プロボクサーには元々なるつもりはなかった私ですが、何かノリでなっちゃいましたお(;_;)
 
 
暗い所怖い、ホラー映画怖い、お化け屋敷怖い、ジェットコースター怖い、高い所怖い、めちゃくちゃビビりで、痛いの嫌い、しんどいの嫌いの根性なしの僕が、よく極真空手1年、ボクシング6年ほどもやってたなと思います(;_;)
 
 
空手時代にも、ボクサー時代にも
「しんどいのとか、痛いのを顔に出し過ぎる」
と言われてましたお(笑)
 
 
そんな僕がなぜそんな格闘技の世界で頑張れたかというと…
 
 
 
 

 
 
 

 
 
  
 
  
 
 
 
 
  

  
 
 
 
 
 
ドラゴンボールなどの、週刊少年ジャンプの漫画と
グラップラー刃牙などの、格闘漫画のおかげである(;_;)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   

 
とにかく、漫画の影響を受けまくっていた…
 
 
というか、漫画が人生の教科書だった僕は
 
「友情」「努力」「勝利」
を合言葉に生きてましたお(;_;)
 
 
「勝利」
だけが全然手に入らんかったけども(;_;)
 
 

 
 
NGKの駐車場係や掃除の仕事の社員をやりながらプロボクサーをやっていたので、疲れが取りきれず、試合前とかしか走らなかった僕ですが、代わりにジムで縄跳びを跳びまくってました(;_;)
 
 
グラップラー刃牙のように、脳内麻薬エンドルフィンが出るまでひたすら縄跳びをダッシュで長時間跳んでましたお(;_;)
 
 
僕は1ヶ月で体重を10キロ落として、試合が終わったら1週間で10キロ落とすという不摂生な事をやり続けてたので、最後の方は代謝が悪くなって全く汗をかかなくなってしまって、体内に熱がこもって減量中はずっとしんどかったです(;_;)
 
 
NGK(なんばグランド花月)の掃除を夜中していた時に、あまりにも暑すぎて、誰もいないのを良い事にパンツ一丁で掃除してたら、忘れ物をとりに来た劇場のモギリの姉さんに見つかって、偉い目にあいましたお(;_;)
 

 
よくクビにならんかったもんや(;_;)
 


減量はマジできつかったです(;_;)
 
 
全く眠れないし、やっと眠れたと思ったら、神経が過敏になって、水道の水滴の音とかでも目が覚めて、何度も起きてしまうし、大食いしてしまった夢を見て、慌てて起きて夢だった事に安心するなんて事は何度でもあるし、ジュースの自動販売機の前に通りかかるたびに止まって、ジュースをボーッと眺めていました(;_;)
 
 
 
コンビニで
「グラム数の少ない食べ物何やろ?」
と食べ物を手に取って眺めていたら、お店出る時に店長に
「ポケットの中のもんだせ」 
と、万引きに間違えられた事もあります(;_;)
 
 
 
「やってるかぁ!
それやったらポケットの中調べろや!
ほら!
レシートもちゃんとあるやろがい!」
と怒鳴ったら
「それやったらそういう事でええわ」
と言って帰されたんですが、ほんまは疑ってるのに絡まれたから諦めたみたいな言い方の店長を思い出して頭にきて、お店に戻って
「こんなもんいらんわい!」
と買った商品を投げつけたけど、こっちはちゃんと買ってるのに万引き扱いされて不快にされたのに何で商品返さなあかんねんと思いたって
「返せ!」
と、また返して貰いました(;_;)
 
 
その時レジにいたの店長じゃなかったので、ただのやべぇ奴がお店に来ただけになりました(;_;)
 
  
天空の城ラピュタで、パズーがムスカに、シータを諦めろと金貨を渡されて
「こんなもんいるか!」
と捨てようとしたけど捨てきれずに受け取ってしまった気持ちが痛いほどわかりましたお(;_;)
 
 




意思が弱いから、真夏の暑い時期に小銭をポケットの中に入れてロードワークに行ったのですが、途中でコーラを買ってしまい
「こりゃあいかん!」
と、その買ったコーラを頭から被って捨てるという事もした事があります(;_;)
 
 
減量の後半は、食べ物の事じゃなくて、水の事しか考えられなくなります(;_;)
 
 

だから、あしたのジョーで減量中にお腹が空いて屋台のうどん屋さんに飛び込んで
「おっさん!
うどんかけ2杯!
大至急で!」
と頼んでめっちゃ美味そうに食べてて、しかもお店にしょっちゅう来てたマンモス西はかなり意思が弱いです(笑)
 
 
減量の最後の方は身体中の水分がなくなって、シャワーを浴びただけでその水分を吸って体重が増えてしまいます(;_;)
 

サウナに入って汗を落とす印象があると思いますが、サウナに入っても汗が出ないんで、ただ苦痛なだけなんでサウナには一切入らなかったです(;_;)
 
 
サウナスーツを着て練習しても汗が出ないんですもん(;_;)
 
 
 
そんな状態なんで、毎回試合の日はフラフラでした(笑)
 
 
会場の階段上がるだけでもしんどいのに、勝てる訳ないですよね(笑)
 

 
ナジームハメドは、よく試合の時にあんな無駄で派手な事に体力を使えるよ(笑)
 
 
減量前は結構体重あるもんだから、フライ級のくせにバンタム級からフェザー級の人とスパーリングさせられてました(;_;)
 
 
ボクシングて1階級違うだけでパンチ力全然違うのに、フェザー級のランカーの人とスパーとかさせられる時もあるから、めちゃくちゃ怖かったです(;_;)
 
 
ただ、僕はパンチ力は全然ないのですが、よけるのだけは死ぬほど上手かったんです(笑)
 


格上の相手とばっかりやる緊張感からくる、グラップラー刃牙で言う所の
「死にぎわの集中力」
が身についてました(;_;)
 
 
交通事故にあう人とかは、その瞬間に自分の人生を走馬灯で振り返ると言いますが、一瞬に人生を振り返るというのはそうとうな集中力です(;_;)
 

それを日常で使えたら最強じゃね?
 
