2025年3月28日
https://piccoma.com/web/product/134798
3月中、勉強の合間に読み進めてました✌️
あちこちで宣伝されてるからご存知の人も多いと思います!
【あらすじ】
ベリエ王国の第1王女ラースは家族に裏切られ悲惨な最期を迎えたが、気が付くと自分が処刑される10年前に時間が戻っていた!
ラースは自分を使い捨てた家族と国に復讐するべく妹の代わりに軍事大国シャリオルト帝国の皇帝に嫁ぐ。
嫌がらせしてくる皇帝の愛人たちを前世の知識と圧倒的な魔力で排除しつつ、自分に関心の無い皇帝に自分がいかに有能な人材か証明していく。
すべては暴君と恐れられる皇帝を味方につけ祖国を侵略するために…。

・ラース
ベリエ王国第1王女。家族のために尽くしたが裏切られ悲惨な最期を迎える。何故か10年前に時間が戻ったため祖国に復讐するべくシャリオルト帝国に嫁ぐ。ベリエ王国の政治を一手に引き受けていた才女で魔力も突出している。
・ゼフォン
シャリオルト帝国皇帝。周りからは暴君と恐れられている。6人の愛人がいるが全員政略結婚のため恋愛感情はない。ラースのことも関心がなかったが、シャリオルト帝国に次々と利益をもたらす知識と圧倒的な魔力、愛人たちの嫌がらせに屈しない態度に徐々に心を開いていく。
・サシャ
第3愛人。他の愛人と違い皇妃となったラースに誠実に接する。優しい性格で、のちにラースの初めての友達になる。
・シング
ラースがベリエ王国から連れてきた従者の男性。有能。
・ベリエ王国
大陸の中心に位置する。貿易のためにはどこの国もベリエ王国を通過しなければならず莫大な通行料を儲けて潤っている。ラースが嫁いだため政治が上手くいかず、綻びが見えはじめる。王族は火魔法が使える。
・シャリオルト帝国
北に位置する軍事大国。王族や兵士は治癒魔法が使えるため医療技術が発達した医療大国でもある。反面、資源に乏しい。

【感想】
最初は愛人が6人いることにびっくりしましたが、皇帝がドライな性格で良かったです。復讐に焦点が当てられているのでラースとゼフォンのラブロマンスはゆっくりですが、仕事人間の二人が悪巧みしている姿は読者の私も見ていて楽しく、勧善懲悪だったり弱者救済の面があるので安心して読むことができます。
ベリエ王国の王族はラース以外は無能なので、ラースが復讐しなくても勝手に没落していくんじゃない?とも思いますが、最後にどんな形で決着が着くのか楽しみです。