2023年7月27日(水)
冒頭から切り出す話じゃないかもしれないですが、僕は最近死ぬことばかり考えてます。
いや、これはけっこう前からですね。
相方のかずみんさんも同じ事言ってたような気がしますね。
どんなコンビや(笑)
死ぬと言えば聞こえは良くないですけども、自殺したいとかそういう後ろ向きな事じゃなく、自分は歳を重ねてきて、周りも歳を重ねてきて、どうしても
「皆んないつか死ぬのか」
と考えてしまうんです(;_;)
そう考えた時に
「1秒でも無駄に出来ないな」
「1秒でも多く楽しく生きたいな」
と思うわけです(;_;)
かずみさんも同じ気持ちなんだと思います。
そして、自分にとって何が幸せか考えた時に、綺麗事でも何でもなく、僕と仲良くしてくれてる人の幸せであり、僕の事を応援してくれてる人の幸せなんです。
自分が死にたくない、幸せになりたいなんてのは当たり前の事なんです。
ても、結局人間は1人では生きられないんです。
ミュージカルアニーの、アニーを養子に貰った大富豪のウォーバックスさんが
「昔はお金持ちになる為に酷い事は何でもした。
でも、結局それを分かち合う者がいないと、人生が虚しい事なんだと気付いたんだ」
と言ってましたが、まさしくその通りだと思います。
HUNTER×HUNTERの主人公のゴンのお父さんのジンが、幻の遺跡を見つけた時に
「本当に嬉しかったのはそれを見つけた事じゃなかった。
一緒に戦った仲間と目を合わせて握手した瞬間だった。
こいつらと比べたら、幻の遺跡みたいなのはただのオマケさ。
大切な物は欲しい物より先にきた」
と言ってたんですが、僕もそう思ってて、売れたりM1優勝するというのは、正直どうでも良くて、今のままでも僕は充分幸せなんです。
でも、親に
「産んで良かった」
THOGOさんのような仲良くしてくれる人に
「仲良くして良かった」
皆さんのような応援してくれる人に
「応援して良かった」
相方のかずみんさんに
「こいつと組んで良かった」
と思われたいというのが1番強いです。
それに比べたら、それ以外の事はまさにオマケです。
残念ながら僕の人生のピークは、未だにぴっかり高木とR藤本としてベジータとナッパでコンビを組んでいた時です。
でもその時は、僕はRさんをはじめ、色々な方に不快な思いをさせて、迷惑をかけてきて、それを失いました。
自分の人生の中では活躍してた方なのに、全然楽しくなかったんです。
でも、今はDB芸人としては年に数回仕事を頂くだけでも、Rさんとたまに会った時に普通に会話出来る事が、未だに一緒にお仕事させて頂ける事が幸せですし、テレビとか出てなくても、山梨住みます芸人のようにたくさんの人に知って頂かなくても、YouTubeで数人しか視聴者がいなくても、毎日僕の配信を楽しみに観に来てくれている人がいる今が幸せなんです。
僕は少し前に芸人辞めようかどうか悩んでました。
それはDB芸人のイベントでのベジータ1グランプリで、僕が失敗した時に、イジられた時に、ウケなかったからです。
むしろ、芸人さんにもお客さんにも引かれていた印象でした。
今までは、どれだけクズだと言われようが、どれだけ失敗しようが、周りにイジって頂く事によって、突っ込まれる事によって、お客さんにたくさん笑って頂けてました。
それで救われていたんです。
芸人はどれだけ辛い事があっても、そこに笑いがあったら救われるんです。
でも、芸人もお客さんも笑っていなかった。
「お前嫌いだ」
とイジられて笑われるんじゃなく、本当に嫌われているような気がしたんです。
ほんとはそこまでじゃなかったのかもしれませんが、体感としてそう感じてしまいました。
最近そう思う事が増えてきてたからです。
だから、DB芸人として改めて活動させて頂いて初めて、僕自身も楽しく出来なかったんです。
これから芸人活動を続けていって、また色々な芸人さんと苦手な人付き合いをして、僕の人間性で嫌われていき、お客さんにも嫌われていくのか…
と想像したら辛くなっちゃって。
そしてその時にウケていないのを想像したら、それが1番辛かったです。
僕は今はYouTubeでほとんど生計を立てているのですが、それ以上に、YouTubeで少ないながらも、僕という人間を求めてくれてる人と触れ合えるのが僕の心の支えなんです。
僕はもちろん売れる為にお笑い活動してますが、今後もし売れる事が出来て、忙しくなった時に、今後YouTube生配信でファンと絡むという支えを奪われて、やりたくもない人付き合いをして、ドンドン嫌われていって、ウケなくなっていくのか、ひょっとしたら僕の事を応援してくれている人も離れていくかもしれないなと想像した時にしんどくなったんです。
しっかり売れる事を想像してしんどくなってるのが、自己採点甘いですが、それは置いといて下さい。
そうなって、しんどくなって生きづらくなるのだったら、大好きな芸人やお笑いを嫌いになる前に、気楽にYouTubeだけやってた方が幸せなのか?
