6/25にKOOVのプログラミングの講習会に行きました。
前回はそこで出会ったソニーグローバルエディケーションの
磯津社長が凄い人だったというお話をしました。
(前回の記事:KOOV講習会行ってきました その1 ~KOOVってスゴイ!学習指導要領とのつながり!?~)
今回からは講習会で磯津社長がお話ししていた内容をちょこっとだけ
書きたいと思います。自分自身の備忘録もかねて。
まずは、
学習指導要領にプログラミング教育を導入した理由をお話しされていました。
その理由は、
「2025~2035年には日本の労働人口の49%が
人口知能やロボットで作業の代用が可能になる。」とのことです。
もう少し詳しい内容を言うと、
事務職では120万人、生産職では90万人の人材が過剰になると予測されています。
一方で専門職は170万人の人材が不足します。
この人材のミスマッチがどんどん拡大していくようです。
つまり今後必要な人材とは、
個人が能動的に学び行動を起こすことが必要となり、
AIやロボットを論理的な思考で扱える人材が必要とされるのです。
2030年は、今の小学六年生が大学を卒業して就職をする時期です。
人材のミスマッチの(専門職が大きく不足する)時期とガッツリ重なっているのです。
だから今の小学校にプログラミング教育が必要であると考えたそうです。
上の話、専門職が170万人も不足するって、
嘘みたいな話に聞こえるかもしれません。でも、僕もこの話を聞いて
あながち外れてはいないと思っています。
ここからは、僕の経験です。
今も講師をやりつつ現場でエンジニアの仕事をしている僕ですが、
これまで繰り返しおこなっていた作業を自動化する仕事が増えています。
作業効率化と人的ミスをなくし信頼性をあげるという目的です。
自動化の仕組みを作る時は、今後どのような変化があっても最小限の変更、
もしくは何も手を加えずに済むようにしっかり設計して作り込みます。
保守性の高い自動化の仕組みを作ることができれば、
以降は作業効率がグッとあがり、
これまで時間をかけていた作業が嘘のように早く終わります。
だから自動化の作業に関してはある程度、人材、時間、コストをかけても良いと
企業は考えていたりします。
そんな風に仕事の考え方が実際の現場もどんどん変化しています。
僕自身も小学校にプログラミング教育を取り入れるということは、
とても重要なことだと思っています。
すでにプログラミングにご興味を持たれて子どもに習わせている保護者様は、
未来をしっかり予測していらっしゃるんだなと、とても関心しています。
まぁ、こんな偉そうなことを申し上げていますが、
僕はといえば、子どもたちにプログラミングを教えてあげたり、一緒に制作するのが
楽しくて仕方がないから、教室を始めたというのが動機なんですけどね(笑)
と、いうことで今日はこの辺にします!
また、次回この講義で学んだことの続きを書きたいと思います。
ちなみにこの講義を受けた時の資料がございますので
ご興味がある保護者様は言っていただければ、
資料をお見せしながら直接ご説明いたします。