「下町ロケット」第１話～中小企業が大企業に勝負！涙・・・！夢とプライド

「下町ロケット」

●相関図




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第１話
中小企業が大企業に勝負！
涙・・・！夢とプライド

佃航平が、
宇宙科学開発機構を辞め、

父親の死に伴って、

家業の佃製作所を継いだのは、

今から、７年前。
ロケット打ち上げ失敗、直後の事であった。

佃製作所は、昭和39年創業の、

東京大田区にある、

精密機器製造業を営む中小企業である。

かつては、
電子部品を主力としていたこの会社が、

佃が社長になってからは、
より精度が求められるエンジンや、
その周辺デバイスを手がけるようになり、

売り上げは３倍に伸びた。

それでもまだ、売り上げ100億円に
満たない中小企業ではあるが、

ことエンジンに関する技術とノウハウは、

大企業をもしのぐという評判は、

ロケットエンジンの設計製造に関与してきた、

佃の実績によるところが、大きかった。

だが、その研究開発は、
一朝一夕にできるものではなく、
膨大な費用を要した。

資金繰り難、取引先の離反、
リストラ、社内融和、

今、佃の目の前には、
研究者としてではなく、
会社経営者としての、

無数の問題が、立ちはだかっていた。

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神谷）　ナカシマ工業はその隙を突いて、他社の
　　　　製品を模倣し、様々な形、様々な素材まで
　　　　含めた特許申請をします。そうすると今度
　　　　は、佃さんが発明したコップなのに、佃さん
　　　　が改良すると、逆に、特許侵害になってし
　　　　まうんです。すぐに、全ての特許の見直し
　　　　をしましょう。それが今後、佃製作所を守る
　　　　ことになる。

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佃）　頼みがある。どうか、つくり続けてくれ。

　　ナカシマだろうと、佃だろうと
　　そんなことはどうだっていいんだ。

　　みんながこれまで必死になって培ってきた、

　　技術や志を、次の世代につないでいって
　　もらいたい。技術の進歩が止まってしまっ
　　たら、世の中の発展はない。だからどうか、

　　ものづくりの灯を、消さないでくれ。

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殿村）　俺がみんなに嫌われてることは分かってる。

　　　　でも俺は、俺はこの会社が好きだ！ だから、
　　　　経理のことは精一杯やってきた。みんなが社
　　　　長に言いづらいこともいの一番で言ってきた。
　　　　会社を思う気持ちは誰にも負けてない！ 
　　　　俺が、銀行に入ったのは、能力や、技術力は

　　　　あるのに、日の目を見ない企業を、助けたか
　　　　ったからです。銀行員として、ものづくり日本
　　　　の手助けをしたかったからです。それが…
　　　　俺の夢でした。でも、かなわなかった。社長。
　　　　あなたは違う。あなたは、夢に愛されている。

　　　　だから、逃げちゃいけない。お願いだから、
　　　　諦めないで下さい。元銀行員の端くれとして、
　　　　何百もの会社を見てきた。俺には分かる。
　　　　佃製作所は、いい会社です。
　　　　本当に、いい会社です。

　　　　だから、何としても守りたい。守りたいんだ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

佃）　だから俺は、ナカシマと和解などしない！
　　社員数１万５千人？ 年商千億？
　　一部上場？ それがどうした！ 
　　この佃製作所には、そんなものとは比較にでき
　　ない、世界に通用する、技術力がある。それを
　　培ってきた、最高の社員たちがいる。その宝を、
　　マネシマなんぞに渡してたまるか！ いい年し
　　て夢みたいなこと言うなと銀行のヤツらには笑
　　われたよ。だがな、いい年したおっさんが夢見
　　て何が悪い。町工場が夢見て何が悪いんだ！
　　銀行に見捨てられ、取引先からも見放され、そ
　　れでもまだこの製作所には、君たちがいる。だ
　　から俺は戦うことにした。神谷弁護士が、唯一
　　ナカシマと戦う方法を提案してくれた。それは、
　　逆訴訟だ。ウチのステラエンジンがナカシマか
　　ら訴えられたように、今度はナカシマの主力商
　　品である、エルマーⅡを、特許侵害で訴える。
　　ナカシマとの訴訟に勝ち、佃製作所の信用を
　　取り戻す。もし俺のやり方に異論があるなら、
　　遠慮なく言ってくれ。俺はいつでも辞める覚悟
　　を持ってここにいるから。だがこれだけは言っ
　　とくぞ。どんな難問にも必ず答えはある。
　　みんなの力を、どうか貸してほしい。

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阿部寛が主役なので、期待したかったのだけれど…。
朝ドラですっかり苦手になったヒロインの中の人が出
るという事で、かなり気持ちが萎えた状態での視聴に。
とりあえず、出演シーンが少なかったので何とか大丈
夫だったけれど…やっぱりまだ、駄目かもしれない…。
苦手意識のダメージから回復するのには、まだまだ
時間がかかりそう。原作と阿部ちゃんに期待していた
だけに、何とも複雑な心境。しかも、芸人さんの出演
が多すぎて、せっかくのシリアス場面に入り込めず…。
ちょっとね、多すぎだと思う。せっかくいい素材のドラ
マなのに…。面白くなるドラマだと思うだけに、余計な
ところで気が取られて、自分的に、初っ端から躓いて
しまった感じ。ただ、特許の取り方の問題点とかは興
味深かったし、決して面白くない訳ではなく…。視聴
は続けますが、記事を書くことはないかもしれません。


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