血糖値を気にする私のお昼ごはんのサンドイッチ~
あれこれ作るのがメンドクサクなってレタスとチーズとトマトに玉子だけ。
ソースは無し。
全粒粉入りマフィンで。
野菜不足なので、レタスサラダも付けましたよ。
ミルクもね。
タンパク質を考えないとね。
昨日のです。
楽しみにしていたドラマ。
「PICU 小児集中治療室スペシャル2024」
以前、連ドラになっていたものの特別編です。
出演:吉沢亮 安田顕 木村文乃 高杉真宙ほか
北海道の札幌の病院。
小児集中治療室に勤務する医師たち。
まだ若き医師、志子田武四郎(しこちゃん先生・吉沢亮)
北海道という特性のために救われない子供たちがいる。
どこの地域にいても搬送できるようにドクタージェットを供えたPICUにしたい。
PICU科長の植野先生(安田顕)の熱い思いに賛同しているスタッフたち。
しこちゃん先生は、一年前に最愛の母(大竹しのぶ)を失っている。
今回は出てこないかなぁと期待していなかったけど、亡き母、いい具合に登場していた
友人たちとの語らいの日常に、ちょっとした不安も覗かせて、それが後半の「事件」に繋がる演出は、さすが~と思ったよ。
このドラマの何がいいんだろう
医療ドラマは山ほどある。
だけど、このドラマには、魔法のような奇跡はない。
日常を淡々と描くこっち側で、病気と闘う子供たちと家族がいる。
それに真摯に対応する医療スタッフたちがいる。
たぶん、どこの病院でもあることの毎日だ。
(ってことはね、今回、私が40日も入院していたから感じたことだよ)
生後まもない赤ちゃんが、雪の中、公園に捨てられて、雑にへその緒を切られていたことから重篤な状態になって運ばれてきた。
名前もないから、しこちゃん先生が姓名をつけた。
どんな手を尽くしても助かる見込みはない。
だから、数名の医師たちが、その命を終わらせるかどうかの判断をしなくちゃならないのだ。
そんなドラマ、観たことある
でも、きっとこの世の中にはあることなんだ。
私は、ここで、やっと涙が出た。
2週間の命。
お空に返してあげて、と思ったよ。
助かっても育たない、きっと。
なら、お空に返して、また生まれておいでって思うから。
しこちゃん先生のお母さん、迎えに来てあげてって思ったよね。
延命措置を後悔する母親(ともさかりえ)
もう、10年も脳死状態のまま生きている娘。
かつての患者の誕生日に見舞った植野先生の一言に、キッとした目で見返す母。
ともさかりえ、すご~い
上手い~~って唸りました。
ここだけの出番なのに、この母を完璧に演じていた。
延命=正しいと思っていた。
どうすればよかったのか。
植野先生のようなベテランでも思い悩む。
若き研修医が、しこちゃん先生に付く。
こんな横柄な研修医はいないだろ、現実にはって思うけどね。
縦社会の病院で。
大病院の御曹司という研修医が「脳死判定」の本を持っていたことで、子どものお母さんが悟ってしまうエピソードがあって。
悟られない配慮をしなかったことを先輩たちに注意されるんだけど、彼は、いろんな可能性を考えていただけだと。
それでも、不安に苛まれている家族に見られてはいけない。
実際にはね、医師って、リスキーなことを必ず言うよ。
簡単に「治ります」なんて言うはずもない。
違う方向にいったときに、責められるのは病院だからリスキーなことは必ず言う。
きっと、担当医は「もしかして脳死ということも有り得る」って話すと思う。
それでも、患者の枕元近くで「脳死判定」の本を開いてはいけないし、まして、聞こえているかもしれない患者の耳元で話すことじゃない。
この研修医たちの成長もみていきたいなぁ。
それにしても
子役たちが上手すぎる
上手すぎてポカーンとしてしまう(笑)
感動を与えようとか泣かせようとかいうあざとい演出がなくて、すっきりと後味のいいドラマ。
なんでなのかなと思っていたら、この記事に書いてあり、なるほど~と唸ってしまった。
Tverで見逃し配信中。
お勧めです