11月16日(水)
くみさんとふたり、名郷バス停スタートし奥武蔵の武川岳から二子山縦走して、芦ヶ久保駅に下りるという山行をしてきたの
くみさんは、細いけどなかなかパワフル
いつだったか、テン泊装備を担がせてもらったけど、あたしには無理だな
飯能駅から名郷迄、バスに乗って1時間以上かかるの
バス酔いしそうな頃、やっと到着
バス停で準備を済ませてスタート
下の方はまだ紅葉が素晴らしいね
ここから、登山道開始
樹林帯をどんどん登っていくと、天狗岩がある。
あたし達は迷わず男坂へ
くみさんは久しぶりの山行ということで、先を歩いてもらった。
ピンクテープを追って、天狗岩頂上に来たよ
天狗尾根を歩いて、ひたすら登る
前武川岳(まえたけかわだけ/1003m)
バスを降りた名郷は標高326m。
なんだかんだ、700m近く標高をあげてきた
武川岳(たけかわだけ/1052m)
本日の最高峰に到着
ここでは、地元の山の会の方が休憩を終えようとしているところで、お互いに写真を撮りあったわ
ご年配の男女4人グループだったけど、楽しそうで雰囲気の良い感じだった
8人での山行の下見だと言っていたわ
あたし達は、ここでランチ休憩にしたの
休憩を終える頃、女性4人のパーティが上がってきた。
しばらく、4人で何かやっていたけど、ひとりがあたし達に近づいてきたわ。
手には、ガイドブックをコピーしたような紙を持っていた。
何を言っているのかわからなかったので、「どこから来て、どこへ行きたいのか」を聞いたわ。
「げんきプラザに車を置いたので、そこに戻りたい」とのこと。
あたしは、自分のウエストポーチから地図を取り出して確認
げんきプラザを見つけた。
多分、来た道を戻るのでなく周回したいのだろうと思い、「前武川岳迄行って、山布施峠に向かえばいいと思います。」とルートを提案した。
と言っても、地図を持っていないので、何が何やらって感じだ
あたしは、「地図写メしますか?」と聞いた。
嬉しそうにあたしが持っている地図にスマホを向けたけど、横に撮るべき写真を縦で撮ろうとしているのん
あたしが撮ってあげますと言って、スマホをもらって撮ってあげた
そして、「そこに登山道があるので、右に下りて行けば武川岳ですから」と指さして教えたわ。
お山に来るのに、地図も地図アプリもないんだね
アプリだけだと、掲載されていない道や、あまり踏まれていない道に入った場合でも気が付かないことがあるので、紙の地図は必須だよ
って、言うのをやめて、お気を付けてと言い残してあたし達は次の山に向かったわ
まだ、武川岳から先は半分以上あるんだよね
くみさんが、「あの人、登ってこなかったね」と言っていた。
あの人とは、同じバスに乗って来てて、途中で追い越すときに会話した人。
「武川岳迄行って、後はどうするか決めてない」と言ってたんだ
あたし達より歩きが遅いから、芦ヶ久保駅に抜けるのは無理だろう。
前武川岳からげんきプラザに下りてもバスはない。
伊豆ヶ岳を超えるのも、あのスピードでは難しいと思う
だから、くみさんが心配してるんだよ。
行き当たりばったりの人は、計画書も提出してないだろうし、家族にもルートを伝えられないし、万が一のことがあった時に見つけてもらえないよね。
まあ、あたし達だってこの先、そんな心配をしてる余裕もなくなるんだけどね
落ち葉だーーー
落ち葉の下がどうなっているか見えない
足首が埋まる。
しかし、この後さらに深くなり、膝近くまで埋まるラッセルとなったの
落ち葉の下は濡れた落ち葉
その下には岩だけでなく石や根っこなどがあって、とてもデンジャラス
おまけに、ここからは激下りだ
ひぃ~~~
鳶岩山(とびいややま/1004m)
低山、侮るなかれだわ
紅葉がキレイ
でも、ほとんど終盤で葉っぱが落ちている。
それで、落ち葉のラッセルなのよ
わかんないよね
激下りするんだけど、その斜度…
滑るの
あたしもくみさんもずるって滑るだけでなく、尻もちをついたりもしたわ
尻もちをつくと、落ち葉が滑ってかき分けられてすごい跡が残るの。
そして、その分山のような落ち葉が集められる
やったことないけど、落ち葉集めて焼き芋したら、たくさん焼けそうだよ
焼山(やかやか/850m)まで激下りしてきた。
もちろん、下ってピークまで登るから、アップダウンを繰り返してきたって言った方が合ってる。
武甲山(ぶこうさん)が見える
武甲山は角度によって違った形なのよね。
ここからは、採掘現場が良く見えるね。
12時30分になると、発破が掛けられるの
ちょうど、その音が聞こえたわ。
焼山からの下山は、依然歩いた時、ちょっと怖そうなところがあった印象だけど、然程感じず下りたわ
ちょっとは、歩けるようになったようだ
振り返ると映える登山道
なだらかそう、歩きやすそうに見えるのは目の錯覚よ
めちゃ、大変だったんだから
二子山雄岳(ふたごやまおだけ/882.8m)には三角点があった。
一緒にタッチ
ここから激下りして、また登るんだよ~~
この激下りはすごかった
ふたりで振り返って、こんなにすごいところを降りてきたんだ~って感嘆したんだもん。
二子山雌岳(ふたごうやまめだけ/882.7m)
標高は雄岳と変わらないね。
あの激下りを又同じくらい登ったんだよ
ホントにお疲れさんだよ
ここから、芦ヶ久保駅に下りるよ。
200mロープのアスレチックみたいなところ
あたし、ここ楽しくて好き
2年前の10月に来た時も、ここを楽しんでいたわ。
ロープをアスレチックみたいに下りるのが苦手な人もいたね
沢コースに入り、どんどん下りた。
200mロープ以外は、ずっとくみさんが先行してたけど、下りが苦手なあたしはついていくのが大変になったので、先を歩かせてもらった
トンネルを抜けて行く
ひとりだと怖いかも
芦ヶ久保駅に到着
無事に帰ってこられたよ
行動時間約6時間50分、内休憩約1時間15分、距離約10.5キロ、累積標高約1120m
2年前より休憩が多いのに、行動時間が30分以上少なかったね
まあ、人数が多いと遅くなりがちだね。
くみさんは歩きが早いし、その影響もあるね。
くみさんは、久しぶりに「歩いた―――」って気がしたと言っていたわ。
あたしもだよお。
おまけに、筋肉痛
miliちゃん、昨夜2回もつぐらベッドにケポした。
かあちゃん、おかげで寝不足よ。
最近、時々抱っこして階段を上ったり下りたり
しもべは尽くします