会陰マッサージを始めようかと思う。

 

冷静に考えてみれば?というか、考えなくとも?

膣から直径約10センチの物体を出すというのは無理にも程があるとは思わんか。いやー無理だろう。少なくとも普通に生活している限りは無理だろう。

 

ところが出産時はそれをやるわけで。

 

だから、妊婦の体は出産が近くなると少しずつ骨盤を緩め始め、産道の長さを短くしていき、子宮口を開き、出産に備える。約10センチを出すために。

 

しかしそれでも大きさが足りなくなる部分があるのだ。

一番外側の部分である。

ゆっくり出産するとちょっとずつ伸びてなんとかなったりするのだけれど、初産の場合は柔らかさが足りず、裂けてしまうことがある。

そうなると大変だ。

場合によっては裂け目が肛門まで達する場合もあるのだ。

しかも裂け目がビリビリしていると治りも遅くなる。

 

ということで、出産時には子どもが出てくる前に先に切って広げておくのである。それを会陰切開という。

 

けど、やりたくない。やりたくないぞ。

そりゃ、先に切っておいた方が治りは早いのかもしれんけどさ……それでも産んだあと、痛いらしいし。縫うし。

 

そこで会陰マッサージである。

先にマッサージで伸びやすいようにしておくと、切らなくて済む場合があるらしい。

 

マッサージは天然オイルを使って行う(白色ワセリンはダメらしい)。

私はホホバオイルを買って、やってみることにした。

 

 

本日の体重

 +9.9kg 

(出産時目標 +10kg)