今回はべっくんとピカチュウのはじめての出会いの時のお話をしたいと思います。
~ポケモンとの出会い~
1996年、自分がまだ小学生だった頃のお話です。
当初、器械体操を習っていた某少年べっくんは同じ学年だった男の子が、体操の休み時間に熱心にゲームボーイをやっているのを見ました。
ゲームボーイなんてものを持っていなかったので、僕の中では持っている人は皆ヒーローに見えました。
ゲームボーイは他の持っていた子から、マリオのゲームを少しやらせてもらったことがあるくらい。
この時、他にどんなゲームがあるか知りませんでした。
『ねーねーなんのゲームやってるの?』
『これだよー!』
そう言われ、画面を見てみると
何やらヒトデ型のキャラクターと、カエルのようなキャラクターが、お互いの技を出して戦っていました。
見たことのない、画面を見た最初の印象は
『それ、楽しいの?』
という感想でした。
『すんごい楽しいよ!!!べっくんも買ってもらいなよ!』
『うーん僕は要らない…かな。』
これが最初のポケットモンスターとの出会いなのでした。←意外でしょ?w
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~はじめまして、ピカチュウ。~
そして、それから数ヶ月後
僕のクラスに、アカリちゃん(仮名)という女の子が遠くから転校してきました。
アカリちゃんと僕はすっかり打ち解け、あっという間に仲良くなりました。
色々遊んだり、話したりしていく中で
その子があるキャラクターの絵を書きました。
『なぁに!?このかわいいキャラクター????!』
『これー?べっくん知らないの?』
『知らない。初めて見た。すっごくかわいいね!!!
なんていうキャラクターなの??!』
『ピカチュウっていうんだよ。』
『ピカ…チュウ?!!』
この瞬間に体全身にビビビッと電気が走ったことを今でもよく覚えてます←電気タイプだけにw
『ピカチュウってなんのキャラクターなの?』
『べっくん本当に知らないんだねーw
ポケモンだよ!ポケットモンスター!!』
そうだ。こないだ体操の時に友達がやってたあのゲームか。
家に帰り、すぐさま母に
『ポケットモンスター欲しい!』
『ポケットモンスター?なにそれ??』
おもちゃ屋のチラシを母と見ると、
『赤』と『緑』
の2種類があることに驚きました。
どっちにピカチュウがいるんだろ?
そう思い、次の日にアカリちゃんに
『赤と緑のどっちにピカチュウがいるの?』
『どっちにも出てくるよ!』
ふむふむなるほど。
家に帰り、
『ポケットモンスターの緑が欲しい!!』
と声を張り上げて言った事を今でもよく覚えてます。
誕生日でもないのに、ワガママを言って買ってもらったのは、
ポケットモンスター緑とゲームボーイポケットの緑。
なんどもなんどもトキワのもりの草むらを探し回り、やっと出会えた!!!
これが俺とピカチュウのはじめての出会いでした。
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~はじめてのグッズ~
すっかりピカチュウに夢中になった少年べっくんは、家族でFスーパーというところに買い物に来ました。
お菓子売り場に、
『ポケモンキッズ』という指人形の入った箱が売られていました。
当初はブラインドパッケージのため、中になんのポケモンが入っているかわからない仕様だったため、1つだけ選んで買いました。
少年べっくんはもちろんピカチュウ狙い。
ラインナップを見た僕の姉は
『このピンクの子かわいい。』
と指をさしたプリン狙いでした。
箱を開けて出て来たのは、
ピカチュウじゃないポケモン。←(なんだったかな。覚えてないw)
んーうまくいかない。
(姉はなんとびっくり一発で狙いのプリンをwww)
そのあと、4-5個だったかな。
行くたびに買ってもらい、やっと念願のピカチュウを手にすることが出来ました。
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とまあ、俺とピカチュウの出会いはこんな感じだったのさ。
運命って本当にすごい。
あの時、
アカリちゃんが転校してこなかったら、
親がポケモンを買ってくれなかったら、
自分とピカチュウは出会ってなかったのかもしれない。
そう考えると、本当にすごいよね。
ピカチュウと一緒に今まで生きて来たし、ピカチュウがいたからこそ今の自分があると思ってる。
そして、これからも共に生きていきます。
この気持ちは一生変わらない。
ピカチュウ、出会ってくれて本当に心の底からありがとう。( ´ ` )