今月5回目の祥月命日を終えた


この日を覚えていてくれる  

いつもの方々からお供えが届くと

私以外の誰かも夫のこと覚えていてくれている

とホッとする


今でも夫を想わない日はないけれど

悲しみが癒えることはないけれど

確実にあの日から時が流れてしまっているけど

8月に入り命日が近づいてくると

いつもより増してなんともいえない感情に揺さぶられる


最近ずっと仕事が忙しくて

でも頼れる人がいなくて

家に帰って夫の前に座ると泣きそうになる 


夫がいたら愚痴聞いてもらいながら

アドバイスもらって励ましてもらって

こんな気持ちになることなかったんだろうな

と沈んで浮上できない気持ちのまま

先日職場のパーティーらしきものに参加した


どうしても仕事が終わらずひとり遅れて会場に着くとすでにみんな盛り上がっていて、離れたところから会を眺めることになってしまった


そしたら急にひとりぼっちになってしまったあの頃の感情が湧いてきて泣きそうになった


日常は変わりなく普通に流れているのに

自分だけ崖から落ちて這い上がれずもがいていたあの頃

なんとかよじ登って日常の輪に戻ろうと頑張ったら今までと全く違う世界に来てしまったあの感じ

自分だけが別世界にいるような感覚


大勢の人が楽しそうにしているので涙を隠して

泣いてはいけないと必死にこらえた


私が来たことに気づいて何人も声をかけてくれたけど、いつものように仮面被って輪に入れなかった

大人気ないと自己嫌悪


次の日が休みでよかった