「舞いあがれ!」第114回~相当な覚悟がいると思うねんな | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

舞いあがれ! 第114
第24週「ばんばの歩み」
相当な覚悟がいると思うねんな

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

めぐみ) 具合や、どがんね?
祥子) 手と足の、
 しびれがまだ取れんとさ。


**********


めぐみ) お医者さんがな、ばんば、
 一人で暮らさせんのは、やめた方
 がええて。なるべく、はよ、うち
 に来てもらいたいねんけど…。


**********


めぐみ) 母ちゃん。
 私な、母ちゃんば一人(ひとっ)
 で島に置いとくとや、心配やけん。
祥子) 一人じゃなか。
 みんながおる。
 これからも島で暮らす。
 ほれ、2人ともそろそろ、
 大阪へ帰らんと。

 

**********

 

<岩倉家>

舞) ただいま。

めぐみ) ただいま。

舞) よいしょ。

貴司) お帰り。

舞) ああ~ただいま~!

貴司) お疲れさん。

舞) ごめんな、大変やったやろ。

貴司) 全然。

舞) 会いたかった~!

めぐみ) ただいま。

舞) ああ。

 あっ、カレーに匂いがする。

貴司) うん、おなか減ったやろ。

舞) ありがとう。

 みんなで食べよ。ねっ。行こ。

 

**********

 

<五島・病室>

(ベッドに体を起こし、

 一人夕飯を食べている祥子)

(そばに置いたラジオを手に取る)

(自由のきく右手で、

 スイッチを入れてみる祥子)

(そっとテーブルに戻す)

 

**********

 

<こんねくと>

古田) ちょ…見て。

舞) 万博?

古田) うん。

 そやねん。これ東大阪の町工場も、

 参加でけへんかなて…。

 どない思う?

御園) 万博って…2025年ですよね?

古田) そう。

的場) ほら、

 先走り過ぎや言うたでしょ。

古田) 何で?

舞) けど、万博に参加して、東大阪と

 世界を、つなげられたらいいですよね。

古田) そう!

 東大阪が世界に誇れる、新しい技術。

 …どんなんがええやろ?

舞) アハハハハハ。

御園) 新しい技術ねえ…。

舞) あっ、五島でも、ドローンを使って、

 物流の実験をやってるって言うてはり

 ました。

3人) へえ~。

舞) 「これからは、空や」って。

御園) 空だったら舞ちゃんの

 得意分野じゃない。

古田) ホンマや。

舞) え~。

 え~? 東大阪と、空…。

 

**********

 

<岩倉家>

雪乃) わわわわわ~!

梅津) あらら。

雪乃) 何これもう…

 すごいごちそうやんか。

舞) 留守の間、いろいろお世話に

 なりましたんで。

梅津) え~。

雪乃) ええのに、そんなん。

梅津) 舞ちゃんそんな…。

めぐみ) どんどん、食べてな。

梅津・雪乃) うわ~!

梅津) ほんなら頂きます。

雪乃) 頂きます。

梅津) ありがとうね舞ちゃんね。

舞) どうぞどうぞ。

梅津) うれしいわぁ。これ何や、

 めっちゃおいしそうやんか。

 頂きます。うん、うん!

 めっちゃうまい!

雪乃) うん! 

 このうどんも最高やわ!

めぐみ) 五島うどん。

 椿油でコーティングされてる

 からどんだけゆで過ぎても

 伸びひんのよ。

雪乃) うん!

梅津) えっ、油と小麦粉いうことは、

 もうほぼほぼお好み焼きやん。

貴司) ちゃうで。

雪乃) 何でやねんな!

めぐみ) ちゃうな。

雪乃) 何言うてんねんな。

梅津) 伸びひんお好み焼き

 っちゅうことやろ?

貴司) いやちゃうで。

雪乃) これうどんやん。

梅津) あっ、うどんか。

めぐみ) 歩。

雪乃) ほら。

 歩ちゅるちゅる食べよね~。

梅津) 食べよか、一緒にな。

雪乃) ちゅるちゅるおいで~。

梅津) あっ、いいな、いいな。

雪乃) あむあむあむ~。

 

**********

 

(歩が描いた絵)

雪乃) 天才ちゃうか!? これは…。

梅津) ありがとう舞ちゃん。

 これめっちゃ…これ「うめづ」って

 書いてるやろ?

