三徳の会のホカリンです。
岡野眞規代先生(助産師)の講演会は、一週間後。
7月31日@両国!
岡野先生のご著書「メクルメクいのちの秘密」の
ご紹介をしていきましょう。
「ピカピカの生活がいかん」
これは、故吉村正先生(自然出産を手掛けていた産婦人科医)の
言葉です。
「世の中便利になっていくのがいいと思っているのかね?」
便利になることで、身体の機能にハンディキャップを持つ人には、
優しい世の中になってきていると思うのですが、
健常な人間の身体も心も弱くなってきていると思うのです。
お産も一緒です。
お産は病気ではありません。
医療が必要な人もいることは、確かですが、
昔は、家庭で生活の中で赤ちゃんを産んでいたのです。
でも、楽な生活に慣れた現代人は、
身体と心が弱くなってきているので、
昔のようには、産めないのかもしれません。
医療介入が必要な人が増えているのかもと思います。
本の中で、吉村先生が仰ってます。
「いまの人間は身体をまったく動かさなくなってきてしまった。それで人間の機能が退化しておる。だから、自然なお産ができなくなったんだ」
「うちの妊婦さんたちには、とにかくからだをうごかしてもらっとる。薪割したりその薪を運んだりといった、昔ながらの古典的労働です。で、1日2,3時間は歩かんとね。畑や仕事や山登りなんかもいい。それでお産がスムーズにいく。赤ちゃんも、みんな自然にツルツルに生まれてくる」
「人は生き物、動物だ。頭ばっかりで動かんかったら、からだも精神もダメになる。お産というのは文化であり、生活そのものでありますぞ」
便利な生活、身体を動かさない生活をしていて、
お産だけは自然出産はできないんですね。
産まれた時から便利な生活をしてきた人たちに、
便利な生活を捨てなさいとは言えません。
私も、便利な生活をすべて捨てることはできません。
便利な生活は、楽をさせてくれます。
時間に余裕もくれます。
そこに、甘えすぎないように。
手間をかけた方が良いところもあるでしょう。
バランスが大事なのかな。
生活を見直してみませんか?
岡野先生の講演会は、
7月31日@両国(両国駅より徒歩3分)
三徳の会スタッフが、心よりお待ちしております。
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