「舞いあがれ!」第110回~当たって砕けたプロポーズ | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

舞いあがれ! 第110
第23週「飛躍のチャンス」
当たって砕けたプロポーズ

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

瀧本) この商品、是非うちで取り

 扱わせていただけませんか?

 弊社には、海外も含めた販売網

 があります。それに、地元産業と

 密着した製品は、かなり人気が

 出るんですよ。

舞) はい。たくさんの人に届けら

 れるなら、弊社も、本望です。

瀧本) よかった。

仙波) ありがたい話やろ。

 こんな大手が目ぇつけて

 くれはったやで。

瀧本) うちとしては、これを一個1万円

 程度の価格で販売を考えています。

御園) あの…それでは、利益が出ない

 のではないでしょうか。弊社では、最低

 でも3万円以上の価格で売り出すべき

 だと考えております。

瀧本) そうですか…。しかし、

 その値段で誰が買いますか?

御園) 誰って…。

瀧本) ぶしつけな物言いになってすい

 ません。あくまで我々は、マーケティ

 ングの知識をもとに値段を提案させ

 ていただいています。

舞) あの、弊社は、東大阪の町工場

 ブランドを、生かすために、立ち上げ

 た会社です。職人さんの技術を、安

 売りしたくはありません。

瀧本) もちろん、この技術の価値は十

 分理解しています。なので、デザイン

 パンチングを仙波さんにお願いし、ほ

 かの部品は中国の工場に委託しよう

 と考えています。

舞) え?

瀧本) そうすることで、安く大量生産

 することが可能なんです。

舞) ああいや…それはできません。

 設計も加工も、東大阪で作るから、

 意味があるんです。

御園) そうです。

仙波) 岩倉さん。僕な、これ悪い話や

 ないと思ってんねん。ここまで形にな

 れたんは、確かに、こんねくとさんの

 おかげや。けど、ここで売るより、瀧本

 さんのところで売った方が、いろんな

 人に、うちの技術を知ってもらえるん

 ちゃうかって。

御園) そんな…。

 ちょっと、自分勝手じゃないですか?

舞) 御園さん。

瀧本) 僕も、仙波さんの工場を見学さ

 せていただきました。この微細な点描

 の技術。ほかにはない価値があります。

 それは間違いない。だから売りたいん

 です。たくさんの人に買ってもらうこと

 で、このすばらしい技術を広く知っても

 らうことが出来るんです。

 

**********

 

(仙波たちが帰った後の工房)

御園) 何で突き返さなかったの?

 検討の余地もないじゃない。

 仙波さんも勝手よ。(ため息)

 私から連絡しておく。もうすぐ販売

 用のホームページも出来るし、今

 さら委託できませんって。

舞) あの…

 少し、待ってもらえませんか?

御園) 何で?

 いいようなこと言ってたけど、結局

 うちの会社も我妻さんも、ランプの

 権利を奪われるってことだよ?

舞) 分かってます。けど、仙波さん

 が言うてることも分かります。

 仙波さんの工場にとっては、

 チャンスです。大手のメーカー

 さんと取引できるんやから。

御園) それはそうかもしれないけど…。

舞) たくさんの人に、買ってもらえたら、

 それだけ、たくさんの人に、知ってもら

 える。確かに、そやなって、思いました。

御園) 最終判断はあなたに任せる。

 でも社長なら、もっと自分の会社のこ

 と考えて。ランプを手放すってことは、

 この1か月、取り組んできた仕事が、

 無駄になるってことだからね。

 

**********

 

(夜の工房で一人考える舞)

 

(回想)

仙波) ここで売るより、瀧本さんのとこ

 ろで売った方が、いろんな人に、うちの

 技術を知ってもらえるんちゃうかって。

 

**********

 

舞) 申し訳ありません。

(我妻に頭を下げる舞と御園)

舞) 仙波さんに、ランプの販売を、大手

 のメーカーさんに、お願いしたいと言わ

 れました。

我妻) 何やのそれ。どういうこと?

舞) 海外で大量生産して、販売するそ

 うです。仙波さんが、是非、そっちで

 やりたいと…。

我妻) 販売権譲ってしまうんかいな。

舞) 仙波さんとこの技術が、広く、知っ

 てもらえるんやったら、それは、ええ

 ことやと思います。

我妻) あきれたお人よしやな。うちは

 試作しただけやからかまへんけど、

 結局、仙波んとこだけが、得するっ

 ちゅう話やろ?

舞) 私は、町工場の利益になる仕事が

 したい。せやから、仙波さんのチャンス、

 潰したないんです。

我妻) それは、あんたらがやろうとして

 たことと違うのとちゃうか。うちはあん

 たらの志に共感してたんや。あんたら

 が新しいことやる言うたからつきおうた

 んやで。こんなことしてたら、何も変わ

 らへんわ。ほなな、いなしてもらうわ。

(アイスコーヒーを飲み干す我妻)

我妻) ごっつぉさん。

御園) 申し訳ありませんでした!

舞) 申し訳ありませんでした!

 

**********

 

<夜・岩倉家>

舞) ありがとう。

めぐみ) ランプの件、どない?

舞) あかんかった。

めぐみ) 何で?

