日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「日々のダダ漏れ」は、感動したもの、面白いもの、美味しいも
の、私が好きなもの等を、勝手気ままに綴るお気楽ブログです♪

ドラマの記事につきましては、期待しているドラマの初回の紹介、
ドラマの中で私が好きなセリフ、シーンを記憶に残すために書い
ています。基本的に、面白いと思ったものを、お勧めのドラマに
ついて、自由気ままに書いていますので、面白いと思った回だけ
を単発で書いたりすることもあります。記事のスタイルは、まだ
まだ模索中なので大きく変更する事も。ご了承下さい(*^。^*)

「ばけばけ」第87

第18週「マツエ、スバラシ。」

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

(米をとぐ手が止まる)

(表情のないトキの顔)

トキ) ん…。

フミ) おトキ。オトキ、大丈夫?

トキ) あっ、うん…。

フミ) 具合でも悪い?

トキ) えっ?

司之介) 妙なもんでも食べたか?

トキ) フフフ…大丈夫。

 よし…。へへへ…。

 えっ? えっ? というか…

 どげしたの? その顔。

司之介) 顔?

トキ) 傷…。

司之介) 傷? 何の話じゃ?

 えっ、ないよな? 傷なんて。

フミ) ええ、ありませんが。

トキ) えっ? あるがね。

司之介) ないがね。

トキ) えっ、あるがね。

2人) ないがね!

トキ) ええっ? えっ、ちょっと…。

ヘブン) ナニ?

トキ) あっ、ヘブンさん。えっ、

 ありますよね? 擦り傷。

ヘブン) ア~ スリキズ…?

 ケンカ、デスカ?

司之介) いやいや、けんかなど…。

 もうじき50じゃぞ。

フミ) 50よねえ。

司之介) ただ転んだだけじゃ。

トキ) えっ?

司之介) ちょっと…配達中に

 転んでのう…。

トキ) うん…やっぱしあるがね。

司之介) えっ?

トキ) ない言っちょったくせに。

司之介) あっ…。

フミ) もう…。

(物音)

司之介) うん? 何じゃ?

(玄関へ行く)

 

**********

 

<玄関>

(誰もいない)

(足元を見るヘブン)

(うちわを拾う)

ヘブン) ナニ アリマシタ?

司之介) あっ…。

フミ) えっと…。

トキ) どげしました?

フミ) えっと…。

(うちわを隠すヘブン)

トキ) どげしました? 今…。

司之介) 大丈夫じゃ。

 大丈夫じゃおトキ。

フミ) 心配いらんよ。

(ヘブンの手を引っ張り、

うちわを見る)

(浮世絵風の絵に、「トキ、

ラシャメン」の落書き)

(司之介を見るトキ)

トキ) えっ?

 父上…その傷…。

司之介) いや…だけんこれは…。

 

**********

 

司之介) 配達中に…根も葉もない

 ことを言うやつがおったけん、

 まあ、ついカットなって…。

 そしたら、そやつが、相撲取り

 で、まあ強いのなんの…。

 ん…それで…。

トキ) 父上…。

(司之介を見つめる)

トキ) ありがとう。

司之介) あ~いや…。

フミ) 心配いらんけん。

 私たちがついちょるけん。

錦織) 突然申し訳ございません!

 失礼してもよろしいでしょうか?

ヘブン) アッ、ニシコオリサン。

フミ) あっ、どうぞ。

錦織) 失礼します。

ヘブン) ア…。

錦織) 突然申し訳ございません。

 あの…。

ヘブン) (英)みんな知ってます。

錦織) あっ…。心配になってしま

 い…何か、お力になれることは

 ないかと…。

ヘブン) アナタ、

 ホント、トモダチ。

錦織) いや…。

フミ) どうも…。

司之介) 恩に着る。

トキ) ありがとう存じます。

錦織) いえ…。

司之介) しかし…なしてこげな

 ことになっちょるんだ?

錦織) それは…松江新報の、

 この記事が原因かと。

司之介) 松江新報?

錦織) ええ。ヘブンさんが、松野

 家の借金を全て返した。つまり…

 おトキさんが、借金のかたとして、

 売られた妾であると、誤解されて

 しまったよおうで、それで…。

司之介) 梶谷、あの野郎…。

ヘブン) オ~マイガ…。

フミ) あの…そげな、誤解は、

 どうしたら解けるんでしょう?

