術後一週間がたちました。
手術時間は当初の予定通り2時間ほど。
術後すぐの説明では、とりあえずうまくいった。
けれども思っていた以上に胸の中が化膿している。
それでも劇的な回復が見込める。
こんな感じの希望にあふれた説明をうけました。
そして、胸水から中皮種細胞は見つからなかったと。。。
ただ、細胞レベルでもまだ調べる必要がある。
こんな感じの説明だったかな。
麻酔から目覚めたお父さんに、
「手術成功だよ。がん細胞もなかったんだよ。よくなるって!」
涙をながして安心してました。
そして、次の日。熱もでず、歩くこともでき、トイレも自分で行け
このまま良くなっていくような気がしていました。
お父さん自身も、前回の手術とはえらい違うといって
喜んでいました。
ところが・・・
2日目からまた熱が。
けれどもそれより問題は尿が出ず、肝臓の値が右肩あがりに悪くなり
体中が風船のごとくむくみだし、あっと間にまた点滴などの管で
体中つながれベッドから起きられなくなってしまいました。
そして、一週間後の今日、家族に説明をさせてほしいと朝から
連絡があり、母と妹たちといよいよだめなのかもしれないと
なきながら病院へ向かいました。
先生の説明によると、先生たちの予想を裏切って容態は悪化。
胸の炎症は確実に治ってきているが、肝機能が機能しなくなっている。
全力でなんとか治療しているが予断を許さない状況だと。
お父さんはといえば、意識はまだまだはっきりしていることから
ますまず先生や病院への不信感が募ってしまい、
体を何度も切り刻まれ、良くなるとうそをつかれ、結局はなにも良くならない
と愚痴を言い出したかと思えば、
ぽろぽろと泣き出したり・・・
精神的にもかなり不安定になっています。
私はまだ希望を捨てていません。
明日すこしでも良くなることを祈って寝ようと思います。