LVA術レポ2 | 一瞬の光、だから輝く

一瞬の光、だから輝く

キラキラのカケラを探す旅・・・そして時々キャンプ

LVAですが、術後1カ月はなるべく安静の方がいいそうです。

激しい動きが駄目というよりは、単純にずっと立っている状態とかが

好ましくないとか。静脈の血流が脚でうっ血してしまうと、

吻合した部分に血栓ができやすく、閉塞の原因になるみたいです。


という訳で、今日も家でまったりしてます。寒いからいいけどね。

私はいいのだけど、私に付き合ってずっと家にいる娘が可哀そうだなあ。。。しょぼん



今日は、昨日の手術レポの続きです。

かなり細かい手術の感想になるので、LVAに興味のない方は

スルーされた方がいいかもしれません。



手術の概要は昨日の通りです。


昨日も書きましたが、実際の手術時間は6時間でしたが、

円錐術や子宮摘出をされた事などがあればおわかりの通り、手術台に乗ったら

基本的には仰向けな訳です。

いわゆる手術台の上に乗せられていた時間は7時半でした汗


局所麻酔をして切開されるまでは、基本的にはリラックスした状態ですが

腕には血圧計、酸素メーター、それに尿道カテーテルです。

手術室の雰囲気もご存じの方も多いと思いますが、その中で

ちょっと横向きになれる感じでもありませんでした。


なので、その間一度も上半身を上げていないし、横向きにもなってません。

なぜそんな状態で7時間半も耐えられたのか自分でも不思議です。


私の場合は看護師さんも驚くほど長かったのですが、普通でも5時間は

その状態で絶えないといけない事は覚悟した方がいいです。


局所麻酔ですが、過去の経験から言うと、メチャクチャ効きにくい方です。

そんな私でも打った後は全く痛みはなかったです音譜

(厳密に言うと、一度だけ瞬間的に痛かったけどねドクロ


局所麻酔の注射は痛いは痛いけど。まあ、普通です。大丈夫。

1つの切開部位つき何回かブスブス注射します。でも、痛いのは最初の

2回くらい。その後は刺されても痛みが少なくなるから大丈夫です。


今回は大腿部で左右2箇所ずつ切開。後は左のみ膝下内側で切開。

計5箇所です。


2人以上の先生が左右同時に手術するので、寝返りはもちろんの事、

両脚とも動かせない状態が続きます。


私だけかもしれないけど、動けないという状態がそもそもとても苦手です叫び

パニックになるんじゃないかと思うほど。

腰が痛くなるとかじゃなくて、動けないって事が凄くイライラしてきてしまうの。

閉所恐怖症に近い感覚というか。


だから、LVAはすご~く不安だったけど、なんとか耐える事ができました。

一つはやっぱり手術室が凄く和やかだった事。

お子さんは何歳ですか?とかキャンプの話とか。

浮腫の話とか、手術のモニターも解説とか。

結構世間話が出来ました。


思うけど、大学病院って教授診察とかになるとなんで

あんなピリピリなんだろう?教授自身は和やかだったりするんだけどね。


だから、今回も教授が加わってたら、凄いピリピリだったのかなあ?

そんな中で数時間耐えるのは怖いなあ。

でも、教授先生といろいろお話とかして下さるのかなあ?


手術なんだから、無言で耐えろって話なんだけどだって6時間無言で

脚も動かせないのは辛い過ぎるでしょ。


もちろん辛かったら言って下さい!とは何度も声をかけて頂けるし、

ちょっと休んだり、脚の位置を微妙に変えてもらったり、クッションで

工夫したりはしてもらえます。


でも、途中でちょっと向きを変えて休んだとしてもせいぜい2,3分。

っていうか、その間手術室の作業がすべて止まってしまう訳ですから

なんか患者としても、

「もう、大丈夫です~っ。」って言ってしまう空気です。


あと、絶対にモニターを見た方がいいです。

最初は気持ち悪るくて無理と思いましたが、結構見る事に慣れてきます。

っていうかモニターを見ると、リンパ管が見つかった!吻合できた!

とか励みになるし、なんとなく進み具合がわかるので励みになりました。



腰はそんなに辛くなかったけど、とにかくずっと仰向けというのが

精神的に辛かったです!

局所麻酔でメスで切開されている恐怖感は30分もするとかなり慣れて

くるから不思議です。



私の場合は最後は右の太ももの付け根だったのだけど、とにかく

この部位も大変でした!

リンパ管がなかなか見つからない!

やっと見つかったのはかなり細いもの。もっと太いのが探せればいいの

だけど6時間も迫っているし(手術台で7時間ね)、もうこれを

吻合するしかないってなって。


ちなみにこの手術は顕微鏡下なんです。これって吻合部位を

顕微鏡単位で見て、だけど実際に糸をかけて吻合するのは先生の手

なんですよね。


いや~っ、その技術は凄いと思います。ここまで来るとむしろ

医学的技術ではなくて、手先の器用さが勝負だと思います。


で、話を戻すと最後の最後で、この細いリンパ管になかなか

糸がかからないんです!

見ている私も思わず息が止まってしまう感じでした(*_*)


え~っ、これはもう無理でしょ~ってくらい大変で。。。汗

先生に、もういいですよっていいたくなるくらい。


そいう言えば、この間は時間が過ぎるのも忘れるほどの緊張感ショック!


でも、先生は最後まで諦めずになんどもトライして執念で糸をかけて

吻合して下さいました。なんかちょっと感動キラキラ

それにしても6時間の集中力に脱帽でした。


手術が終わった後は凄い達成感でしたよ!

ちなみに、局所麻酔が切れても、痛みはほぼゼロ!

ここまで痛くないとは思ってなかったのでびっくり!

手術中の苦痛感は結構マックスでしたが、術後はノーストレス!

このまま退院して家に帰りたいくらいでした。


でも、術中の苦痛感も3,4時間なら割と耐えられるレベルだと思います。

でも、看護師さんいわく5時間とかは割とあるみたいです。


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