息子はよく”台”を使う。
たぶん、歩けるようになってから、すぐ”台”を使い出したような気が・・・
そんな訳で、いろんな物が、どんどん高いところに移動していく。
ピアノの上、棚にあるファックスの上、台所の棚、飾り棚の上、しょうがないので冷蔵庫の上・・・
でもピアノの上は、鍵盤に這い上がり、取ろうとするし
ファックスや台所の棚は届かないと思っていたら、”台”を使い、取っ手に足をかけ、
えびぞりになって必死に手を伸ばしている。
これはイカンと思い、取っ手をはずしても、どうにかこうにか這い上がる。
いつも、困ったなぁ、”台”を片付けようかな、と思いつつそのままに。
でも片付けないのが良かったのか、息子の”台”使いも1度だけ、助かったことがある。
それは、ベランダに締め出された時![]()
ある日、洗濯物を干していたら、鍵がガチャン
一瞬、頭が真っ白。
窓の向こうでは、ニコニコ笑う息子。
しばらく固まり、「あーけーてー」と優しく言う。
でもニコニコそのまま。
イラッとして、窓をがんがんたたく。
でも効き目なし。
まずいかも
どうしよう
おろおろ
途方にくれつつ、ベランダから下を眺めたり、
隣の家や向いの家の様子をうかがうが、誰もいない。
息子はいなくなってるし
携帯電話、いつも持っておけばよかった、、、と後悔しても後の祭り。
えーん
しばらく途方に暮れる
と、この音は![]()
わーい、クロネコのお兄さんだぁ
「たーすーけーてー」
と叫ぶと、「へいへい」と、取りあえず、玄関ドアを開けようとしてくれる。
「げ、部屋が汚い」と思いつつ、鍵が開いていることを願う。
玄関の鍵は、無用心にも開いていることが多いのです。
でも、「閉まってますよぉ」と言う無常の回答。
「すみません、取り合えず主人に電話して下さい」
と言うと、快く引き受けてくれる。
そこへ、どこにいたのか、”台”をえっちら、おっちら運んでくる息子。
そして、ガチャンと鍵を開ける。
え![]()
なんと、開いたではないか。
しかも、ややこしい鍵なのにあっさりと。
すぐに、クロネコさんに「開きました~」と言って、外に出て行き、お礼を言う。
あぁ、この方には、当分恥ずかしくて会いたくないかも・・・
それにしても、主人に電話がつながる直前だったので、よかった。
多分、クロネコさんから事情を聞いたら、ため息をつき、
「ほっといて下さい」
と言いたいのを、ぐぐっと我慢して、いろいろ仕事を調整する算段を立ていただろうな。
その前でよかった![]()
さて、今回のことを教訓として、
・窓が閉まらないようにするような物を買う
・ベランダに鍵を置いておく。(何かあったら歩いている人に恥を忍んで鍵を投げ渡し、開けてもらうため)
・娘にも鍵を持たせる。(携帯を持って締め出されたら、学校に電話して帰ってきてもらうため)
・部屋はいつもキレイに掃除をしておく。(誰が入ってきてもいいように)
という事をしておこうと思い、掃除以外は実践中。
それ以来、しばらく息子はベランダに出て、窓を閉め
がんがんと窓を叩くマネをしていました。
くやしー![]()