錦織) それは…私も今、思案中

 でして…。ただいまのところ、

 よい策は…。

フミ) そげですか…。

トキ) でも大丈夫だわね。うん…

 きっと、すぐみんなに分かって

 もらえるけん。うん。フフフ…。

梶谷) ハァ…すんません、

 お邪魔しますね。

司之介) お前のこのことこの野郎!

梶谷) いや、あっ…すんません、

 いや…わしもそげなつもりなか

 ったんですが、勝手に火がつい

 てしまって…。
司之介) おい、そげなこと

 どうでもええ。
梶谷) いや…。

司之介) なあ、「おトキは

 ラシャメンではない」と、

 明日の新聞に書け!

フミ) あなた!

司之介) おい、今すぐ書け!

梶谷) あ~でもそれは

 ちょっとやぶ蛇じゃ…。

司之介) やぶ蛇でも何蛇でも

 ええ! 早う書け! おい、

 書かんか早いとこ!

梶谷) 落ち着いて、落ち着いて…。

司之介) 落ち着いていられるか!

梶谷) だども落ち着いて!

 ハァ…ハァ…。なら一つ、

 確認させてごしなさい。

 おトキさんは、本当に…

 本当に…ラシャメンだな

 いんですよね?

ヘブン) (英)ふざけるな!

(梶谷を庭に突き落とす)
梶谷) あっ、ちょ…ああっ!。

ヘブン) (英)黙れ!
梶谷) あっ!
ヘブン) 
(英)許せない!
 Get out! デテイケ!

梶谷) あっ…すいません…

 すいませんでした。ああ…。

(逃げる梶谷)

(トキを見るヘブン)

ヘブン) ダイジョウブ…。

(呆然としたトキ)

ヘブン) ワタシ… アナタ、

 マモル、シマス。

(トキを抱きしめる)

(胸に押し当てられたトキ

の顔が、涙でゆがむ)

 

**********

 

(錦織と門を出るヘブン)

(道の先に新聞記者)

錦織) 梶谷の同僚でしょうね…。

(隠れるトキ)

ヘブン) キニスル、ナイ。

トキ) あっ…。

(頬を寄せ、キスをする)

ヘブン) イッテキマス。

トキ) うん、行ってらっしゃい。

フミ) 気を付けてごしなさい。

ヘブン) ハイ…。

永見) 不器用ですが…

 「人のうわさも75日」。

 すぐに…収まりますけん!

(一礼する永見)

 

**********

 

(三之丞の手に新聞)

三之丞) おトキ…

 大丈夫でしょうか?

(傳の写真に向かい、

手を合わせているタエ)

(写真の前に置いた封筒に、ヘブ

ンが書いた「雨清水様」の漢字)

 

**********

 

生徒) ラシャメンか…。

生徒) 何かあると思ったんだよ。

丈) そんなわけないだろ。

正木) どっちを信じる?

 新聞か、ヘブン先生か。

小谷) どっちなんだよ!?

錦織) おい!

 どうした? お前たち。

丈) あっ、別に…何にも…。

正木) もう終わりましたんで。

 行くぞ。

(生徒たちを目で追う

錦織とヘブン)

 

**********

 

(頬被りに丸メガネのトキ)

フミ) ちょっと! ええよ…

 買い物は私が行くけん。

トキ) あ~平気平気。ほら、こ

 れなら誰だか分からんでしょ?

フミ) ちょっと…。

トキ) フフフ…。

フミ) 駄目駄目駄目。

 ちょっと待って。

 

**********

 

男性) あげな屋敷に

 住んじょって…。

男性) 信じられん…。

男性) 信じられんがな…。

(変装して町に出たトキとフミ)

フミ) おトキ、早いとこ帰ろう。

女性) いらっしゃい、

 いらっしゃ~い。

フミ) すいません、しじみ

 3杯と、すずきを、頂け…。

女性) あんたたちには

 売れんわね。

フミ) えっ?

女性) おトキさんと、

 おフミさんだが?

女性) おトキさん?

トキ) 母上…。

男性) ラシャメンだが…。

フミ) 行こう。

 

**********

 

フミ) 急ごう。走るよ。

トキ) うん。

(肩を寄せ合い、

道の端っこを走る)

(石が当たる音)

トキ) えっ、おトキ?

(うずくまったトキの顔を見る)

トキ) あっ! 

 ハァ、ハァ、ハァ…!

フミ) 大丈夫…

 大丈夫よ、おトキ。

トキ) ハァ、ハァ、ハァ、

 ハァ…ハァ…。

フミ) 大丈夫だからね。

(額の血を押さえるフミ)

トキ) ハァ、ハァ、ハァ、

 ハァ…ハァ…。

フミ) 誰です?