雪乃) 「う」や。これ「め」やもん。

梅津) めっちゃうまいやん、これ。

雪乃) もう、かわいいわ!

(笑い声)

梅津) つくわお前。

めぐみ) はい、かんころ餅です。

梅津) ああありがとう。

貴司) ありがとうございます。

めぐみ) 食べながらでええねんけどな、

 ちょっと、みんなに話があんねん。母

 のことなんやけど、お医者さんに言わ

 れた。1人暮らしは避けた方がええて。

 ほんでな、退院したら、ここで、一緒に

 暮らしたいと思てんねんけど…。

雪乃) せやな。

 島に一人でいてはんの、

 心配やもんな。

めぐみ) せやねん。 

 どない思う?

貴司) 僕は、

 それが一番いいと思います。

舞) 私も。

雪乃) お母さんどない思てはんの?

めぐみ) 絶対島離れたないて。

雪乃) うん…そら離れたないわな。

 いやけどしゃあないやんか。

 説得して、ここに来てもらうしかない

 んちゃう? 私らかて、出来る限りの

 ことさしてもらうし。なあ?

 どないしたん?

梅津) いや…そんな簡単に、

 背中は押されへん…。

貴司) 何で?

梅津) いや…これ迎える側に、

 相当な覚悟がいると思うねんな。

 めぐみさんは社長で忙しいやろ。

 舞ちゃんも、貴司も仕事あるし…。

 歩もおるやん。手いっぱいや。

 もちろん、俺らは手伝うよ。

 でも、店もあるしな…。めぐみさん。

 今お母さん来てもろても、ちゃんと

 面倒見られへんのちゃうかな。

貴司) いや面倒見るって…

 子供やないんやから。

梅津) いや子供やないからやねん。

 うちに来るお客さんでな、親の介護

 しんどい言うてる人おんねん。

 子育てはだんだん楽なっていくけど、

 介護は、その逆やねんて。別に、お

 母さん迎え入れること反対してるわ

 けちゃうで。何か、きつい、言い方し

 てしもうてたら、ごめんやで。

めぐみ) ありがとう。

 ホンマそのとおりやわ。

 もっと、よう考えてみます。

 

**********

 

<岩倉家・2階>

(ベッドで歩を寝かしつけている舞)

舞) お義父さん、言いにくいこと、

 ちゃんと、言うてくれはった。

貴司) うん…。覚悟か…。

 僕らも、この子が大人になるまで、

 しっかり面倒見んとな。

舞) うん。

 

**********

 

(薄明かりの部屋で、

 布団に寝ているめぐみ)

(仏壇に飾った、

 浩太の写真を見るめぐみ)

 

**********

 

<IWAKURA・事務所>

電・めぐみ) ありがとうございます。

 今後とも、

 よろしゅうお願いいたします。

 どうも。

藤沢) 戻りました。

山田) お帰り。

めぐみ) 藤沢君。

藤沢) はい。

めぐみ) こないだの試作、よう間に

 合わしてくれたて、太秦工業さん

 褒めてくれはったよ。

藤沢) ホンマですか。

めぐみ) うん。お手柄やね。

藤沢) ありがとうございます。

めぐみ) フフフフフ。

♪(携帯の通知音)

(信吾からの着信)

電・めぐみ) もしもし。

電・信吾) 今大丈夫ね?

電・めぐみ) およ。何か、あったと?

電・信吾) さっき、祥子さんの顔ば

 見に行ってきたとよ。

電・めぐみ) 本当申し訳なかね。

電・信吾) ああよかよか、

 お互いさまやけん。

電・めぐみ) 母ちゃん、

 どがん? 様子。

電・信吾) 体調はよさそうやった。

 じゃばってん、やっぱり気持ちや

 沈んどるままたい。一太がバカ

 やると笑ってはくれるけどね。

電・めぐみ) そうね…あっがとね。

電・信吾) 予定どおり、今度の週末

 にや退院できるっちた。めぐちゃん

 こっち来るとね?

