ただいま、取り組んでいる新しい噺の中に
『祇園祭』という落語があります
江戸弁と、京都弁を使い分けなくてはいけない難しい噺です
他にも、啖呵を切ったり…お囃子を口真似(言葉)で表現したり…。
難しい箇所はたくさんあるのですが、一番難しいのはなんと言っても京都弁
京言葉を教えて頂いた、女優のこばやしあきこさんの言葉の音の綺麗なことといったら
惚れ惚れしちゃうくらいなのです(^^)
でも、役を演じる時には、しっかりと標準語を使いこなされます
噺家同期の鈴々舎八ゑ馬くんは、関西人なんだけど前座修業中は、落語をすべて江戸弁でやってましたΣ(=°ω°=;ノ)ノ
二ツ目に昇進してからは、関西弁オンリーでやってるけど……
あいつ、何気に凄いことやってたんだなぁー
ちょっと尊敬(^▽^;)
昨日お会いした、女優の能年玲奈さんも兵庫出身なので、使い分けてるっておっしゃってたし…
あ能年さんと言えば
はじめて私の独演会に来てくださって、楽屋を訪ねてくださった時……
あまりの驚きと、あまりの可愛さと、あまりの透明感に、しどろもどろで
『はじめましてッ!わざわざありがとうございます!この間、映画観ましたホットロードも観ましたし海ほたるも観ました』
『……???』
(能年さん、不思議そうな顔)
『あごめんなさい
間違えましたホタルイカでした』
『……???』
(能年さん、またも不思議そうな顔)
そこで側にいたスタッフさんが
『ぴっかり☆さん…。それ、もしかして海月姫(くらげひめ)じゃないですか』
『ギャー。(;°皿°)
そうそうです海月姫(くらげひめ)です
ごめんなさい』
なんていう、粗忽者丸出しエピソードがありましたな
でも。
キョトンとした顔もまた、激激キュートで忘れられないて
まぁ、とにかく
みなさん、標準語と使い分けが出来て凄いなぁ~と(*´Д`)=з
私も頑張って、少しでもきちんとした発音でしゃべりたいなヾ( ´ー`)
頑張るぞぉーーーー