【独占インタビュー】JYJジェジュン(1):「『WWW』はまさに始まろうとしている愛について表現したもの」
JYJのキム・ジェジュンは、ルールにとらわれるアーティストではないことはよく知られている。
東方神起のメンバーだったユチョン、ジュンスとジェジュンは、2010年に彼らの所属事務所であったSMエンターテイメントとの契約紛争によって、グループを脱退。それにより、彼らがかつて味わっていたような人気を再び得る可能性は低いように思われた。
しかし、その年から3人によって形成されたグループJYJは、数々の障害や批判に遭いながらも、今日のK-POP界において最も人気のあるグループの一つになっている。
今回、ジェジュンは10月29日に新しいソロアルバム『WWW』をリリースした。新たにロックの領域に踏み込んだトラックについて、ソフトな口調で語った。
KpopStarzがジェジュンと会うのは昨年以来で、今回、日本でのソロツアー中だった27歳のポップスターは、『WWW』の制作過程や彼のこれから目指す音楽について語った。
■ 新しいアルバム『WWW』は、どんなアルバムだと言えますか?
ジェジュン:このアルバムは、まさに始まろうとしている愛について、愛の“誰、いつ、なぜ(WWW: Who, When, Why)”について表現しています。それがアルバムのタイトルを思いついた理由です。アルバムはロックテイストの曲で構成されていますが、ロックにあまり馴染みのないファンにも聞きやすいトラックになっています。もちろんその他の曲も含めて、誰もがそれを楽しんでくれるよう願っています。
■ (今年1月にリリースしたソロミニアルバム『I』に続く)2枚目のソロアルバムを作る上で、どんなことがありましたか?
ジェジュン : このアルバムの制作過程のすべてが楽しかったです。ハ・ドンギュン、(BEASTの)ヨン・ジュンヒョンを含め、このアルバムのためにとてもたくさんのアーティストの参加があったので、自分だけでなくて、彼らと一緒にレコーディングするのが楽しかったです。
■ 曲を作る上で、このアルバムでやりたかったことは何でしょうか?
ジェジュン:ほとんどすべての曲に、メッセージを込めて自ら制作、あるいはプロデュースをしています。多くの曲でメロディーを何度も繰り返し聴きたくなるようにしています。聴く人と繋がりたいと思って、中毒性の強い歌にしようと思いました。そこで歌詞を非常にシンプルにしました。同時に、いくつかの歌詞については、聴いた人がそれを理解するために、歌詞を見て、また曲を聴いて、ということをして欲しくて、そういう曲も作ってみました。
http://m.japanese.kpopstarz.com/articles/10758/20131119/jyj-jaejoong-www-interview.htm

【独占インタビュー】JYJジェジュン(2):「インスピレーションはピアノから」「ずっとJ-POPが好き」
■ 作曲をしている時、どこからインスピレーションを得ますか?
ジェジュン:私は、ピアノの音から多くのインスピレーションを得ます。ピアノで遊んでいると、メロディーのタイプに応じて、作詞をする時の助けになる特定の思い出や瞬間を思い浮かべることができます。ピアノが大好きなので、ピアノさえあればいくらでも遊べます。
■ ピアノ以外にもできる楽器はありますか?
ジェジュン:正直なところ、ピアノ以外の楽器は弾けません。今、ギターを弾けるように習っているところです。
■ どんな種類の音楽を聴くのが好きですか?
ジェジュン:ずっとJ-POPが好きです。たとえば、ラルク・アン・シエルなどのようなバンド音楽をよく聴きます。もっと若かった頃は、X-JAPANをよく聴きました。
■ 『WWW』ではいくつかのコラボレーションがありましたが、コラボしてみたいアーティストはいますか?
ジェジュン:今回多くのアーティストとコラボレーションをしましたが、次回は女性アーティストとコラボできたらいいなと思っています。歌手のGUMMY(最近、C-JeSエンターテイメントに移籍)といつかコラボできたらと思っています。
■ ソロ活動と、JYJとしての活動の違いは?
ジェジュン:JYJでのボーカルは、ポップミュージックのスタイルを踏んでいますが、ソロアーティストとしての私は様々な異なったスタイルの音楽に挑戦することができます。私はロックのジャンルを多くやっているので、JYJの活動のときとは全く異なる、叫ぶようなスタイルの音楽をやったりします。それと、ソロで活動する時は、すべてを自分が負わなければならないけれど、JYJの活動の時は責任を共有できるということです。
■ ファンにどんな風にライブを楽しんで欲しいですか?
ジェジュン:ロックをテーマにしたコンサートを楽しむために、ジャンプしたり、頭を揺らしたりして音楽を感じて欲しいです。身体が音楽を感じるままに任せることをお勧めします。恥ずかしいことではないです。目と耳を開いて、周りのことを忘れて、ただコンサートを楽しんでください。
■ JYJとしての最近の関係はどのようなものでしょう?ユチョン、ジュンスと親密にしていますか?
ジェジュン:JYJのメンバーは、私にとって家族のように特別な存在です。オフでは私達は大声でしゃべりあったりして楽しむのが好きですが、ステージ上での私達はプロで、別の側面を披露しています。ステージ上とオフとでは私達は明確な違いがあります。
■ ソロアーティストとして、またはJYJとして、これからの予定は?
ジェジュン:ソロ活動では、私自身が歌を楽しむため、さらにそれを聞く皆さんが楽しむために、このアルバムを作りました。残念なことに、JYJは、今年アルバムをリリースすることはないのですが、来年にはアルバムをリリースして、トップを狙う予定です。
http://m.japanese.kpopstarz.com/articles/10759/20131119/jyj-jaejoong-interview-2.htm