 誰なんですか!?

(往来に目をやる)

フミ) 誰なんですか!?

(そしらぬ顔で行き交う人々)

 

**********

 

(額に薬を貼り、ハチマキの

ように包帯を巻く)

フミ) はい、終わりだよ。

トキ) こげな姿…ヘブン

 さんに見せられんわ…。

ヘブン) タダイマ、

 カエリマシタ!

錦織) ただいま戻りました。

トキ) 見せられん

 言っちょるのに…。

フミ) ええよ、

 私が行ってくるけん。

 お帰りなさいませ~。

ヘブン) フフッ、タダイマ。

 オトキサンハ?

フミ) ああ…。

(頭から羽織をかぶるトキ)

(ヘブンが来る)

ヘブン) フッ… オトキサン?

トキ) フフフフフ。

ヘブン) フッ…。

トキ) フフフ…。

ヘブン) おトキさん?
トキ) えっ? アハハ…フフフ…。

(背を向けるトキ)

トキ) フフッ…フフフ…。

ヘブン) トキサン!

トキ) アハハ…フフフ…

 フフフ…。

(羽織をめくるヘブン)

トキ) あっ…ハハッ…フフフ…。

 フフフ…フフフ…。

(ヘブンの目をふさごう

とするトキ)

トキ) ハハ…アハハ…。
(トキの手をつかみ、

抱きしめるヘブン)

トキ) (泣き声)うう…。

(トキを見つめるヘブン)

トキ) (泣き声)

ヘブン) ダイジョウブ。

ヘブン) ウン…。

(書斎へ向かう)

トキ) ヘブンさん!

錦織) ヘブンさん!

(木刀をつかむ)

錦織) ヘブンさん、ヘブンさん!

ヘブン) トメル、ナイ!

 ユルセル、ナイ!

錦織) お気持ちは分かります!

 ですが…!

ヘブン) ハァハァ…!

(玄関を出る)

(足元に転がった、まがい

もののヴードゥ人形)

(ヘブンの肩が波打つ)

(ヘブンをつかむトキ)

トキ) んっ! んっ! やめて!

 やめてごしなさい!

ヘブン) ユルセル、ナイ!

 ユルセル、ナイ!

トキ) 駄目です!

 やめてごしなさい!

 私は大丈夫ですけん!

ヘブン) ダイジョウブ、ナイ…

 ダイジョウブ、ナイ!

トキ) 大丈夫ですけん…

 大丈夫ですけん!

ヘブン) ハァ…。

トキ) 大丈夫ですけん!

 

**********

 

か・じ・た・に~ゴラァ~!(怒)

今までお前は何を見てきたんだ?

ヘブンとトキを、松野家をずっと

見てきたはずなのに…それ言う?

 

おトキさんは、本当に…
本当に…ラシャメンだな
いんですよね?

 

よくもまあ…(怒)梶谷が…一生

足の小指を角にぶつけて、鳥のフ

ンを浴び続けますように!(呪)

 

以前、なみがラシャメンになって

も石を投げないでねって言ってた

けど…。ここで本当にトキが石を

投げられる事態に。そりゃヘブン

も堪忍袋の緒が切れるわ。木刀を

取りに行く姿は、おじじ様、勘右

衛門が乗り移ったみたいだったよ。

さすがラストサムライの孫の夫!

 

ヘブンを必死で止めるトキ。ユル

セナイ、ダイジョウブナイと言う

ヘブンに、大丈夫ですけん!と…。

 

石は投げなくても、言葉の石を投

げ続ける匿名の輩はたくさん湧い

てくる。イマ モ マダ ジゴク アル。

 

石を投げた輩も呪われてしまえ~。

 

 

「ばけばけ」関連ブログはこちらから↓

「ばけばけ」関連ブログリスト

「朝ドラ」関連ブログリスト

 

●「ばけばけ」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 
 

「ばけばけ」第86

第18週「マツエ、スバラシ。」

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

トキ) ヘブンさんより、

 今月分でございます。

(「雨清水様」と漢字で書かれた

ヘブンの文字に「へぶん」の印鑑

が押された封筒を差し出す)

タエ) ありがとうございます。

 「大切に使います」と、

 伝えてね。

トキ) はい。

タエ) それにしても、毎日

 大変ではないかしら。

トキ) えっ?

