コーヒーのドリッパーが割れて新しいのを買ってきた。
前のは、どらくらいの年数を使っていたんだろう。
 

 
亡くなった父は、コーヒーが好きで仕事終わりに珈琲店によって帰る人だったコーヒー
そこのマスターに教えてもらった方法で毎晩淹れてくれていた。
それは、いつまで続いたんだっけなあはてなマーク
たぶん、母が亡くなってからは淹れなくなったと思う。
サイフォンにしたり、豆をミルで挽いてドリッパーで淹れたりしていたなあ。
父の淹れた珈琲は、ほんとに美味しかった。
 
コーヒー   コーヒー   コーヒー
 
 
「ザ・ノンフィクション」
ラブレターを書く人~愛を伝えたい人と代筆屋
 
たまたまテレビをつけたら、これをやっていた。
代筆屋というところに興味を持った。
今どき~手紙なの?
 
代筆屋の小林さんは、普通にIT企業で仕事をしている43歳。
つまり副業だ。
妻と可愛い子供たちが2人いる。
きっかけとしては、父親が本が好きだったので影響を受け作家になりたかったというのはあったそうだ。
頼まれて代筆するが、その人を知るほどに自分を振り返ることが出来るそうだ。
寡黙な小林さんは、仕事では雄弁に語るのに家族には言えないでいる。
 
代筆屋っていうと、シェイクスピアの物語に出てきそうな、字が書けない人のためにラブレター代筆するイメージがある。
だから、なんだろはてなマークと思ったのだ。
 
ひとりは、川崎で地下アイドルをしている女性に手紙を渡したい45歳の寺本さん。
たまたま入ったライブ会場で一目ぼれ。
そのアイドルのグループが解散することが決まって、手紙を渡したいと。
小林さん、直接依頼主に会う。
その人となりを掴んでから文面を練る。
寺本さんの人間としての暖かさを反映させたいと。
返事はないが、気持ちは伝えたので満足だと寺本さん。
 
もうひとりは、40年前に離婚した妻のもとに残した娘に会いたいお父さん、81歳。
20年前くらいから共に暮らしていたパートナーの女性を亡くしたばかり。
良い人みたいだった。
お父さん、夢だった中華料理店を横浜市内で営業している。
そもそも、その夢が離婚の原因になったと。
気のいいお客さんたちに囲まれて幸せそうである。
でも、娘の存在が気になるんだろうねえ。
できれば会いたい。
会えなくても、存在を知ってほしい。
 
小林さん、このケースの手紙は、本当に難しかったと。
自らの親子関係を考える機会になったと。
 
人の心に寄り添い、的確に捉えて言葉で伝えることができる人は、たぶん、自分の家族には言えないんだよね。
それは分かる気がする。
 
ナレーター、代読は奈緒。
この語り、言葉が息づいていました。
 
 
一件10000円だそう鉛筆
安いか高いか。
想いを的確に伝えてもらうのには安い気がする。
だけどさ。
このSNSが普及した時代に、大事なことは手紙で伝えたいって人がいるんだね。
手紙だからこそ伝わることもあるものね。
メールやLINEでは伝えることのできない、手書きの文字の行間から読み取れるものは大きい。
 
しかし、書かなくなったなあ手紙鉛筆
 
興味のある方は、小林慎太郎、代筆屋で検索してみて~OK