「虎に翼」第76回~第16週「女やもめに花が咲く?」 | 日々のダダ漏れ

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「虎に翼」 第76

第16週「女やもめに花が咲く?」

 

 

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昭和27(1952)年・春

 

昭和27年、春。

 

新潟県・三條市

 

(桜並木の田んぼ道を行く寅子)

 

(回想)

桂場) 君は支部長として

 ほぼ全てを担うことになる。

寅子) はい! 今一から勉強し直し

 てます。刑事、民事、家裁、全て

 の事件を受け持つんですもんね。

桂場) (ため息)

 事件だけではなく、全てだ。

 

(支部へ向かう、神社の参道)

 

(回想)

多岐川) みんな覚えがあるだろ。

 新人時代の、いびりの一つや

 二つ。

工藤) そう? 僕はいつでも

 どこでも楽しくやったけど。

多岐川) かあ~っ!

 これだから殿様判事は!

 

(脇道を入ったお国、社殿風の建物)

(木戸門に「三條支部」の看板)

 

(回想)

桂場) 初めが肝心だ。

 気を抜かず、精進したまえ。

 

東京から来た女判事・・・。

風当たりが強いことは百も承知。

裁判官としての土台を固める

ために、どんな困難も・・・。

 

**********

 

一同) ようこそ、

 佐田寅子支部長!

(拍手)

 

思ってたのと違う。

 

深田) 佐田支部長、遠路はるばる

 ようこそお越しいただきました。

 庶務課長の深田です。ほれ高瀬

 君、おかばんお持ちせえって。

高瀬) はい!

寅子) ああいや、お気になさらず。

 自分で持てますので。

太郎) まあまあ、そんげこと言わ

 んで。田舎じゃ、持ちつ持たれ

 つですすけ。どうぞ。

寅子) あっ、ありがとうございます。

深田) 杉田太郎弁護士と、

 弟さんの、杉田次郎弁護士です。

太郎) じゃあの、

 皆さん紹介しますて。

 こちらが、助役と消防署長。

 

**********

 

深田) こちらが、書記官室

 兼庶務課ですて。

一同) おお~。

(拍手)

 

**********

 

深田) こちらが支部長の

 お部屋ですて。

一同) おお~。

(拍手)

次郎) 支部長、こっち向けて。

(シャッター音)

一同) ああ~!

(拍手)

(笑顔でポーズ)

 

**********

 

初日を何とか終えた寅子。

さあ、次はもう一つの土台作り。

 

(もらった花束と買い物かごと

仕事カバンを手に家に帰る寅子)

(玄関に佐田の表札)

寅子) ただいま。

優未) お帰りなさい。

(洗濯物を畳んでいる優未)

寅子) すぐご飯にするからね。

 あっ、洗濯物、お母さんやるから。

 優未はべ・・・。遊んでなさい。

優未) はい。

(宿題に取りかかる優未)

 

家族からお叱りを受けるまで、

優未をスンッとさせて、溝を作

っていたことに気付かなかっ

た寅子は、新天地で心機一転、

溝を埋めようと必死です。

 

寅子・優未) 頂きます。

寅子) あっ、

 新しい学校はどうだった?

 面白いことあった?

優未) 特にない。

寅子) そう。あっ、ご飯食べ

 終わったら宿題見てあげる

 から、持ってらっしゃい。

優未) もうやった。

(ぎこちなく微笑む寅子)

 

親子の会話って、

こんなに難しかったっけ?

 

(黙々と食べる優未)

 

**********

 

(明かりを消した部屋で、

布団に寝た2人)

(横向きになり、

優未の背中を見ている寅子)

(戸をたたく音)

高瀬の声) ごめんくだせえ。

 支部長、支部長!

 

**********

 

(寝巻きに綿入れを羽織り、

玄関へ行く寅子)

寅子) どちら様?

高瀬の声) 書記官の、高瀬です。

(戸を開ける寅子)

高瀬) 夜分に申し訳ありません。

 令状を頂きたく参上いたしました。

寅子) あっ、ご苦労さまです。

 どうぞ。

高瀬) 失礼します。

 

**********

 

(高瀬の横に警察官)

寅子) 傷害事件・・・。

 酔っ払い同士のケンカですね。

 

判事は、緊急の事態に、

夜中でも対応しなくては

なりません。

 

(襖の隙間から見ている優未)

高瀬) あり~がとうございました。

 あっでは、おやすみなさい。

警官) 失礼します。

寅子) おやすみなさい。

(襖の隙間に気付く寅子)

寅子) ごめんね、起こしちゃった?

(首を横に振り、布団に戻る優未)

 

**********

 

寅子) はい・・・。

 ♪(「ラジオ体操」の鼻歌)

(家の前でラジオ体操)

寅子) あっ、あ~。

 朝から体を動かすと、

 すっきりするわね。

 はい~はい、はい~はい。

(お向かいさんが出てくる)

女性) あっ・・・。

優未) おはようございます。

寅子) おはようございます。

 はい、逆。

 

その頑張り方、大丈夫かい?

