昨日は、これを観ました。
映画「Ryuichi Sakamoto | Opus」
2023年3月に他界した坂本龍一の、最後のピアノソロ演奏を収めた映像コンサート。
セットリスト
2022年9月。
坂本氏が「日本で一番音のいいスタジオ」と言っていた「東京のNHK509スタジオ」にて8日間に渡って収録。
まさに、死を目前にした時期の演奏である。
ずーっと、ピアノの音が流れる。
途中でお喋りが入るわけでもなくナレーションが入るわけでもなく。
坂本さんのためにカスタムメイドされた愛用の「ヤマハ」のグランドピアノで。
絶妙な光、色はない、モノクロの世界の浄化された音。
研ぎ澄まされてはいるが、人をくるむような暖かい音。
だけど、それは、あちらとコチラを繋ぐような世離れした音でもある。
この時点で、彼は、自分が成すべきことが分かっていたんだなと思う。
葛藤や苦悩は、もうすでにないような気がする。
途中で、音があれ
となり、現実に戻された。
となり、現実に戻された。が、そのことで一呼吸つき、より深い所に誘われる感じがした。
だからこそ、浄化されてはいるが、人間味のある音になっていたと思う。
後半から、坂本氏の奏でる音に、木漏れ日が差す森の風景が見えてきた。
むかし、いつだったろうか。
まだ小学生の低学年だったと思うけれど。
たぶん、あれは兵庫県西宮市の仁川町というところに住んでいた頃。
阪急電車の今津線沿線の、森林が多い地域。
学校の行事で、どこかの山を登ったときに見た光景。
森の斜面の木漏れ日が差す場所にヤマユリが群生していた。
まるで、聖母マリアが、その中にいらっしゃるような錯角を覚えた。
その光は、間違いなく天に続いていると思った。
それ以来、二度と同じ光景に出会うことはなかった。
そのことを思い出したのだった。
天への階段を一段ずつ昇っていく坂本さん。
一段ずつ、一段ずつ、光差す向こうに。
きっとそうなのだ。
目指すそこで、彼は仲間たちと音楽を奏でているに違いないのだ。
最後に、彼はいないのにピアノの鍵盤は動き、やがて足音が消えていくとき、やっぱりそうだったのかと思った。
音楽を創る場所を移したんだね。
彼のピアノの音は、天に向かっていたと思う。
映画「戦場のメリークリスマス」は、あまりにも有名だが、その映画で使われた「Merry Christmas Mr.Lawrence」。
当時、映画館で観たが、あの衝撃はなかなかない経験だったな。
近辺で上映していた映画館は「109シネマズグランベリーパーク」のみだった。
住んでいる地域の電車の沿線にある。
急行で4つ目なので、あっという間に着くが、あまり行かない。
「南町田グランベリーパーク駅」下車。
降りると、そこは、もうすでにアウトレットモール「グランベリーパーク」
Snoopyがお出迎えしてくれる。
この上に改札。
この階段、電光掲示板のようになっていた。
エスカレーターも、もちろんありますよ。
駅に隣接して郵便局があるのが羨ましい。
平日だから閑散としているかと思いきや、けっこうな人出。
この町は、東急電鉄と町田市が開発をしているので、この周辺に高層マンション。
当然、お高いマンション
横浜市と町田市の境目だけど、当然、この沿線は通勤者で溢れている地域。
この先の終点は相模原市。
私の住む地域は川崎市。
そう、横浜市と川崎市の２ツの区と、町田市に隣接している地域です。
渋谷まで20分～30分くらいで行けるから、東京都にも近い。
だから、このいわゆる通勤電車を利用して、遠くからも買い物に来る人達で溢れるわけよね。
だからぁ。
私たちには高級感はない。
なのに、高級マンション。
電鉄会社の陰謀だわと思うワタシたち
正直なところ、もう大掛かりな開発はやめてほしい。
もう充分だろと思う。
と思う。とはいえ。
来ちゃえば、あちこちウロウロする友人とワタシ。
「ギャザリングマーケット」で、食事をしてブラブラ。
アウトレットモールと言えば、我が駅から「御殿場」に行くバスも出ているのだけど、あの御殿場のモールに比べたら小さい、小さい。
あっという間に回れる規模。
可愛いもんです
父が特養にいたころ、こっち方面だったので、帰りにアメリカンチャイニーズの店に寄ってテイクアウトしたことある。
それが最後だったかも。
ってことは何年ぶりに来たのかな
いやいや、その後、別の友人とランチに来たような気がする～。
「ジャックインザドーナッツ」
のドーナツが食べられない我が身が恨めしかったぞ～
「PAINPATI」（パンパティ）のパンも食べられない。
悲しすぎる。
東急電鉄のマスコットキャラクター「のるるん」くん。
各駅にいるみたい。
投票やってた。
ちょっと笑える
東急と阪急はお友だち～
みたいよ。