「舞いあがれ!」第99回~短歌教室とオープンファクトリー | 日々のダダ漏れ

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舞いあがれ! 第99
第21週「新たな出発」
短歌教室とオープンファクトリー

 

 

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舞) この辺りで、最近、騒音の

 苦情が増えてるみたいで…。

御園) ああ…ここもか。

舞) ここも?

御園) うん。東京でもそうだった。

 工場の空き地に、

 住宅が建つせいじゃない?

舞) そうなんです。

 町工場の経営も、正直、

 厳しいんですよ。

御園) うん。

舞) そやのに、騒音対策で更に

 お金かかってしもたら…。

 みんな、続けていけません。

御園) なんとかしたいんだ?

舞) うん…けど、

 どないしたらええんか…。

御園) オープンファクトリーは?

舞) オープンファクトリー?

御園) うん。

 

**********

 

<岩倉家>

めぐみ) オープンファクトリー?

舞) そう。地域の町工場と協力して、

 一般のお客さん呼ぶんやて。工場

 見てもろたり、ものづくりの体験し

 てもろたり…。そうやって、町工場

 のこと、知ってもらうねん。

貴司) 社会見学みたいな?

舞) そう!

 大人も子供も来てもらえる、

 大規模な社会見学!

貴司) ふ~ん…楽しそうやな。

舞) やろ?

 しかも楽しいだけちゃうで。

 町の人と、工場の間にある壁、

 壊せる気ぃすんねん。

めぐみ) 壁?

舞) 心の壁。

貴司) よう知らん人が相手やと、

 人って疑心暗鬼になる。けど、

 町の人に工場のことを知っても

 らって、しっかりコミュニケーショ

 ン取ったら、ええ関係築けるん

 ちゃうかって。そういうこと?

舞) そう。

めぐみ) ええ味方、でけたな。

舞) フフフフ…うん。

 お母ちゃん、どう思う?

めぐみ) そやねぇ…。

舞) こういう取り組み、

 東京でも成果上げてるって、

 御園さんが言うてはった。

めぐみ) ふ~ん…うん。

 ええかも分かれへんな。

舞) ハハハハ…

 やっぱそう思う?

 ほな、ほかの工場にも、

 声かけてみる。

めぐみ) うん。

 あっ、それやったら…。

(カバンからチラシを出すめぐみ)

舞) ん?

めぐみ) 2代目社長が集まる勉強会。

 ここで、相談してみたら?

舞) ああ、せやな。ありがとう。

 

**********

 

<うめづ>

(集まった2代目社長たちの中に舞)

曽根) ああ、あんたんとこ、

 また苦情来たんやて?

的場) そうなんです。

 騒音レベル、基準内やのに…。

穂積) どないすんの?

的場) う~ん…。

 防音壁入れよかなと。

曽根) それで済んだらええけど…。

穂積) 工場、郊外に移転せえ

 言われたとこもあるらしいでで。

的場) それホンマですか?

古田) しけてんな。もうちょい

 景気のええ話しようや。

曽根) 古ちゃんとこ、ええ話あんの?

山本) あるわけないやろ。

 ここ、万年、人手不足やで。

古田) もう万年働き手探して

 まんねん…いうて。

梅津) あ~あ…しけてんなぁ…。

雪乃) 親そっくりやなホンマ。

(立ち上がる舞)

舞) あの皆さん、

 ご相談があります。

 オープンファクトリー、

 一緒にやりませんか?

男性) え?

男性) 何や。

 

**********

 

舞) 町工場って、何作ってんのか、

 どんな人が働いてるのか、外から

 見ても、分かりにくいですよね。

男性) まあせやな。

舞) 町の人からしたら、

 それって、不安やと思うんです。

 オープンファクトリーで、工場の

 こと知ってもらったら、町の人との

 関係も、よくなるんちゃうかなって。

 騒音のことも、よう分からん工場

 から出る音やから、基準内の音で

 も、めっちゃうるさく感じるんやろな

 って思いました。

男性) それはあるかもな。

舞) それに…古田さんのとことおん

 なじで、うちもず~っと、人手不足

 で…。それって、どんな仕事をして

 いるのか、分からへんから、工場

 で働きたいって、思ってもらえない

 んやと思います。

男性) そうかもなぁ…。

舞) せやから、

 この、オープンファクトリー、

 一緒にやりませんか?