舞) 大手のメーカーが、製造と販売

 やらせてほしいて、仙波さんに言う

 てきて、そっちに譲ることにした。

めぐみ) そやの。

舞) もっと私らに実績があったら、

 信用しますって、任せてもらえた

 かもしれへんのに。

めぐみ) しゃあないな。

舞) うん…。

めぐみ) 信用いうもんは、そない

 簡単に、手に入るもんと違う。

 必死に頑張って、実績作って、

 それを何年も積み重ねて、

 ようやっと、手に、入るもんや。

 落ち込んでる場合やないで。

 やれることからやって、一歩一歩、

 進んでいくしかあれへんねから。

舞) せやな。一歩一歩やな。

めぐみ) せや。

舞) うん。

 

**********

 

<カフェ・ノーサイド>

舞) 最初の一件目があかんかったから

 って、ヘコんでるわけにはいきません

 よね。20件でも30件でもどんどん仕事

 して、信用、勝ち取りにいきましょ。

御園) いいね、その前向きな感じ。

 始めたばっかりだもんね。

舞) はい。

御園) うん。これから頑張っていこう。

舞) はい。

 我妻さんにも、もっぺん会って、次の

 商品こそ、一緒に作りましょうって、

 お願いしてみます。もっといろんな

 工場に行って、職人さんにも話聞い

 て、どんなことができるのか、

 もっぺん、考えてみます。

御園) うん。

 次は、もっとターゲットを明確にした

 商品作ろう。誰に届けたいかをはっ

 きりさせて、少量でも、ちゃんと売れ

 るものにしよう。

舞) そうですね。

御園) うん。

 ん…ランプの件、アイデア提供と、

 企業連携による、技術開発料とし

 て、ちゃんとお金はもらいます。

舞) はい!

御園) はあ、再スタートだね。

舞) ホンマですね。

御園) うん。

舞) 頑張りましょう。

御園) 頑張ろう!

津田) はあ?

 あんた何言ってんの?

(カウンター席に佳晴)

佳晴) いや…ほら、もうな、お互い

 ええ年して、独身やし…ねっ。

津田) 「ねっ」って…何なん?

 何が言いたいんはっきり言いや。

佳晴) いや…ハハ…せやから

 その…結婚せえへんか。

津田) あんた本気で言ってんの?

佳晴) いや…その…ほら、津田さん

 みたいにしっかりした人と一緒にな

 ったら、久留美も安心やん。老後も

 安泰やから。なあ、ハハ…。

津田) 帰り。

佳晴) え…。

津田) アホ。

 誰があんたの家政婦になんねん!

(奥へ消える津田)

 

**********

 

<うめづ>

(しょんぼり座った佳晴)

久留美) お父ちゃん、

 何やらかしたん?

佳晴) 津田さんに、

 プロポーズしました。

久留美) 返事は?

佳晴) あきませんでした。

久留美) 何て言うたん?

佳晴) 津田さんと一緒になったら、

 老後も、久留美も安心やとか、

 まあそんな感じの…。

久留美) は? アホちゃう?

 そんなん誰でも断るわ!

 津田さんに養ってくださいて

 言うたようなもんやん!

佳晴) ちゃんやて。そういうつもりで

 言うたんとちゃうねん。

雪乃) もう落ち込まんとき、もう。

 当たって砕けろいうのが

 ラガーマンやろ!

梅津) 砕けろは余計やろが。

雪乃) 余計やった。

佳晴) 確かに、言葉は間違うた。

 せやけど、津田さんと一緒におった

 ら楽しいし、これからもずっと一緒

 にいてほしいと思うてんのに…。

久留美) 何でそう言わへんかったん。

佳晴) 2時間前の俺に言うてくれ。

舞) もっかい、ちゃんと、

 話したらどうですか?

佳晴) そんなチャンスあるやろか。

舞) 正直な気持ちちゃんと伝えたら、

 津田さんもきっと、聞いてくれると

 思います。

佳晴) せやろか…。

 

**********

 

数日後。

 

<こんねくと>

舞) ただいま戻りました。

御園) お帰り。

 我妻さん、工場見せてくれた?

舞) はい。ええこといっぱい

 聞いたんで、メモってきました。

御園) 聞く。お茶いれる。

舞) ありがとうございます。

 おっちゃん。

佳晴) おう。 

 頼みたいことあるんやけど、

 話、聞いてくれるか?

舞) はい。

 

**********

 

仕事のお話は、いろいろ思うところはあるけ

れど…まあ、これから成長著しく…なるはず

なのでヨシとしてw やっぱりメインは佳晴さ

んのプロポーズよね。これ以上ないってぐら

いの最低パターン。言っちゃいけないセリフ

のオンパレード。当たってめっちゃ砕け過ぎ。

 

佳晴) いや…ほら、もうな、お互い
 ええ年して、独身やし…ねっ。
津田) 「ねっ」って…何なん?
 何が言いたいんはっきり言いや。
佳晴) いや…ハハ…せやから
 その…結婚せえへんか。
津田) あんた本気で言ってんの?
佳晴) いや…その…ほら、津田さん
 みたいにしっかりした人と一緒にな
 ったら、久留美も安心やん。老後も
 安泰やから。なあ、ハハ…。

 

言っちゃいけない本音というか…実際その

とおりだと思うけど、プロポーズで言う言葉

ではないよね。言われたら即効却下だわ。

ここからどう逆転トライするのか。楽しみ~。

 

 

「舞いあがれ!」関連ブログはこちらから↓

「舞いあがれ!」関連ブログリスト

「朝ドラ」関連ブログリスト

 

●「舞いあがれ!」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村