タエ) 時々ではありますが、

 読んでいますよ、新聞。

トキ) あ…。フフッ、

 お恥ずかしい…。

タエ) とんでもない。

 ただし…気をつけるのですよ。

 「おごれる者は久しからず」。

 この私が言うのですから、

 間違いありません。

 

**********

 

(肩掛けで頬被りをし、

町を歩くトキ)

女性) おトキさんだない?

女性) あっ!

女性) ヘロー!

トキ) ヘロー。

(歓声)

(苦笑いして足早に行く)

女性) ああ~!

男性) おトキさん、

 ええ魚入ってるよ!

男性) おトキさん、

 野菜は? 野菜…。

女性) 寄ってってください。

 

**********

 

<石畳>

錦織) では、何か次に書きたい

 テーマはあるんですか?

ヘブン) ハイ… フッ…。ムシ。

錦織) 虫…?

ヘブン) ウン! ニホンジン、

 ムシ、アイスル、ココロ。

 ムシノ、コエ、キク、

 ココロ、スバラシ。

錦織) なるほど…はあ…。

 まあただ…私はどうも、

 虫が苦手ですが。

ヘブン) アッ… デモ、マタ、

 ゴイケン、クダサレ。アッ…。

 リテラリーアシスタント。

錦織) フフッ…はい、

 それは喜んで。

ヘブン) オネガイシマス。

トキ) ヘブンさん!

ヘブン) アッ、オトキサン!

 ハハハハ…。

トキ) アハハハ…。えっ?

(トキをお姫さま抱っこ)

ヘブン) フフフ、ハハッ!

トキ) あっ! あっ!

錦織) お~なんと…。

ヘブン) タダイマ! ハハッ!

トキ) ああ…あっ…。

ヘブン) フフフ…。

トキ) あっ、お帰りなさいませ。

ヘブン) タダイマ。

トキ) フッ…はい。

(町中の人が注目)

(歓声)

トキ) ヘブンさん!

ヘブン) アッ… ゴメンナサイ。

 ハイ…。

 

**********

 

銭太郎) 91、92、93、94、95、

 96、97、98、99…100…。…

 と、ひい、ふう、みい、よ…。

フミ) これで終わり…ですかね?

銭太郎) ああ。悔しいがのう。

司之介) おっ…ではとうとう…?

フミ) とうとう?

トキ) とうとう?

ヘブン) トウトウ?

銭太郎) 借金はなくなった…。

司之介) やった~!

フミ) やった~!

司之介) アハッ、アハッ…!

トキ) やった~!

司之介) うわ~

 とうとう返したぞ~!

トキ・フミ) ああ~!

司之介) アハッ! 

 おっ、おっ、おっ…。

ヘブン) ハハハ!

フミ) やったねえ、おトキ~!

トキ) 頑張ったね、母上!

銭太郎) くそ~…。

 200年かかる言われた借金を

 全部返しやがって。だらくそ

 が。もうお前らの面もケツも

 はたけんだないか。

フミ) フフフフ…今まで、

 面もケツもはたかれた

 ことないけんねえ。

トキ) 「だらくそ」は嫌とい

 うほど言われたけどねえ。

銭太郎) 黙れだらくそが。

フミ・トキ) やった~!

司之介) おう、そんで、

 銭太郎…言っちょった例の

 ものは用意してきたかね?

銭太郎) はあ? まあ…一応な。

 

**********

 

フミ) 銭太郎さん、例のもの、

 似合っちょります。

(胸元にナプキン)

銭太郎) フッ…うるさいわ。

トキ) フフフ…。

司之介) それでは…!

(ワイングラスを持つ)

司之介) 借金…返したぞ!

 乾杯!

フミ・トキ) 乾杯!

ヘブン) カンパイ!

銭太郎) 乾杯…。

(テーブルの上に、善太郎の位牌)

銭太郎) 親父…まさか松野の

 だらくそに、西洋料理を馳走

 になる日が来るとはのう…。

(位牌と乾杯)

司之介) いや~…我ながら、

 ほんにようけ頑張ったわ。

トキ) うん? 

 何涙ぐんじょるの? 父上。

司之介) はっ?

トキ) 返したのはほぼ

 ヘブンさんだけん。

フミ) そげそげ。

 ヘブンさん、ありがとう。

トキ) ありがとう存じます。

ヘブン) アッ… イエイエ、

 ドウイタシマシテ。

フミ) それとあとは…

 おトキのおかげ。

トキ) えっ?

