岡野眞規代先生講演会スタッフのはなこです。
 

岡野先生が婦長をされていた自然出産の吉村医院の吉村正院長先生は、

 
「お産にはその人の人生があらわれる」といい、お産を単なる生殖や生理現象としてではなく、哲学や美学としてとらえていました。
「人類にとって、いのちを生みだすお産ほど崇高なものはない」
と、畏敬の念をもって妊婦さんとお産を見守り続けてきたのです。
診察のとき、「ごろごろ、ぱくぱく、びくびくしない」という話をひととおりしたあと、先生が妊婦さんの目をのぞきこみ、こんな言葉をかけていたのが今も忘れられません。
 
「いのちをかけて産みなさい」
 
「元気な赤ちゃんが生まれてくるのを祈りなさい」
 
「いのちをかけて産みなさい」とは、いま、この瞬間のいのちを最大限に輝かせていきることがいいお産につながる。
その覚悟をもって一日一日を大切に過ごしてほしいという、いのちを生みだす女性への愛と尊敬をこめた応援メッセージです。
そして、
「元気な赤ちゃんが生まれてくるのを祈りなさい」
いのちというものは奇跡も見せてくれるすばらしいものだけれど、100パーセントの絶対もない。

できることを全部やったあと、人間に残されているのは祈ることだけ。
この「祈り」という精神の発露があるからこそ、お産は宇宙とつながれる気がするのです。
 
                                   ~メクルメクより~
 
吉村院長先生が、これから新しいいのちを生み出すという、いのちをかけた大仕事に向き合う妊婦さんをあたたかく包みながら、真剣に語りかけてくださる様子が心に浮かびますね。
 
今、岡野先生を通して、院長先生の深い思いにふれられる私たちは幸せですね。
 
これから出産のチャンスがある方、存分に味わってくださいね。
 
 
岡野先生がお話くださる心に沁みる講演会、みなさんぜひご一緒しましょう ✨ ✨