こんな記事を目にしました。
「子宮がんに苦しみ、子どもを諦めた原千晶さんを救った「先生のコトバ」」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190317-00010001-yomonline-soci
子宮癌になって、手術前は手術の準備の体調調整で忙しくて
術後は痛みやリハビリで忙しくて
抗癌剤治療をする場合は、日々抗癌剤の副作用と戦って
日々の生活で一生懸命で、それだけになってしまう人も多いと思います。
上記のことがひと段落して、経過観察になり、日常が戻ってくると
ふと、道端で子供を見かけた時に
子供を得られない自分の状態に、気持ちが落ち込むことがあります。
そういうことに気持ちが回る余裕が出来ているんですね。
そういう安定な状態は、本当は恵まれたことななろうけれど
無いものねだりをしてしまう自分。
人間ってつくづく、わがままですね(笑
「できないことに執着する自分をやめる」
その心理に行き着くまで、それはそれでまた色々自分と葛藤して
気持ちが整理できないと難しい気がします。
原さんは、すごいなぁって思います。
私はまだ無理。
でも正直、私は私で、それでいいんじゃないかなって思っていたりします。
苦しいことは苦しいと、悲しいことは悲しい。
気持ちに正直に向き合い、「それも自分」と受け入れることが大事なのでは、と。
できないことへの執着が捨てられたら、それはそれでスッキリするだろうけど
自分の気持ちをごまかし、蓋をしているような気持ちにもなる。
自分との気持ちの向き合い方には、色々な方法があると思います。
これが正しいというのはないのかもしれない。
ただ、病気とうまく付き合いながら
平穏で幸せな人生を過ごしていきたいものですね。