というのが、刃牙の父親、最強の生物の範馬勇次郎の考え方で、それにならって刃牙も崖から飛び降りたりしてたんですが、僕もそれに近い感覚で、全盛期はマジでパンチがスローに見えてました(;_;)
 
 
スローなパンチを避けていくというより、感覚として、避けている中で自分自身もスローになって時間そのものがゆっくりになる感覚です(;_;)
 
 
 
 
ある時、同じフライ級で殺人的なパンチ力ある、後々日本チャンピオンになられた方とスパーリングをする機会があったんですが、フェザー級の人とかと普段スパーリングしてるから自分が打たれ強いと勘違いしてまうんですよね(;_;)
 
 
相手のパンチがスローに見えてる中で
「これ1発ぐらい貰っても大丈夫かな…」
と顔に貰った時に、鼻が折れそうなぐらい痛かったんで、急に
「やべぇ…」
とディフェンス能力全開でいきました。
 
 
僕が1番得意だったスタイルは、総合格闘技とか好きだったんで、額で相手のパンチを受けつつ、相手の懐に潜り込んで相手にくっついて相手の体勢を崩してからパンチを打つというセコ技でした(;_;)
 
 
はじめの一歩の小橋健太のような相手の嫌がる事をするスタイルに突進力つけたような、嫌で地味なスタイルでした(;_;)
  
 
パンチないから全然恐れられてなかったんですが、めっちゃ嫌がられてました(;_;)
 
 
だいたい避けるし、パンチ受けても額で受けるので、何人か殴った方がダメージ受けてました(;_;)
 
 
試合もだいたい無傷で負けてました(;_;)
 
 
モデルより顔殴られるの嫌がってました(;_;)
 

 
 
試合終わったら綺麗な顔してたんで、毎回
「おっ!
勝ったか!」
と言われてたんですが、毎回大差の判定負けでした(;_;)
 
 
ボクシングは言うても競技なんで、綺麗にワンツーを打てる人が勝つんですよね(;_;) 
 
 
僕はボクシング下手くそだったし、頭から突っ込んでいくスタイルなんで、相手に頭が当たってなくても頭突きで減点取られてました(;_;)
 
 
んで、キャラが覚えられやすいんで、試合やる前から審判さんに
「頭気をつけろよ!」
と注意されてました(;_;)
 
 
パンチ無いからKO勝ちでけへんし、これじゃ勝てるわけねぇっす(;_;)
 
 
 

 

そのスパーリングの時も相手の方が
「こんなんボクシングちゃうやん!」
とめちゃくちゃイラつかれてたのは覚えています(;_;)
 
 
でも気付いたらジムの二階で寝転んでいて、皆んなが心配そうに覗いていました(;_;)
 
 
どうやらKOされて気絶させられたみたいでした(;_;)
 

さすが、殺人パンチのルーキーやなと思ってたんですが、後でスパーリング見てた人から聞いたら
スパーリングが終わって、相手の人に僕が握手しようとしに行った瞬間に思いっきり顔面に左フックを喰らってたらしいです(笑)
 
 
全然覚えてないっす(笑)
 
 
 
お互い引退して数年後に、相手の人に
「あの時はイライラしてわざとやってしまいました。すみませんでした」
と謝られました(笑)
 
 
 
でも僕は漫画オタクで格闘技オタクなんで、極真空手の世界大会でアンディフグ選手がフランシスコフィリォ選手に、試合終了の合図がなった瞬間にハイキックでKOされて、アンディサイドがめっちゃクレーム入れたけど、大山倍達館長が
「真剣勝負は一瞬の油断も許されない!やめの合図があったなどという言い訳は私には通用しない」
と言い放って、アンディフグの負けにした逸話が大好きなんで、油断した僕が悪いと思ってます(笑)
 
 
 
あと漫画見過ぎで、極真空手時代は酔っ払って組手したり、肋骨にヒビが入ってるのに試合したりしてたと前回のブログに書きましたが、ボクサー時代はまだ厨二病がマシになったとはいえ、風邪で熱があるの黙って東洋チャンピオンの人とスパーリングして、気がついたらまたジムの二階で寝てて、スパーリングの内容は覚えてないんですが
「大丈夫か?」
と心配してくれた会長に
「僕、この後仕事ありましたっけ?」
と聞いて
「知るか!」
と突っ込まれた事だけ覚えてます(笑)
 
 
 

サッカーをやっていたっていう事もあり、下半身鍛えるの好き(下ネタじゃないお)というのもあって、極真空手時代は師範代に
「高木君は右の下段蹴りだかは強いねぇ」
と言われてました。
 
組手の内容もワンツー下段だけで闘うという重量級の選手みたいな試合の組み立てというか、ほとんど下段蹴りだけで闘ってて、たまに色気づいて上段蹴りとかうつと
「そんなんいらんねん!」
と言われてました(笑)
 

プロボクサー時代はパンチ力がなさすぎて、僕のパンチの連打は…
 
 
 
 
 
 
  
 
 
  


 

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
「ぽこぽこぽん」
と呼ばれていいました(;_;)
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 

 
  
 
 
 
 
 
 
ふにゅ〜(;_;)