ここに引っ越す前、うちが購入した土地のお隣に靴屋さんがあって
見ず知らずのお宅にピンポンするより入りやすかったので、この辺の治安とかご近所さんがどんなだとか、いろいろ伺ったりして
引っ越す前から親しくなれて、安心してここへ越してきたんです
80歳のおじいちゃんと娘さんとお孫さん
でも、ここへ越して間もなく、その靴屋さんの土地を欲しいという企業がやってきて、「条件もよかったしそろそろ廃業しようと思っていたから」と引っ越しを決められ、お隣同士だったのは半年程度だったのですが
その後もおじいちゃんは80歳とは到底思えないスピードで自転車に乗り、背筋もしゃんとしてて、うちの旦那とも世間話をしていたし
娘さんとはスーパーで会うとよくおしゃべりもしていました
その娘さんに久しぶりにスーパーで会って、「元気?変わりないですか~?」って言ったら
「うん、なんとかね。じいちゃん亡くなったけど」
ある朝、気持ち悪いとトイレにうずくまってるじいちゃんを発見、看護師の娘さんはすぐに脳か心臓だと判断、救急車で病院に行ったら心筋梗塞と診断され
すぐに手術して経過も順調で、そろそろリハビリ始めましょうかと言ってたら、急変して亡くなってしまったと
「手術中はこのままじいちゃん逝っちゃうのかなぁって覚悟してたんだけど、すっかり良くなって安心してた時だったから茫然としちゃって
うちは母も夫も早くに亡くしてるから親族私しかいなくてね、葬儀も全部一人でやらなあかんから、もう悲しんどる暇もなくて
やっと最近落ち着いたところなんよ」
ここまで話を聞いても信じられない
だって、引っ越してからもこっちに友達がいるからって毎日のように近所のお寿司屋さんに自転車で来てたんだよ
すっごく元気で、それこそ心筋梗塞になる前の日も自転車で走ってたって言うし、
私より長生きしたらどうしようとか言ってたんだよ
「人の寿命って生まれた時に決まってるって言うやん?
運良く心筋梗塞では助かったけど、寿命だったってことなのかなって
最後まで要介護になることもなく元気で天寿を全うしてくれたなら、よかったのかな
でも私子供の受験が終わって新しい生活でわちゃわちゃして、やっとゆっくりできるって時だったからへとへとでさ
今養生中なの」
今は蕁麻疹が出てしまって、毎日薬を飲んでいると
薬なしでいられるまでしばらく仕事は辞めることにしたと
家族が亡くなるって大変なことだよね
うちも旦那が心筋梗塞になりかけたし、義父が亡くなってちょうど半年の日に義母は帯状疱疹になったらしい
みんな大変だなぁ・・・・・・
こちらのおじいちゃんとほぼ同い年の桂歌丸さんもお亡くなりになりましたね
生涯現役にこだわり、酸素吸入しながらも高座に立ち続けた
命がけで落語するなんてカッコいいやん
私は素晴らしかったと思う
子供のころからなじみの深い歌丸さん
残念ですが、お疲れ様でしたと言いたいです
お二人のご冥福をお祈りします
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