい試合を強いられそうだが、JWPの歴史を知るいい機会になる。そして、JWPを19年間支え続けてきたボリショイは、JWPマットでは久しぶりとなるキッドでの出陣となる。団体を引っ張る立場になってからは、なかなか機会に恵まれなかったが「19年前から所属していたのはボリショイ・キッド」と出場を決断した。後楽園ホールを笑いで明るくしてくれるはずだ。

▼JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合30分1本勝負
 (王者組)春山香代子&倉垣翼 vs アジャ・コング&ヘイリー・ヘイトレッド(挑戦者組)
※王者組は第36代JWPタッグ王座が初、第9代目デイリータッグ王座が2度目の防衛戦。
 昨年末の再結成以来、タッグ王座奪取、「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2011」全勝優勝と「バリバリ最強NO・1」として君臨する春倉。その2人がどうしても戦わなければならないのが、12月23日の後楽園大会で「この借りはもっとまともな形で返しに来る」と言われたアジャだ。前回はパートナー阿部に振り回されたが、今回のパートナーはヘイリー。昨年からJWP常連となっているが、07年5月の初来日から最強外国人選手として暴れ回っている女皇帝戦士だ。春山は「あの人が言ってる英語ははっきり言って全くわからないけど、熱いハートは感じた」と、倉垣は「負けたところを見たことがないので狙っていく」とヘイリーに一目置いている。その上で「4人が最強じゃないと意味がない。2人ともやりがいがあるし、春倉が勝ってベルトを守る」と宣言。日米最強タッグを倒すことで、春倉がさらに上へ行くことを狙っている。さらに「防衛したら初代(JWPタッグ)王者とやりたい」と尾崎魔弓の名前を出し「この試合を見て挑戦して来てほしい」と希望した。アジャにとって因縁の相手であり、踏み台になるのは耐えられない屈辱。この発言をもし耳にしていたら、試合中に尾崎の姿を見つけたら、アジャは全力で春倉を潰しに来るはずだ。春倉は自ら厳しい状況を作りあげてしまった形だが、相手が強ければ強いほど、バリバリ熱くなるのが春倉の真骨頂だ。

▼JWP認定無差別級&ハイスピード選手権試合30分1本勝負
 (無差別級王者)米山香織 vs Leon(ハイスピード王者)
※第15代王者は11度目、第4代王者ハイスピード王者は2度目の防衛戦。
 無差別級王者・米山が初めてJWP選手の挑戦を受ける。米山が宣言してから9カ月、「米山革命」を否定し続けてきたLeonの訴えに、米山は耳を貸さなかった。3・20板橋ではマスクを脱いで気持ちをぶつけてきたLeonに「少し気持ちが揺らいだ」と明かすも、自身が要求した「3・21獅子の穴興行を満員」「ハイスピード王座の防衛」「ブログを毎日更新」の3つの条件をクリアーしたことについては「考える」と答えるに留まった。最終的に「東日本大震災で日本中が大変な時。米山革命がどうこうとか、Leonの実績とか言ってる場合じゃない。できることはリングの上ですべてを出し切って、勇気や元気を与えること。すべてを出し切るためにはベルトをかけることが必要だった」と防衛戦を決めたが、Leonの米山革命批判を受け入れたわけではなく、防衛後には再び再開することを明言している。Leonがハイスピード王座もかけ、ダブルタイトルマッチとなったことについても、米山は会見で一言も触れなかった。以前は米山も巻いていたベルトだが「無差別級のベルトが上」という気持ちの表れだ。Leonにとっては同期米山は絶対に負けたくない相手であり、無差別級のベルトはJWP入団のきっかけになったこだわりのあるベルト。初奪取への思いは強い。プレ20周年のJWPを牽引するのは米山か、Leonか。今後のJWPを大きく左右する一戦が始まる。
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