フミ) 小学校をやめてから、ずっ

 と馬車馬のように頑張ってくれ

 たけん。本当に、ありがとう…。

トキ) ううん。母上も家のことや

 りながら、内職でずっと支えてく

 れちょったがね。でもそげか…。

 私、小学校行っちょったんだね。

 フフフ…。またいつか…勉強して

 みたいな。

 

(トキの妄想)

(教室でノートに向かったトキ)

サワ) では、この問題を…。

 松野!

トキ) はい!

(黒板に書かれた計算問題を解く)

(答えを確認するサワ)

サワ) 正解~!

(歓声)

 

トキ) フフフ…。

(一人ニヤニヤしているトキ)

梶谷) あっ! あれあれ? 今日は

 何のパーティーですかね?

トキ) あっ、見てのとおり、

 借金返済パーティーですけん。

梶谷) ああ、見てのとお…いや

 見ても分かりませんがね。で…

 借金、返し終えたんですか?

司之介) おう! 返したぞ。

 一生かかっても返せん

 言われた大借金をのう。

フミ) この人のおかげだ

 ありませんけどね。

トキ) フフフ…。

梶谷) えっ…

 なら、誰の? えっ?

司之介) 言うな言うな。

 わしじゃ、わし!

 わしということにしとけ。

梶谷) いや、だども…司之介

 さんだないんだとしたら…。

山橋) 皆さ~ん! お待ちかね、

 本日のメインディッシュです

 よ~!

フミ・トキ) わあ~アハハハ!

司之介) よし、よし、よし…

 ヘヘッ。

トキ) あっ…。

(台所へ行くトキたち)

銭太郎) くう~…パン、うん

 めえ…! うめえよ親父…

 うめえよパンが!

梶谷) おい…

 あんたは知っちょるか?

 誰のおかげで借金返せたか。

銭太郎) えっ? それは何と言っ

 ても、ヘブンの、だらくそだが。

梶谷) ヘブンの、だらくそ?

銭太郎) 最初はちょんぼしちょん

 ぼし返しちょったが、ヘブンと

 おトキちゃんが一緒になってか

 ら、一気に、ドカッと返すよう

 になったけん。

梶谷) ほう…。

銭太郎) だけん、わしが思うに、

 おトキちゃんが嫁に行く代わり

 に、借金を返してもらっちょた

 んだないかの。

 

**********

 

(翌朝の新聞)

司之介) おい何じゃ? こりゃ…。

 「松野トキさんが、ヘブン先生と

 夫婦になったことで、全ての借金

 を松野家は、ヘブン先生に、返し

 てもらい…」。これじゃわしが何

 もしちょらんみたいだないか。

トキ) でも実際そうだが。

司之介) とはいえ…。

(うずくまる)

トキ) 何?

フミ) 大丈夫ですか?

司之介) 二日酔いじゃ…。

 あっ、気持ち悪い…。

フミ) だいぶ召し上がってま

 したもんね、調子に乗って。

司之介) ええだないか。借金

 もなくなったんだし。あっ…

 あ~今日は、仕事休むかな…。

 それともこの際、辞めてしま

 おうかのう。

トキ) うん? 辞めるって

 仕事をですか?

司之介) うんまあ…借金の

 ために始めた仕事だけん。

フミ) どっちでもええすよ、

 私は。ここからは、あなたの

 心の問題ですけん、ご自分の

 心に聞いてごしなさい。

(柱に頭をくっつける司之介)

トキ) 何しちょるん?

司之介) 今…自分の心に

 聞いちょるんじゃ。

ヘブン) オハヨウゴザイマス。

フミ) おはようございます。

ヘブン) オ~…。

フミ) 何? 

トキ) どげしました?

ヘブン) フツカヨイ デス…。

フミ) まあ…。

トキ) あっ…。

ヘブン) ハァ…。

トキ) もう少し休まれて

 いた方が…。

ヘブン) アア…。

フミ) とりあえずお水

 持ってくるわね。

ヘブン) ア~ アリガトウ…。

司之介) 同じ、二日酔い

 じゃぞわしも。

トキ) 背中さすりますよ。

司之介) ちょ…。

ヘブン) ア~ ジゴク…。

(司之介の背中は叩く)

 

**********

 

庄田) 帝大を出て、先日まで

 東京の中学校で英語を教え

 ていました。

生徒) 帝大…。

生徒) 帝大…。

庄田) 錦織先生とは、この松江中

 学校に通っていた頃の同期で…。

 先日…。結婚を申し込み…振ら

 れてしまった。

(ざわめき)

ヘブン) ワオ…。

庄田) だがしかし、勉強はしっか

 り教える。後輩諸君、頑張ろう!

