孤独のグルメ Season7
第12話
東京都中央区八丁堀の
ニラ玉ライスとエビチリ
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さてと…
天ぷら。カツ丼、お~!
いかん、なんだか俺も、
腹が、減ってきた。
よし、店を探そう。
さて、何を食う?
このへんで働いてる人たちが行く
食堂は、どのへんなんだろう?
うん? あれは何の店だろう?
あんこう屋さん。
う~ん…
クエ、ふぐ、うん?
このへん、高級料理地帯なのかな。
もっと庶民な飯屋はないのかな。
あっ、やった! 中華。
よしよしよし。
「中華シブヤ」
ここだ。中華シブヤ。
タイトルからしていい。
こういう店だよ俺が求めていたのは。
庶民飯にありつけそうだ。よ~し。
**********
この赤字に白で手書き文字の、
オーソドックスなメニュー。
これは信頼できそうだ。
鶏バンバンに、チンジャオ。
ホイコーローに、ニラ玉。
で、チャーハンがあって、
お~麺類も充実してる。
教科書どおりの町の中華屋だ。
で、こっちは点心に、
つまみ系のおかずか。
うん? エビトースト?
ちょっと気になるじゃないか。
キノコ炒めってのも引っ掛かるが、
今日は、ニラ玉か…。
いや、エビチリが俺を呼んで
いるような気もする…。
それを、チャーハンではなく
白飯で迎え撃ちたい気分だ。
さて、ニラ玉かエビチリか。
う~ん。
気絶するほど悩ましいな。
**********
お母さんが厨房で、
お父さんがフロア担当なんだ。
**********
へぇ~想像してたのと違う。
ピンチョスというか、おつまみ的というか。
「エビトースト」
エビ味香るおかずパン
その食感がクセになる
まあ、とりあえず。
五郎) いただきます。
熱々。
あ~エビのすり身を揚げてるのか。
へぇ~。
う~ん。うまい、いける。
中華屋さんのエビトー。
これは今日の収穫だ。
エビ味がすごくいい具合。
フッ、なんだか、楽しくなる一品だ。
**********
12時だからか。
まるで八丁堀サラリーマンの社員食堂だな。
それにしてもニラ玉大人気。よしよし。
なに!? みんなニラ玉?
だって、ニラ玉だよ?
いったい何? この店。
きた。
何だ? 何だ? このニラ玉。
こんなの見たことない。
「ニラ玉」
こりゃすごい…
町の中華の底力!
よ~し、まずはこいつと、
1対1のぶつかり稽古だ。
どれどれ。
おお…このニラの量!
で、どんなもんだ?
お~っ…何じゃこりゃ。
うん…ニラ、味が濃い。強い。
そして太い。う~ん、ワイルド。
野生の、裸のニラのうまみだ。
うん、タレ抜群。
この深緑色。
これはうまい。
注文が殺到するわけだ。
う~ん、こんなにもニラの味が
ダイレクトに飛び込んでくるとは。
豚肉もここでは、
ニラのサポートに徹してる感じだ。
卵を一緒に炒めないのは、
このためか。う~ん。
く~っ!! 飯に合いまくり。
うまさに目がくらむ。
これは…。
ニラ玉の余韻だけで、
ごはんがぐいぐい進む。
やっぱり俺は、骨の髄から
白いごはん至上主義者なんだな。
この玉子もヤバい。
半熟加減が絶妙とろりんちょ。
これは、完璧な火加減。
鍋使いのなせる技だ。
**********
「エビチリ」
甘辛餡が飯を呼ぶ!
白いライスに赤いエビ。
きたきた。この香り。たまらん。
うん。これはいいエビチリだ。
ショウガがきいてる。
これは…こうでしょう。
うん、うん。
これまた飯に合うこと合うこと。
中華料理といいながら、これは
もう日本に帰化している味だ。
ああ…割り箸が止まらない。
エビチリからの、エビトー。
この辺で味をプラスしてみるか。よし。
食べるラー油、トッピングだ。
チリとトーストで、
エビがダブってしまったが、
このダブりはむしろ贅沢だ。
ほ~らいいじゃないの。
食べラーの刺激。
チリソーとは別方向からの、
うまみパンチが飛んできた。
**********
町中華といえばこのスープ。
「中華スープ」
しみじみと…
しみじみと 旨い
おお…。
これは中華料理屋、信用の味だ。
ああ…うまい。
本当にうますぎる。
庶民飯のつもりが、
とんでもないのに出くわしちまった。
さながらニラ玉専門店のようだ。フッ…。
客) う~んとね、ニラ玉ライス2つと…。
僕はニラ玉ラーメン。
何?