(資料を見る社長たち)

舞) あっ、曽根さん、

 どう思います?

曽根) ああ…話は分かった。

 けどな…これ、職人らを、休みの

 日に働かせるっちゅうことやろ?

山本) その分の、

 給料も出えへんやろ?

舞) はい…。

古田) 準備もいるわな。

 ただでさえ忙しいのに、

 イベントに人手割かれへんで。

曽根) 工場に一般人入れて、問題

 でも起きたらえらいこっちゃやしな。

穂積) おばちゃん、ビールお代わり!

山本) 焼きそば、頂戴!

雪乃) はいよ!

男性) 難しいな…。

男性) 難しいな…。

(座り直し、資料を見つめる舞)

的場) これ、東京の大田区でも

 やってましたよね?

舞) え?

的場) 新聞で見て、

 ええなぁて思てたんです。

舞) ホンマですか?

 ほな、的場さんも…。

的場) いやいや…うちみたいな

 ちっちゃいとこ、何の役にも立ち

 ませんよ。

舞) そんなことないです。

的場) こないだ、騒音のことで、

 市役所にお世話になったんです

 けどね、その担当者が、えらい

 熱い人で…。私もなんとかして、

 東大阪を盛り上げたいって、

 言うてはったんです。

舞) 何て方ですか?

的場) 安川さんです。

 相談してみたら、どうですか?

舞) そうしてみます。

的場) それから、

 俺にできることあったら、

 手伝います。

舞) はい! ありがとうございます。

的場) いえ。はい。

 

**********

 

<デラシネ>

男性) また入荷したら教えてな。

貴司) 分かりました。

 ありがとうございました。

(奥の部屋に舞と大樹と陽菜)

陽菜) これ何?

舞) ん? お仕事の企画書やで。

陽菜) ふ~ん…楽しそうやな。

舞) フフフフ。

陽菜) 私の宿題と、

 換えっこせえへん?

舞) 何でよ。

 私短歌作られへんもん。

陽菜) ほな、貴司君でええわ。

 短歌作ってくれへん?

大樹) 僕のも作って。

貴司) それはでけへんな。

陽菜) ケチ。

大樹) ケチ、ケチ。

貴司) あんな、陽菜ちゃんの短歌は、

 陽菜ちゃんにしか作られへんねん。

 大ちゃんの歌も、大ちゃんにしか

 作られへん。

陽菜・大樹) 何で?

貴司) 短歌作るってことはな、

 「誰とも違う自分が、ここにおるで!」

 って胸張ることやねん。そやから、

 自分だけの歌、作らんと。

陽菜) う~ん…。

大樹) え~。

陽菜) どうやって?

大樹) 難しいわ。

貴司) せやったら、最近あった、

 面白いこと教えて。

大樹) 面白いこと?

貴司) うん。

陽菜) おとつい朝起きたらな、

 ママが仕事から帰ってきた

 とこやってん。

貴司) うん。

陽菜) 給食のお金頂戴って言う

 たら、「無理、すかんぴんや」て

 言われた。

貴司) うん。

陽菜) 「どういう意味?」って聞いたら、

 ぜんっぜんお金ないってことやねんて。

大樹) へえ~そうなんや。

陽菜) チョ~悲惨やのに、

 何かちょっと、おもろかった。

貴司) 何が面白いって思った?

陽菜) すかんぴんって言葉がな、

 何か…フフフ、笑けた。何か

 聞いただけで元気になるやん。

貴司) めっちゃええわ。

 それ短歌にしよ。

陽菜) マジで?

貴司) うん。そん時の気持ち、

 ここに書いてみよか。

 「すかんぴん」、

 ちょうど5文字やな。

 これ使ったらええねん。

陽菜) うん!