生徒たち) はい…。

庄田) 頑張ろう。

錦織) (小声で)大丈夫か?

ヘブン) (英)ちょっと心配…。

正木) なあこれって、錦織先生が

 校長になる布石だよな? 丈。

丈) さあ…? 兄貴、うちでは

 そういう話しないんだ。

小谷) でもそうだろう!

庄田) おいそこ! 何を話してる?

小谷) あっ…。

正木) いえ、錦織先生や、庄田

 先生のように、帝大に行きたい

 なあと…。

庄田) そうか。ではまずは、

 目の前の授業を頑張れ。

(正木と小谷に握手)

庄田) 頑張ろう。

正木・小谷) はい…。

 

**********

 

(頬被りに丸めがね、肩掛けで

顔半分を隠して、町を歩くトキ)

トキ) よしよし…

 誰にも気づかれちょらん。

子供) なして燃やすかね?

子供) なして売らんの?

子供) なして? なしてかね?

子供) なあ、なして?

男性) やかましい!

 子供は知らんでええけん。

子供) なして? なして?

男性) ええからあっち行くだが!

(店先で燃やされるうちわ)

(うちわに描かれた、

浮世絵風のトキ)

男性) 見たか? 今日の松江新報。

男性) 見た見た。ラシャメンだ

 ったらしいのう。夫婦になる代

 わりに、借金返してもらっちょ

 ったとはのう…。

男性) がっかりだわ…。

女性) ラシャメンだが…。

女性) ラシャメン…。

女性) 信じちょったのに…。

女性) 異人と夫婦になって金返そ

 うなんて、おトキがおトキなら

 親も親だがね。

男性) 汚らわしい一家じゃ…。

 気ぃが悪いがね。

女性) 借金…。

男性) ラシャメンとはのう…。

女性) ラシャメンだが…。

男性) はあ~…。

女性) 妾だって…。

女性) ラシャメン…

男性) ラシャメン…。

トキ) ラシャメン…。

女性) うん?

(買い物客が遠巻きにトキを見る)

(足がすくんで動けないトキ)

トキ) あっ、あっ…。

(駆け出すトキ)

 

**********

 

筆で漢字も書けるようになったのね。

「へぶん」のハンコも可愛い。使い

たくなるよね~♪分かる、分かるよ。

 

そしてついに、一生かかっても返せ

ない大借金を完済した松野家の面々。

銭太郎を呼んで借金返済パーティー

を開くのが、松野家らしいというか。

父親の位牌に献杯する銭太郎が斬新。

可愛いよ銭太郎。松野家が大好きだ

ったよね。また来たいよね、銭太郎。

 

なのに余計なことというか、個人の

感想をゲスニック梶谷に語ってしま

う銭太郎。もう~!だらくそがっ!

 

梶谷の記事のせいで、ラシャメン呼

ばわりされてしまうトキ。世間の手

のひら返しが怖すぎる。妻の家の借

金を返してあげる夫の話なんて山ほ

どあるだろうに。梶谷~ゴラァ~!

梶谷にバチが当たりますように~!

 

 

「ばけばけ」関連ブログはこちらから↓

「ばけばけ」関連ブログリスト

「朝ドラ」関連ブログリスト

 

●「ばけばけ」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 
 

「ばけばけ」第85

第17週「ナント、イウカ。」

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

(虫の声)

庄田) この声は松虫ですねえ…。

(虫の声)

庄田) おっ、コオロギの声ですよ、

 ヘブン先生!えっ?

ヘブン) ムリヤリ。

庄田) 無理やり…?

トキ) 無理して虫の音を聴かんで

 もええと言っちょるんです。虫の

 音より、おサワのことを聞きたい

 んですよね?

庄田) いや…まあはい…。

トキ) それで…どげなことを

 お聞きになりたいんですか?

庄田) あ~…えっ、どげなこと

 と言われると…。えっ?

トキ) 私…この間、おサワと話

 して気付いたんですが…おサワ

 …半分弱さんのこと…よう~け

 気になっちょります。

庄田) えっ!?

ヘブン) オオ…。

トキ) 半分弱さんの話をすると

 こう妙に…照れて。あげなお

 サワ…初めて見ましたけん。

 あっ! ただ…半分弱さんが、

 おサワのことをどう思っちょ

 るかは…分かりませんが。

ヘブン) ソレニ… コノヒト、

 タブン… オクサン、イル。

庄田) えっ?

トキ) いますかね?

ヘブン) アッ、

 イイナヅケモ、イル。

トキ) いますかね?

