2025年2月21日


百鬼夜行抄21巻を読みました。


私が読んだのは文庫本です😉


初めて読んだのが中学生の時なので本当に長く楽しく読ませていただいています📖



 

 


怪異が視える青年の律(リツ)が主人公の長編怪異譚。


今巻は夏休みの間、訳ありの新潟にいる親戚の子供の海(カイ)くんを預かって面倒を見ています。


海くんも律と同じで怪異が視える体質な上に、幼さ故にちょっかいをかけてくる妖怪にどうやって対処していいか分からずに毎回妖怪がらみの事件に巻き込まれていきます。


主人公の律や、律の実家の飯島家の人々は他所から嫁いだ祖母の八重子さん以外は祖父の飯島蝸牛(かぎゅう)の力を受け継いでいるので霊感は人一倍強いんですよね😅


全員成人なので妖怪がらみの揉め事には慣れたものです👻


しかし海くんは経験が少ないし、守ってくれる護法神もいないので妖怪に振り回されて右往左往しています💦


飯島家の人たちも子供の頃は皆んな海くんみたいな目に遭っていたんでしょうね😭


海くんは律を胡散臭く感じているみたいですが、海くんにとって霊感ありの飯島家との交流は人生の転機になるのではないでしょうか?


海くんの実家の坂元家を取り巻くよくない状況も気になるし、坂元家のルーツとなった飯島水脈(ミヲ)さんが幽霊になって彷徨っているのも心配だし、若くして殺人を犯したかもしれない水脈さんの娘さんの話の真相も明かされていないので次巻の発売が今から待ち遠しいです✨