電・めぐみ) うん、行くけん。

電・信吾) およおよ。

 じゃあそん時また。

電・めぐみ) およ、あっがとね。

 

**********

 

<岩倉家>

(歩と遊んでいる舞と貴司)

めぐみ) はいどうぞ。

舞) ありがとう。

貴司) ありがとうございます。

舞) リンゴ。

めぐみ) ばんば、

 週末には退院できるて。

舞) ホンマ? よかった。

めぐみ) 五島、行ってくるけど、

 あんたどないする?

舞) 私も行く。

 貴司君と、歩も一緒に。

貴司) 舞ちゃんと話し合ったんです。

 覚悟持って、祥子さんを迎えようって。

舞) できることは、何でもする。

 みんなで、ばんばを支えたい。

めぐみ) そう…分かった。

 その前にな、ちょっと、

 聞いてくれるか?

 お母ちゃんの、覚悟の話やねん。

 

**********

 

<うめづの奥の座敷>

章) 舞ちゃん会社どない?

舞) おかげさまで、順調です。

章) ああ。

舞) 今度、万博で、何かできたら

 ええなて考えてて…。

章) 万博?

 舞ちゃんやっぱ天才やな。

舞) いやいや…これからです。

章) すごいわ。

めぐみ) 章君、

 今日、来てもろたんはな…。

章) ああ、はい。

めぐみ) IWAKURAやねんけど…。

 ゆくゆくは、章君に、

 継いでほしいと、思てる。

 今度、五島の母を、

 うちで引き取ろ思てんね。

 ず~っと、島で暮らしてきた人

 やから、大阪に住むのはしん

 どいと思う。私が、しっかり、

 そばに、ついとかな。せやけど

 それは、社長の仕事とは、両立

 でけへんことやと思うのね。

章) 俺より社長にふさわしい人

 いてると思いますけど。

めぐみ) 会社を誰に託すかは、母が

 倒れる前から、考えてたことやの。

 舞か、悠人か…継いでもらうことも

 考えた。せやけどもう、子供に継い

 でもらうことに、こだわらんかてええ

 のちゃうかなて。章君やったら、

 IWAKURA任せられる。

 

**********

 

祥子を大阪に連れてきて、一緒に暮らしたい

と話すめぐみ。当然舞も貴司も賛成するのだ

けれど…そこで全員イエスマンにならないの

がこのドラマのいいところ。現実は、甘くない。

情だけでは乗り越えられないこともあるから。

 

梅津) いや…そんな簡単に、
 背中は押されへん…。
貴司) 何で?
梅津) いや…これ迎える側に、
 相当な覚悟がいると思うねんな。
 めぐみさんは社長で忙しいやろ。
 舞ちゃんも、貴司も仕事あるし…。
 歩もおるやん。手いっぱいや。
 もちろん、俺らは手伝うよ。
 でも、店もあるしな…。めぐみさん。
 今お母さん来てもろても、ちゃんと
 面倒見られへんのちゃうかな。
貴司) いや面倒見るって…
 子供やないんやから。
梅津) いや子供やないからやねん。
 うちに来るお客さんでな、親の介護
 しんどい言うてる人おんねん。
 子育てはだんだん楽なっていくけど、
 介護は、その逆やねんて。別に、お
 母さん迎え入れること反対してるわ
 けちゃうで。何か、きつい、言い方し
 てしもうてたら、ごめんやで。

 

育児と介護の違いは、先が見えないところ。

先へ進んでいく「生」と、終わりに近づく「生」。

より現実的に、そして相当な覚悟を持たなけ

ればやっていけないのが介護なんだと思う。

みんなが共倒れになることなく、無理なく続

けられる介護環境を考えていかないとね…。

 

IWAKURAの社長を、章君に任せたいと話す

めぐみ。子供が継がないとしたら、彼が一番

適役だと思う。何より、浩太の心を継いでい

けるのは章君だと思うし。どうする? 章君~。

 

 

「舞いあがれ!」関連ブログはこちらから↓

「舞いあがれ!」関連ブログリスト

「朝ドラ」関連ブログリスト

 

●「舞いあがれ!」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村