 

**********

 

(新部長室に寅子)

(ノック)

寅子) どうぞ。

深田) おはようございます。

 支部長、お早いですね~。

(隣に高瀬)

小野) 失礼します。支部長、備品

 購入の決裁をおねげえします。

寅子) はい。

高瀬) これが、係争家屋の検証

 申請です。ご検討お願いします。

寅子) はい。

(深田だけが残される)

深田) アハ・・・。

(見つめ合う2人)

寅子) あっ、何か?

深田) 支部長、実は新潟本庁から、

 例の書類はまだだかと、催促があ

 りまして。前任の山添裁判官が、

 未決済で残していかれた。

寅子) あっ、はい・・・分かりました。

(出ていく深田)

(書類の山を見る寅子)

 

**********

 

ハンコを押していたら、

あっという間に開廷の

時間がやって来ました。

 

(法廷に入る寅子)

 

**********

 

(被告側に兄の杉田太郎弁護士、

原告側に、弟の次郎弁護士)

男性) 起立。

(書記官の席に高瀬)

(一礼し、判事席につく寅子)

(一同も着席)

寅子) 開廷します。

太郎) 被告は、心から反省の弁

 を述べております。以上です。

 

**********

 

続いて、不貞行為の

慰謝料請求訴訟。

 

(弁護士席に、杉田兄弟)

 

また!?

配置逆になってるし。

 

男性) 起立。

(書記官は高瀬)

(判事席につく、

居心地悪そうな寅子)

寅子) 開廷します。

次郎) 被告は、心から反省

 の弁を述べています。

太郎) 反省なんて口では

 いくらでも言えるでしょう!

 

**********

 

<廊下>

太郎) たまげらったでしょう。

 ここらにはね、弁護士は我々2人

 しかいねえもんだけ、ようあんげ 

 ことが起きるんですて。

寅子) あっ、そうなんですね。

次郎) ところで判事、

 急いでどちらへ?

寅子) あっ、昼食を食べに自宅

 へ。ついでに夕飯の買い物も

 しようかと。

太郎) それ駄目ら。

 何が必要なんだか教えてもら

 えれば、全部ご自宅まで運ば

 せますて。

寅子) えっ?

次郎) 兄さん。魚丸に何か焼か

 せて持っていかせっかね。

太郎) そりゃいい。

 今の時期らったらサワラ、らな。

次郎) サワラらな。

寅子) あっ・・・

 ありがとうございます。

 お気持ちだけ、

 ありがたく頂戴します。

 失礼します。

(寅子を目で追う、笑顔の太郎)

太郎) (舌打ち)

 

**********

 

(ハンコを押し、書類の

山を減らしていく寅子)

(時計を見て、部屋を飛び出す)

 

**********

 

深田) 支部長! 支部長!

(庶務室をのぞく寅子)

深田)  お・・・おか、

 お帰りですか?

寅子) あっ、はい。

 お先に失礼します。

深田) あっあっあの、あの、え~

 と、あの、あっ、あの、あっ・・・。

 本庁に送る書類は?

(ハッとする寅子)

寅子) 明日必ず。

 すみません。失礼します。

(身をよじる深田)

 

**********

 

<家の表>

女性) こんばんは。

寅子) こんばんは。

 

**********

 

寅子) ただいま。

優未) お帰りなさい。

寅子) ごめんね。

 すぐご飯にするから。

 優未何やってんの?

優未) お味噌汁作って、

 ご飯炊いて、お漬物切ってる。

 

**********

 

<次の日>

(支部長室を出て、

庶務室へ向かう寅子)

寅子) 深田さん、昨日の。

深田) はい。

航一) ご無沙汰しています。

寅子) 航一さん!

 驚いた、急にいらっしゃるから。

 フフ。

(固まる職員たち)

 

星航一は、昨年から、新潟本庁

刑事部に配属されています。

 

**********

 

航一) 近年、自動車の交通事件

 が増えてきましたので、その取り

 扱いの説明で各支部を回ってい

 ます。三條の交通事件の資料を

 まとめていただけませんか。

寅子) 分かりました。

航一) ついでに事務局が、庁舎

 増築の予算計画書を回収して

 こいと。

寅子) あっ・・・わざわざご足労お

 かけして、申し訳ございません。

航一) なぜ謝るのですか?

寅子) ん?

航一) 慣れましたか、

 新しい暮らしに。

寅子) ええ、まだ分からないこと

 ばかりですが・・・。でも、この町

 の方は皆さんとても親切で。

航一) 親切・・・。

寅子) 落ち着いたら、娘と新潟観

 光にでも行こうかと思いまして。

 どこかおススメの場所はありま

 すか?

航一) 分かりません。

 裁判所と自宅の往復ばかりで。

寅子) あら、じゃあ

 お休みの日は何を?

航一) 休みの日は・・・

 休んでいますね。

寅子) あっ・・・そうですか。

 

相変わらずいろいろと読めない。

 

**********

 

超簡単感想で♪

 

思ってたのと違う・・・三條支部の面々。

わかりやすいいびりより、厄介かもねw

星航一をいきなり名前呼びする寅子・・・

周りをざわつかせていることに自覚がな

いのも、通常営業だけれど・・・。寅子の

修業は始まったばかり。頑張れ寅子!

 

 

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