「舞いあがれ!」第90回~ええも何も…私、関係ないやん | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

舞いあがれ! 第90
第19週「告白」
ええも何も…私、関係ないやん

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

<デラシネ>
史子) こんにちは。
貴司) いらっしゃいませ。
史子) 梅津貴司さん…。
貴司) はい。
史子) やっと会えました。
 秋月史子と申します。
 長山短歌賞の受賞作、
 拝読いたしました。
貴司) ああ…。
史子) 私、
 梅津さんの短歌が大好きです。
貴司) ありがとうございます。
史子) 時にこれ、
 私が作った短歌なんです。
 読んで、いただけませんか?

(部屋からポカンと見ている舞)

**********

(店番をしている舞)
舞) うわ~…ええなあ。
 大ちゃんのアマガエル、
 ず~っと見てられるわ。
陽菜) ええよなぁ。
舞) うん。
陽菜) 何か不思議やけど、
 きれいな。
舞) ホンマやな。
大樹) もうええって。
 50円ずつな。
陽菜) うん。
舞) ありがとう。
大樹) はい。
陽菜) はい。
舞) はいありがとう。
 ほな、どうぞ。
大樹) ありがとう。
舞) うん。
大樹) ほな。
舞) またな。
陽菜) あ~私が先に読む~!
舞) 気ぃ付けてな!

(奥の部屋を見る舞)
(貴司が短歌を読んでいる)
(向かいで正座をした史子)
史子) どうか、忌憚のなき
 ご意見をお願いします。
貴司) すごく、ええと思います。
 例えば、この歌…
 「今朝産みし 子を連れ水槽巡りたる 
 イルカは如何に 海を教へむ」。
 これ、水族館の歌ですよね。
史子) はい!
貴司) 水槽の中で、子供を連れて
 泳いでるお母さんイルカは、どう
 やって教えんねやろ? 海っていう
 すばらしいふるさとのこと…。
 発想も面白いけど、それ以上に、
 一番近くにおんのに、どうしても
 伝えられへんことがある、切なさ
 みたいなもん、感じました。
 どの歌もきれいで…。
 こんな風に世界を捉える人がい
 てはんねんなて、新鮮で…。
 ええ歌読ませてもろて、
 ありがとうございました。

(泣き出す史子)
史子) 私…ずっと、
 一人で短歌作ってきたんです。
 人に見せんの怖くて…。
 だって、短歌は、私の、命ですから。
 それ否定されたら生きていかれへん…。
 けど、梅津さんの短歌を読んだ時、
 この人にやったら見せられと、
 初めて思ったんです。

(ハンカチを差し出す貴司)
(受け取る史子)
貴司) その怖さ、よう分かります。
 けど、人に見せることで、自分の世界
 がまた、広がってくんですよね。
史子) そうですね…。
 勇気出してよかったです。
 梅津先生。また、新しい短歌が
 できたら、読んでいただけますか?
貴司) 先生やないけど…
 楽しみにしてます。


**********

(部屋を出る史子)
史子) では、失礼します。
貴司) 気ぃ付けて。

(店番をする舞を見る史子)
史子) あの…。
舞) はい。
史子) (小声で)奥様ですか?
舞) いや…違います!
 そんなんやないです。
史子) よかった。お邪魔しました。

(店を出て、もう一度お辞儀をし、
 去っていく史子)

**********

舞) 思ってもない質問やったから、
 全力で、否定してしもた。
久留美) そらちゃぶ台で仲良う
 お茶飲んでたら、夫婦やて思わ
 れてもしゃあないやろ。
舞) そやろか…。
久留美) 言われて嫌やった? 
 奥様ですかて。
舞) ううん、びっくりしてしもた。
 けど、私も久留美も、短歌の
 こと何も分からへんやんか。
久留美) うん。
舞) 貴司君、話の合う仲間ができ
 てホンマよかったなぁて…。

(公園のベンチに座る久留美)
久留美) ん。
(久留美に睨まれ、舞も座る)
舞) はい。
久留美) あんた、またそんな
 のんきなlこと言うて大丈夫なん?
 貴司君と秋月さん、どんどん
 仲良うなるかもしれんで。
舞) そやなぁ。
久留美) ええの?
舞) ええも何も…
 私、関係ないやん。


**********

<うめづ>
舞) こんばんは。
梅津)いらっしゃい。
信吾) 舞ちゃん。


翌日からの物産展に向けて、
信吾さんたちがやって来ました。


木戸) 元気そうやね!
舞) はい。
 あっ、親友の、久留美です。
久留美) 初めまして。
さくら) はえー! やっと会えた!
信吾) 舞ちゃんからよう話ば
 聞いちょったとさ。
木戸) しっかりもんの、
 看護師さんやろ?
久留美) いやいやいやいや…。
舞) そうです。
久留美) 舞。
一太) 幼なじみの、舞です。
 デパートの、百花さん。
舞) 初めまして。
百花) よろしくお願いします。


**********

信吾) それでは、物産展の
 成功ば祈って…乾杯!
一同) 乾杯!
信吾) よろしくお願いします。
梅津) 遠いとこ、ホンマよう
 来てくれはりました。
 ありがとうございます。これ
 うめづのお好み焼きです。
雪乃) 向こうで息子がえらい
 ホンマお世話になりまして…。
 ホンマおおきに、ありがとう
 ございました。
梅津) ありがとうございました。
木戸) なんのそん。
信吾) こちらこそ。
雪乃) 今日はゆっくり飲んで
 食べていってください。
さくら) ああ…今日貴司君は?
舞) ああ、仕事って言うてました。
 けど、最終日、一緒に物産展
 行こって約束してます。
さくら) じゃあ会場で会えるね。
舞) はい!
めぐみ) 信ちゃん、
 五島のどんなものば出すと?
信吾) よくぞ聞いてくれました!
 ほい。

