八重の桜 第44回 「襄の遺言」 | 日々のダダ漏れ

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大河ドラマ 八重の桜

第44回 襄の遺言

八重(綾瀬はるか)が心配する中、襄(オダギリジ
ョー)
同志社英学校を大学にする資金集めのため、欧
米へ旅に出
た。留守を任された八重だったが、女学
校の運営方針をめ
ぐって米国人宣教師たちと口論に
なり、険悪な状態になる。
すると、そこへスイスの襄
から遺書が郵送されてくる。襄
命を削りながら大学
をつくろうとしていることを知
った八重は、改めて襄を
支えていく決意をする。
一方、覚馬(西島秀俊)のもと
には、斗南から青木
栄二郎(永瀬匡)という書生が訪
ねてきていた。彼
は山本家に住み込み始めるが、
第に覚馬の妻
・時栄(谷村美月)に好意を寄せるよう
になる。

**********

伊藤) 国を背負う人物は国がつくります。
そのため
    に東京大学があるんです。徴兵ぐらいで恐慌
    を来すんは、その学校に魅力がないっ
ちゅう
    事でしょう。現に早稲田の東京専門学校じゃ、
    騒ぎは起きておらん。のう、新島さん。自主独
    立をうたい文句にしながら、こねえな時だけ官
    学と
同列を願うんはちいと、虫がええんじゃあ
    りゃせんかね。

**********

八重) 襄は、「女今川」を読んだことがありますか?
襄) 「女今川」・・・。そんなバカな本は読みません。
八重) 子供の頃に、手習いで教わったけんじょ、少
    しはいい事も書いてありますよ?己の不機嫌
    に任せて、怒りをうつすは無礼のことなり。
襄) すいません。はぁ・・・。イライラしていて・・・。
八重) うちの中に雷が落ちんのは構わねえ。んだ
    けんじょ、怒りながら食べたら、体に毒だ。
    嫌な事があったなら、話してくなんしょ。
襄) 学生が、退学届を持ってきました。
  官立学校に転校したいと。
八重) 私立だけが、
    徴兵猶予の特典を失ったからですか?
襄) 政府のやることは勝手すぎる。

**********

容保) いつの日も、私を支えて下さったのは、
    姉上の、真心でした。



照姫) そのお言葉だけで・・・十分にございます。
    これまで、ありがとうございました。




**********


八重) これ・・・遺書だ。
覚馬) 確かに、新島さんの字か?
八重) 襄の字です。あ、この日付、8月6日だ。
覚馬) さっきの葉書は?
八重) 8月9日です。
覚馬) よし。新島さんは無事だ。事情はわかんね
    えが、送るはずのねえ遺書が手違いで送ら
    れ、慌てて書いた、無事を知らせる葉書が、
    先に着いちまったんだろう。
民治) そうか、よかった。
八重) でも、なじょして遺書なんか・・・。
    「これを読む人は、我が愛する祖国の為に、
    どうか祈ってください。
主のおおいなる愛が、
    日本を包み、我が同志社にも、救いの手を、
    差し伸べて下さるように。私の髪を、一房切
    り取り、日本で
待つ妻に届けてほしい。神の
    名の下に結ばれた、私の愛する妻に。二人

    の絆の証しとして」・・・・
この遺書は本物だ。
    命を削って、襄は戦ってる。
覚馬) 難しい戦いだ。政府も、世間も、
    時には身内の宣教師も敵に回る。
八重) 世界中が敵でも構わねえ。
    私は、一緒に戦う。
    襄のライフは、私のライフだ。





**********

久々に容保さま、照姫さまの登場。短いけれど、
長年の二人の想いが伝わるいいシーンでした。

「女今川」の話は、以前NHKの八重の特集を観
て知っていたけれど、あんな風に、上手に夫の
不機嫌を注意できる八重は素敵だなあと(*^。^*)

そして、山本家には、新顔の若くカッコいい男性
が登場。時栄さんに対する熱い視線が~!でも
それはしょうがないかなあという気も。覚馬は16
歳の時栄に手を出しているわけで、その時覚馬
は42歳。時栄が女盛りの時には、覚馬はすっか
りおじいちゃん。そこにキラキラした若い男性が
現れたら・・・。そりゃあしょうがないよねえ・・・w

来週はその話がメインになりそう。八重は怒るだ
ろうけど、時栄さんにはちょっと同情しちゃうかも。


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