ヘブン) ホカ、

 スキナヒト、イル。

トキ) はっ! いますかね!?

庄田) いやいやいや…

 いませんいません! わしは

 奥さんも許嫁も、好きな人

 もいませんから!

トキ) フフッ…いや、

 知っちょりますけん。

ヘブン) ジョーダン、

 ジョーダン。

トキ) フフフ…。

庄田) はあ…。えっ? 日本語

 で冗談も言えるんですか?

トキ) アハハハ…。

庄田) はあ~…。

 はあ…。ふう…。

(庄田に向き直るトキ)

トキ) あの…。あの…!

 差し出がましいようですが…

 おサワのこと、お願いしても、

 ええでしょうか?

庄田) えっ?

トキ) あっ、おサワのことを…

 半分弱さんに…。

庄田) はい。わかりました。

(頭を下げるトキ)

トキ) お願いいたします。

 

**********

 

<サワの長屋>

(文机に向かい、勉強をする)

キヌ) おサワ…。

サワ) あっ、ごめんなさい。

 起こしたかね?

キヌ) ええかげん体壊すがね。

サワ) 壊してもええよ。

 ここから出られれば。

キヌ) あっ…何言っちょるの。

 だったら、早いこと婿もらっ

 て、稼いでもらった方が、体

 にもええがね。

サワ) はいはい…そげだねえ。

キヌ) その人は…どげかね? そ

 の、勉強を教えてくれちょる人。

サワ) えっ?

キヌ) 教師なら気も合う

 んだないの?

サワ) 教師だないよ。

 も…元教師だけん。それに…。

 もう寝ちょって。

 私ももう寝るけん。

キヌ) 本当、

 早いこと寝なさいよ。

サワ) は~い。

(机に向き直り、

勉強を続けるサワ)

 

**********

 

<山橋の西洋料理店>

山橋) いらっしゃいませ。

庄田) あっ、こんにちは。

 フフッ…よう、大磐石。

錦織) うん…。

 変わらないな。

庄田) 変わったな、お前は。

 次期校長だもんな。あっ、

 コーヒーをお願いします。

山橋) かしこまりました。

庄田) はあ…。

錦織) うん…。

 で…何だ? 話って。

庄田) ああ…。

 

**********

 

(白鳥俱楽部にサワ)

門脇) 頑張っちょるねえ…。

土江) 庄田がいない方が、

 集中できてええんだないか?

門脇) けど…

 どげしたんだ? 彼は。

釣家) さあ? おサワさんも

 知らんらしいわ。

 

**********

 

<夕方>

(一人、勉強を続けているサワ)

サワ) ああ~! んん…。んっ…。

(ドアが開く音)

サワ) えっ? 

 えっ、どげしたんですか?

庄田) ハァ…ハァ…。ごめんね、

 今日教えられなくて。

サワ) いいえ…。

 随分めかしこんでますね…。

庄田) えっ? あ~これは…。

 ハァ…。あれ? もしかして

 もう誰もいない?

サワ) あ~…うん、

 皆さん、だいぶ前に。

庄田) そっか…

 ならちょうどいい。

 ハァ…おサワさんに、

 一番に報告したかったから。

 ハァ…。

サワ) えっ?

(水をごくごく飲む庄田)

サワ) フフフッ…。

 (せきばらい)

庄田) ハァ~…実は今…これ

 で、県知事閣下とお会いして

 きたんだ。

サワ) 県知事閣下…。

庄田) ハァ~。松江中学校の、

 英語教師をやらせてください

 とお願いをして、ご了解をい

 ただいてきた。

サワ) えっ? えっ、それって、

 いっぺん断った…?

庄田) うん…。やっぱり、やっ

 てみようと思って。錦織とも、

 その前に話し合った。

サワ) ああ…あっ、あの…エヘ

 ヘ…あの…いや…あの…こげな

 こと、言うのもあれですが…教

 えちょる庄田さん、かっこええ

 ですけん。ええと思います。

 あっ、おめでとうございます。

庄田) うん…ありがとう。

サワ) あっ…あっ…。あっ…

 なら…お祝いに、お蕎麦でも

 食べに行きますか。フフッ…

 フフフ…。

庄田) あっ…。

 いや~私も頑張りますけん。

 更にやる気出てきました。必ず

 必ず、試験に受かって一緒に…。

庄田) えっと…。

 その前に、もう一つ…。

 このために今日…教師になって

 きたというか…。あの…わしと、

 夫婦になろう。惚れてるんだ、

 おサワさんに。だから、教師に

 なることにした。来月から、月

 25円。それでおサワさんちの借

 金返して、長屋を出よう。

サワ) 長屋を…?

