★ ご本人のツイッターから

 

昭和時代に男の子だった日本国民ならみんな、ちょっと、というか、かなりエッチなアニメ、えびはら武司先生原作の「まいっちんぐマチコ先生」を見た、あるいは見たかったけど見られなかった、見せてもらえなかった経験があることだろう。

2月20日、21日、その舞台版「まいっちんぐマチコ先生」が、東京都渋谷区MsmileBOXで上演された。早くも令和3年最大の問題作と評判だ。

 

だが、舞台といい上演といっても、演劇、お芝居というよりバラエティー、いや、カオス。それどころか、出演女優さんが次々服を脱いで水着になるストリップショー的作品である。

だから最初からわかっていた。感動とか余韻とか教訓はいっさいない。

しかし、興奮はある!

 

この舞台「まいっちんぐマチコ先生」にわれらが小山玲奈さんが出演!…そうと聞けば、三度の飯より玲奈さんのヴィーナス・バストが大好きな筆者、仕事があろうと、お金がなかろうと、地の果てまでも駆けつけずにいられない。

 

ストーリーは、マチコ先生が帰省先の京都?で、新型コロナウイルスを鎮めるためといういかにも見えすいた口実の、エッチなお祭りに参加し、地元の女性たちとお色気対決する、というもので、学園ものである必要などちっともない展開。…なのだが、そのマチコ先生の対戦相手となる「ミス田舎ぐらしグランプリ・ダレヤネン明美」に扮するのが玲奈さん。

主役はマチコ先生役を射止めた鈴原博美さんであったが、玲奈さんは彼女に次ぐ堂々たる準主役ではないか! 心からの拍手だ。

 

実は、脚本・演出のゴブリン串田さんは、演劇界の鬼才と恐れられる、たぐいまれな才能の持ち主。筆者もこれまで彼の力作を6,7作は鑑賞したろうか。

しかし、この「まいっちんぐマチコ先生」シリーズは、いわば出演するグラドルたちの水着姿を観客に楽しませるのだけがモチーフの、いかにも男性目線的なエンターテイメント。あえていえばゴブリンさんが肩の力を抜いて仕上げた、というか、だからこそゴブリンさんの本領がもっともいかんなく発揮されている作品ともいえる名作なのだ。

そんな本作品で、玲奈さんは共演者に乳房をプニプニいじられたり、グワッシュとつかまれたり、文字通り体当たりの演技を頑張った。

 

それにしても、まず胸元の開いた真っ赤なドレスでさっそうと登場した玲奈さんを見たとき、筆者は、息が止まりそうになった。あまりに大人っぽい女優のオーラをまとっていたからだ。

そして、そのドレスを脱ぎ捨てて、彼女が舞台で大胆に披露したヒョウ柄のビキニ(筆者にとっては、実はすご~く思い入れのあるビキニだ。)、そして、2着目のホワイトのモノキニ(彼女のツイッターによると、着るのがとっても大変なんだそうだ。)!!

セクシーというより、気高くはみ出る豊満な乳房、切れのいい腰つき、小気味のいいヒップ、そして抜群の脚線、それに何といっても、みんなをハッとさせるあの雄弁な表情(フェイスシールドが邪魔ではあったが…)!!

ほかのキャストさんもホントに魅力的な美女ばかりだったが、玲奈さんの官能美はやはり段違いなのだった。さすがわれらがれいなんぼーお見事!…と、筆者は悩殺され酔いしれながら、ストーリーは二の次で、玲奈さんの姿を精一杯目で追い続けた。

 

玲奈さんは、「ミス田舎暮らしグランプリ」として、「準」グランプリ役の2名、鳥住奈央さんと平崎里奈さんを従えて(?)いた。このおふたりのナイスバディ、柔肌の輝きもお見事だった。こんな美女、ぜったいにうちの近所にはいません!

でも、3人並ぶと、やっぱりだれがどう見てもグランプリの輝きをまとっているのは玲奈さん、あなたなのだった。それだけ玲奈さんの存在感は際立っていた。…いや、裏を返せば、玲奈さんをグランプリとして引き立たせたキャスティング、鳥住さん、平崎さんの役作りもそれだけ素晴らしいのだった。おふたりにも心から拍手を送りたい。

 

コントタッチの台詞の連続で、どちらかというと女優玲奈の進化型、あるいは“変異株”を楽しみにしていた筆者には演出上やや物足りなさが残る「まいっちんぐマチコ先生」ではあったが、玲奈さんの大人の女性としての魅力をあれだけ堪能でき、あぁ、あと2回でも3回でも見たい!…と最後は会場を後にするのがとてもつらかった。

公演回数が少なすぎます!

 

ファンとしてはいかに女性共演者のお手々によってとはいえ、玲奈さんのお乳があんなにいじられるところは、本音を言えば見たくなかった(ファンというより、お父さんみたいな気持ちになってる?)。

しかし、おそらく満員のお客さんはみな大満足したにちがいない。そして、中にまだ玲奈さんのことをよく知らぬ人がいたとすれば、その人はきっと「あのツヤツヤのお乳の美女はだれだ!」と玲奈さんに瞠目し、たちまち玲奈さんの虜になったろうし、今日このときから、間違いなく癒しのヴィーナス・バスト玲奈さんのファンが、そういう人の数だけ増えたにちがいないのだ。

 

「まいっちんぐマチコ先生」

玲奈さんは、新形コロナの閉塞感を見事にぶっ飛ばしてくれた。れいなんぼー恐るべし。その進化はやはりとどまることを知らないのだ。