貴司) よし、次は大ちゃんやな。

大樹) うん。

 う~ん…面白かったことかぁ…。

貴司) うん、どんなことでもええよ。

大樹) どんなことでもええの?

貴司) うん。

大樹) う~ん…。

 あっ、この前な…。

 

**********

 

<岩倉家・2階>

(パソコンに向かった舞)

(向かい合わせでノートを広げた貴司)

貴司) フフフフ。

舞) ん?

貴司) これやねんけど…。

(舞にノートを見せる貴司)

舞) ああ。

陽菜の声) 「いやなこと 

 ふきとばすよな 言葉やな 

 すかんぴん ママ、大丈夫やで」。

大樹の声) 「すべり台

 すべっただけで あながあく

 ズホン弱すぎちゃうんかお前」。

貴司) ええ歌作るなぁって思って。

舞) ホンマやな。けどな、貴司君の

 教え方も、上手やった。2人とも

 めっちゃ楽しそうに短歌作ってた。

貴司) 僕も、楽しかったわ。

 あんな、舞ちゃん。

舞) うん。

貴司) 今日な、いつか、短歌教室

 やれたらええなって思った。

舞) ええやん。

 

**********

 

<IWAKURA>

安川) 安川龍平と申します。

舞) 岩倉舞と申します。

 頂戴いたします。

(安川の名刺を受け取る舞)

(名刺に人力飛行機のイラスト)

舞) あっ、これ…。

安川) あっ、お目が高い!

 ええ名刺でしょ?

舞) はい。

安川) 特注ですわ。それにね、これ、

 僕が学生時代に作った飛行機なん

 です。

舞) へえ~。

 

(回想)

空山) このスワン号のプロペラは、

 ターミガン号の魂を受け継いじょる。

 もうずっと前に卒業した安川先輩が、

 3日寝ずに考えた構造やかいね。

 

舞) もしかして…

 ターミガン号ですか?

安川) (激しく頷く)

舞) あっ、え…

 なにわバードマンの?

(ニコニコ頷く安川)

舞) 私、

 なにわバードマンにいました!

安川) ホンマかいな!

舞) はい!

 あっ、スワン号で、飛んだんです。

安川) えっ! ほなら、岩倉…さん?

舞) あ…はい!

(笑い声)

舞) すごい!

 

**********

 

今週は、舞も貴司も、新たな夢…というより、

新たな目標を見つけたようで。舞はオープン

ファクトリー関連で、なにわバードマン伝説の

OBに出会い、貴司は陽菜と大樹に短歌を教

えたことで、短歌教室を開くことを思いつき…。

 

舞と貴司の穏やかな空気感が、とっても良き。

幼なじみというけれど、本当に、馴染むふたり

というか、魂が近いというか…めっちゃ良き~。

 

短歌といえば、かつて「サラダ記念日」(もちろ

ん買いました!)で時の人となった俵万智さん

のツイートが話題になっているけれど、ドラマ

に捧げる俵さんの歌も良き~なので、ご紹介。

 

俵万智・ツイート1

貴司くん(とリュー北條)に捧ぐ…


千億の星の一つになりたくて心が空を舞いあがる夜
一瞬の君の微笑み永遠にするため僕は歌い続ける

 

俵万智・ツイート2

舞ちゃんに捧ぐ…
 

デラシネで
うめづで
夜の公園で
好きって君に
伝えたかった

君にだけ
見える昼間の
星のように
一生かけて
そばにおりたい

おめでとう!お幸せに

 

俵万智・ツイート3

昨日の余韻の中で…くるみちゃんに捧ぐ…

(リプ欄にリクエストがあったので詠んでみました) 

 

大切な友と友とが結ばれて 

嬉しくて泣く、寂しくて泣く

 

貴司の歌集「デラシネの日々」の収録短歌(妄想)、

第二歌集の収録短歌(妄想)も呟かれていて、と

ても楽しいので、ツイートをのぞいて見て下さい♪

俵万智Twitter

 

 

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