庄田) うん。

 

**********

 

(夕暮れの井戸端にサワ)

(川の向こうに城下町の明かり)

サワ) おトキ…。

トキ) フフフ…。

(虫の声)

トキ) おサワ…あの…。

サワ) 知っちょるかね?

トキ) えっ?

サワ) いや…ばかだよねえ私。

トキ) ばか…?

サワ) うれしいし…うれしかっ

 たし…天にも昇るような…とい

 うか、何ならもう、天にも昇っ

 ちょったのに…。断る理由なん

 て、これっぽっちもなかったの

 に…。つかめんかった…。あの

 人の手…どげしてもつかめんか

 った。

トキ) なして…?

サワ) おトキのせいだわ。

トキ) えっ?

サワ) 私は…おトキにはなれん。

 おトキと同じ道は歩けん。

 シンデレラにはなれんけん。

トキ) えっ? しん…? しん…?

サワ) シンデレラ! おトキは

 シンデレラなんだけん。

トキ) ん…そうなんだ…。

 アハハ…よう分からんけど…

 ごめん。あ~…あと…ついでに

 …アハハ…もう一つごめん…。

 こげなもん持ってきちゃった。

 フフ…アハハ…。

(野花で作った花束)

トキ) ごめん…。

(トキにしがみつくサワ)

サワ) (泣き声)

 大好きだったのに…。

 おトキのせい…全部おトキ

 のせいだけんね!

(泣き声)

トキ) ごめん…。

サワ) (泣き声)

トキ) ごめん…。

(サワを抱きしめるトキ)

サワ) (泣き声)

トキ) ごめん…フフフ…。

サワ) (泣き声)

トキ) ごめん…。

サワ) (泣き声)

 

**********

 

庄田にぐいぐい突っ込むトキとヘブン。

連携プレーがスバラシ!まあでも、奥

手な人にとっては、ありがたい存在だ

よね~、トキとヘブンのような存在は。

 

それにしても…トキが庄田にサワのこ

とをお願いしたとはいえ、展開が早す

ぎとは思ったけれど…。庄田のキャラ

と時代背景を考えると、不思議ではな

い。庄田が真面目な性格であればある

ほど、ちゃんとした職について、妻と

その家族を養い、助けなければと思う

のは自然な流れ。令和の感覚で見ると、

サワの「自分の力で何とかしたい」を

尊重して、教員試験に合格するのを待

ってほしかったと思ってしまうけれど、

サワのようなタイプの方がマレだから。

庄田を好きじゃないって理由ならとも

かく、サワの意固地なこだわりのため

に断られるとは思わないよね~男子は。

 

断る理由なんて、

これっぽっちもなかったのに…。

つかめんかった…。

あの人の手…どげしても

つかめんかった。
 

おトキのせいだわ。
私は…おトキにはなれん。
おトキと同じ道は歩けん。
シンデレラにはなれんけん。


誰も、自分以外の人には…なれない。

トキはトキだし、サワはサワ。たった

一人のトキや、たった一人のサワだか

ら、惹かれるし、好きになるのにねぇ。

庄田も、サワ「だから」…好きなのに。

 

大好きだったのに…。
おトキのせい…

全部おトキのせいだけんね!
 

おトキのせいではないけれど、おトキ

のせいでもある。おトキのせいと思っ

てしまう自分の気持ちのせいだけどね。

きっかけは「外」にあっても、結局は

自分の心の「内」に原因はあるのよね。

 

あの日、花束を捨ててしまったサワと、

ごめんねと言いながら花束を差し出す

トキ。何も変わってはいなかったのに。

いっそ変わっていてくれた方がよかっ

たと思ってしまいそうなぐらい、自分

の思い込みが恥ずかしくなってしまう。

 

おトキのせい!

 

そう八つ当たりできる、そう言ってそ

の胸で泣けるなんてサイコーじゃんね。

うん、サワも上手に取り乱せてるよ~。

互いに取り乱せる。素敵な関係だよね。

サワが取り乱すことができてよかった。

八つ当たり上等! メッチャユウジョウ。

 

でもね、多分、キット、ダイジョウブ。

庄田はいい人だから、いい男だから~。

ダイジョウブ、ダイジョウブ、キット。
 

 

「ばけばけ」関連ブログはこちらから↓

「ばけばけ」関連ブログリスト

「朝ドラ」関連ブログリスト

 

●「ばけばけ」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村