と思ってしまったんです。
でも、相方のかずみんさんが、僕が悩んでるのを察して
「俺は今後も解散するつもりはない」
と言ってくれたんで、思いとどまったんです。
本来、お笑いも芸人さんも好きなので、辞めたくはないですし。
最近は自分がつまらない、好かれない、芸人気質ではない事を受け入れたら、少し楽になって、お客さんにも少し笑って頂けるようになりました。
テレビに出てなくても、M1勝ち上がれてなくても、よしもとの劇場に所属出来ていなくても、今は大してボケずに、かずみさんの横でリアクション取ったりイジられたりしてるだけなんですが、お客さんがたくさん笑ってくれるから、今は僕は芸人活動は楽しいです。
自分と気が合う人と、自分に向いた事をしていくという事の大切さを知りました。
僕は人気がないから、人に愛されて来なかったから、報われない人生だったから、僕の事に向き合ってくれて、お金も時間も気持ちも使ってくれて、応援してくれて、毎日楽しんでくれている方達を幸せにしたいと、こんな僕を応援してくれてるんだから報われて欲しいと、YouTubeのメンバーシップを作ってそれを盛り上げていこうと必死になりました。
でも実はそれすら求められてなくて絶望的な気持ちになりました。
それが原因で、かなりギスギスしてたと思います。
だからもっと緩くやっていこうと決めたら少し楽になりました。
お客さんに笑って頂かないと、応援してくれてる人
に楽しんで頂かないと、何より自分が楽しめないと意味がないですからね(;_;)
そして、THOGOさんが僕のblogを引用して
「親友である以上、最低限ポジティブ、
最大限カッコいい生き方してください。
どんなんなっても見捨てることはないですが、
とりあえずチューニングは合わせて欲しいと思いますw」
とコメントしてくれました。
僕もTHOGOさんも、もちろんお互いを親友だと思ってますが、今はTHOGOさんにお世話になってばかりで、僕は何も出来ずに、僕にとってばかり都合の良い友達関係になってしまってるんです。
そして、僕もTHOGOさんも友達なんて必要ない。
周りの人達に
「友達じゃないんです、僕の友達は仕事なんです」
というスタンスでやっているんです。
もちろん自分の事を応援してくれてる人達や、支えてくれてる人達に友達なんかとは比べ物にならないぐらい心を許してるけど
「友達」
なんて言ってたらキリがないし、仕事にならないからです。
特にTHOGOさんは僕なんかよりも仕事で深く接している人や、THOGOさんに貢献してる人がいっぱいいるわけです。
その人らからしたら、僕ごときに親友と言ってるのを見るのは気分の良い事ではないでしょう。
なのにあえて
「親友」
と呼んでくれた所に愛を感じましたし、その言葉の重みを知ってるので、気が引き締まりました。
でもだからといって
「THOGOさんの為に、応援してくれてる人の為に命賭ける!」
て熱くなるのじゃなく、もっともっと緩く生きます(笑)
僕、そういうの出来ない人間のようです(笑)
張り切り過ぎるとギスギスしちゃって、自分は楽しめない、それによって周りの人も楽しめないようです(;_;)
人間の器が小っちゃいんで(笑)
出来ないことは無理してやらない事にします(笑)
小さな事からコツコツと!(;_;)
これからの残り少ない人生、緩く楽しく、そしてほんの少し熱く生きていけたらいいなと思ってますっぴ(;_;)
ふにゅ〜(;_;)