大将) ラーメンの上にのっけたら味が
ぼやけるって言ってんのによ。
しょうがねえやつだな。
客) ハハハハハ。
客) メニューには載ってないですよね?
裏メニューってやつですか?
大将) 常連だけだよ。
そんな変な注文すんの。
客) だってニラ玉もラーメンも
どっちも食いたいんだもん。
その気持ちわかります。
俺とて、ニラ玉、エビチリ、どっちも食いたい。
しょうがないやつです。フッ…。
よ~し、こうしちゃえ。
エビのチリソースを発明した人、
本当に天才だと思う。
ああ…ありがとうございます。
俺は今、あなたの才能の
恩恵を受けています。
そして…
小さな名作、エビトースト。
こいつでつないで…。
よし、いくぞ。
ニラ玉のせ、おかずかけご飯のリレーだ。
いいじゃないか。
う~ん…すばらしい。
う~ん…。
ノーヒントで店の目玉メニューを
引き当てた自分を褒めてやりたい。
これを食べずして、ニラ玉を語るべからず。
ニラ玉に対する認識がひっくり返った。
こういう庶民味、超好き。
今日、この店にして大正解。
ハァーうまかった。
おっと…。
パセリは大胆にほおばるのが、大人だ。
噛んでいると苦みの向こうに、
さまざまな味が浮かび上がってくる。
子どもは、そこまで我慢できない。
あれがニラ玉ラーメン。
やっぱり卵のっかりタイプなんだ。
へぇ~ふ~ん…。
五郎) すみません。
大将) あっ、お会計ですか?
えっと、えぇ、エビチリとニラ玉と、
それか、らえっと…。
五郎) 追加でチャーシューメン下さい。
大将) チャーシューメン?
五郎) それから…。
大将) えっ?
五郎) あっ、お水のおかわりも。
大将) あぁ、お水ね、お水、はい。
**********
「チャーシューメン」
肉欲 麺欲 スープ欲
全てを満たす 〆ラーメン
おぉ、肉食欲を刺激する見た目。
チャーシューメンはこうでなくっちゃ。
コショウはと…。よしっ。
あぁこれこれ、庶民中華のラーメンだ。
これはいい。
ラーメンは、
音を立ててすすってこそ、うまい。
麺とスープが歌い踊り、
口の中にうまさをはじけさせる。
あぁ、この味。
このおいしさのふるさとは、
俺の中にあるような気さえする。
おぉ…。
う~ん、こういうチャーシュー
最近食べてなかったなあ。
チャーシューも、ど真ん中のうまさだ。
ニラ玉とエビチリを平らげたあとでも、
スイスイ食えちまう。
こういう普通のラーメンがいいんだよ。
どうだどうだという、
押しつけがましさがみじんもない。
町の定番。
でもこんなラーメンを食べられる店が、
都会ではどんどん減っている。
チャーシュー、しっかり味がしみている。
この店の誠実さが染み込んでいる。
追っかけ麺して大正解。
あぁ、最高。
毎日、八丁堀界わいで働く人々に、
普通のおいしさをたんたんと提供し続ける。
時代に媚びず、背伸びもせず。
地道な味の工夫で、
客の心をがっちりつかんでいる。
こういう店こそが、本当の名店だと思う。
ハァー大満足。
最後はチャーシュー一枚締め。
よ~おっ。
あぁ…いい昼飯だった。
五郎) ごちそうさまでした。
大将) ありがとうございました。
気持ちいい食べっぷりですね。
見てる私までお腹いっぱいに
なっちゃいましたよ。
五郎) おいしかったです。
お会計お願いします。
大将) はいよっ。
**********
あぁ~さすがに腹いっぱいだ…。
しっかしあのニラ玉には驚いた。
まだまだすごい店があるもんだ。
さて、明日は浅草か…。
何を食おうかな。
**********
中華メニューの中では、個人的にあまり
選ばないのがこのニラ玉とエビチリなの
だけれど、そんな私でも食べたくなるぐ
らい美味しそうだった。孤独のグルメを
見ているといつも思うのが、まだまだ美
味しいお店はあちこちにあるんだなあと。
そういうお店を見つけた時のうれしさ、
楽しさが番組のおかげで倍増してるなあ
と。ありがたや~♪ (*^ー゚)b グッジョブ!
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