(物産展のチラシ)
信吾) かんんころ餅に、椿油、あっ
 祥子ばんばのジャムもあるとぞぉ。
めぐみ) こがんいっぱい…
 充実しとるねえ。
一太) 百花さんがざぁまに
 ぎばってくれたとさぁ!
百花) 私の大好きな五島をたくさん
 のお客様に知っていただきたくて。
一太) 大好きかぁ…。
百花) はい!
 島の皆さん温かいですし。
さくら) ほんなこって。
百花) 島でしか見られない景色も、
 すてきで…。
一太) およおよ、海辺の教会とか!
百花) アコウの木も!
一太) およ!
木戸) 百花さんが、ここまでぎばって
 くれたとやったら、俺らも、五島の
 よさば、しっかりアピールせんばね!
信吾) 明日からが勝負ぞ!
さくら) よ~し、お客様、
 ざぁまに釣るぞぉ!
信吾) さくらちゃん、言い方!
 飲み方!
めぐみ) よかよか!
さくら) ありがとうございます!
雪乃) いい飲みっぷりやな。


**********

(さくらを背負った一太)
舞) 大丈夫。
信吾の声) 豪さん、
 そいが最後の一杯ですよ。

(店から出る信吾)
信吾) めぐちゃん。
めぐみ) うん。
信吾) 悪かね、
 さくらちゃんばよろしく。
めぐみ) およ、任せて。
 信ちゃん。
信吾) 何ね。
めぐみ) 島のこと、しっかり、
 考えてくれてるとね。
信吾) およ。
めぐみ) あっがとう。
信吾) なんとか守らんば、
 俺らのふるさとやけん。
 めぐちゃんも社長、ぎばってな。
めぐみ) およ。
 お互い、ぎばらんばね!
信吾) うん!

(笑い声)

**********

<舞の部屋>
一太) ばらもん凧、
 よか場所に飾っとるね。
舞) ええやろ。こればんばから
 もらったやつやで。
一太) うん。
 百花さんも、ばらもん凧
 好いちょっとさ。
舞) 一太君。
一太) ん?
舞) 百花さんと、つきおうてんの?
一太) なんのそん!

(笑い声)
一太) でも、そうなればよかなぁて。
舞) そっか。
一太) 大阪に来たとや、気持ちば
 伝えるためやったとさ。百花さん、
 ざぁまにすてきな人やもんね。
 俺やっぱ無理かもしれん。
舞) 一太君としゃべってる時の百花
 さん、めっちゃ楽しそうやったで。
一太) マジ?
舞) うん。
 やっぱお互い五島が好きやから、
 話合うんやな。
一太) おお、ほんなこって、島のこと
 やったら百花さんと何時間でもしゃ
 べってられるとさ!
舞) え~何やええなぁ。
一太) そう?
舞) うん。
一太) そうやろか? そうよな!
舞) ハハハハ。
 頑張って!
一太) およ! 何か元気出てきた!
 お礼に舞の悩みも聞いてやるけん。
舞) ん?
一太) どんな恋でも、どんとこんね!
舞) 私は、何もないよ。
一太) そうね。
舞) うん。
一太) さくらちゃんの次や、
 豪さんばホテル連れていかんと。
舞) ああ、せやった。
一太) じゃ、おやすみ。
舞) うん、気ぃ付けてな。
一太) およ。
舞) うん。

 

**********

 

いきなり押しかけて、自分の短歌を見てもらうと

いうなかなかパンチの効いたグイグイ史ちゃん。

 

私…ずっと、
一人で短歌作ってきたんです。
人に見せんの怖くて…。
だって、短歌は、私の、命ですから。
それ否定されたら生きていかれへん…。
けど、梅津さんの短歌を読んだ時、
この人にやったら見せられと、
初めて思ったんです。

 

短歌は自分の命と言い、その命を見せてもいい

と思ったのが貴司だと…。既にヤバすぎる告白。

否定されたら生きていかれへんというのもねえ。

否定というか、批評しちゃ駄目なの? 忌憚なき

意見をと言いつつ、この言い草は怖いんだけど。

 

一番近くにおんのに、どうしても
伝えられへんことがある、

切なさみたいなもん、感じました。

 

貴司~! それ、舞ちゃんへの気持ち、だよね?

君はイルカじゃない。伝える言葉があるやろ~。

 

久留美) あんた、またそんな
 のんきなlこと言うて大丈夫なん?
 貴司君と秋月さん、どんどん
 仲良うなるかもしれんで。
舞) そやなぁ。
久留美) ええの?
舞) ええも何も…
 私、関係ないやん。

 

この程度でおさめることができる久留美ちゃん

は偉い。私なら小一時間説教してしまいそうw

友達と言いながら、あんなに深く踏み込んでお

きながら、関係ないやん…はないだろうが~!

何にしろ…グイグイ史ちゃんは阻止せねばっ。

 

 

「舞いあがれ!」関連ブログはこちらから↓

「舞いあがれ!」関連ブログリスト

「朝ドラ」関連ブログリスト

 

●「舞いあがれ!」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村