かなり、状況が変わってきました!
先日、23日に子供のインフルエンザも
よくなって、久しぶりにお父さんの
ところへ。
再再入院してから調度一ヶ月が
過ぎていました。
食事があまり取れなかったため
ちょっと見ない間にかなりやせて
しまっていましたが、腎臓が
落ち着いたためか、むくみは
すっかり取れていました。
この日、だいぶ落ち着いたからと
二人部屋に移ることになり
移動したのですが、すぐ
近くの部屋に移動するだけで
大変で、部屋の外にある
トイレまで20歩くらいは歩く
ことになるから大丈夫かなって
心配してました。
なんとか、立ち上がれても
歩くのはかなり大変そうで、
トイレの度に歩かなければ
ならないのはかわいそうだなって
思っていました。
そして、昨日30日にまた
一週間ぶりに子供たちを
つれてお父さんの所へ
行くと、びっくり!
ナースステーションのまわり
を一周できるくらいに
回復していました!
だいぶ元気になったきたよって
お母さんから聞いては
いたのですが、ここまでとは。
私や子供たちが会いにいった
ので、多少無理したの
かも知れないけど、たしかに
歩いていました。
なんといっても、一週間まえとは
表情が違いました。
眉間ししわをよて苦しそうにして
いたのに、私達をみて笑顔で、
昔の元気なお父さんの笑顔で
ピースしてくれました!
そしてなんと、先生が調度きて
週末に、外出してみましょう
って。もう、ほんとびっくりです。
もう、病院から出られないかも
しれないって、本気で一週間まえ
まで思っていたのに、こんなにも
あっさりと外出?!
びっくりの連続でした。お母さん
いわく、前の日まではこんなに
歩けなかったって。今朝から
調子がいいのって。
うそでしょ!って思いながらも
私も自分が移植手術した時の
ことを思い出しました。
地獄のようにくるしい副作用と
たたかっていた日々を。
あの時もたしか、徐々に体調が
よくなったのではなく、
ある日、朝目覚めたら
気持ちわるさや、だるさが
消えてなくなったことを。
お父さんも、体力、食欲は
さすがにすぐには回復しない
けど、どうやらずっと苦しみ
続けてた異常なだるさや
体の重さが、急に楽になった
ようです。
そして、昨日はお母さんが
看護婦さんと一緒にお父さんの
胸のガーゼ交換をするのを
一緒に見学しました。
私も、やる時があるかもと
いうことで。
胸に空いた7センチ四方の穴。
不思議でした。切られた肋骨、
横隔膜、心臓が見えるのです。
その胸の空洞に、大きな
30センチ四方くらいのガーゼを
大きなピンセットをつかって15枚
ほど入れていくのです。
目の前でみていることが
現実ではないような感じでした。
でも、毎日毎日続けていた
この作業の甲斐あって
うまく感染コントロールが
できているのです。
この作業を1年は続けるそうです。
まだまだ、なにがおきるか
わからないのが現状ですが、
今確かに、笑顔のお父さんを
また見ることができ、そして
明日40日ぶりにお父さんが
家に帰ってくる。
この現実を目一杯一緒に
喜びたいと思います。
きっと、もっと元気になる!
また、そう思えることができた
だけで心からうれしいです。