腸捻転からの回復が思わしくなく、昨日、安楽死処置となりました。
私にとっては、一口馬主4世代目にして、初めて、いわゆる良血馬に、あわよくば種牡馬入りという夢を描いて出資したのがドレッドノータスでした。
1歳春にノーザンファーム空港牧場で初めて対面したときは、落ち着き0%のやんちゃ坊主ぶりでとにかく可愛かったですし、この馬を毎日育てられている牧場の皆さんのご苦労はいかばかりかと、頭が下がる思いでした。
そこからは、矢作厩舎には珍しく、武豊騎手でのデビュー。(調教で気に入ってくれたという経緯も嬉しかった)
シンガポールで朗報が届き友人たちとルーフトップバーで祝杯をあげた2戦目での重賞制覇。
惨敗のショックで呆然と中山競馬場に立ち尽くした皐月賞。
去勢明けからの鮮やかな復活で、馬券もガッツリ取れた東京競馬場での1日。(興奮しすぎて、ゼッケン囲んでの集合写真も逃してしまいました。)
クラブパーティーで馬券を含めた感謝を矢作調教師に伝えたら、力強く握手してくださり、「自分の意見を通して、むりやり出走させたレースなので本当に気持ちよかった!!」と話された姿も鮮明に記憶しています。めちゃくちゃ格好良かった。
その後、積極的なレース展開でのオープン再昇格も、ちょうど出資馬全般が苦戦していた時期に、勇気を与えてくれました。
更には、京都大賞典での鮮やかな勝利。
一口馬主データベースで、枠も騎手も父産駒も抜群の相性となっていて、陣営の手応えからも一発ある!と感じ、汐留のWINSで単勝1万円買ってから大阪出張に向かうと決めたのに、当時馬券を外しまくっていたことで弱気になったのと、ちょっとした寄り道が面倒臭くなり、結局は買わずじまい。
仕事を抜け出し観戦したレースが終わった時は、何とも言えない気持ちになりました。笑
あれが、私の勝負運の無さをまざまざと悟った瞬間でもありました。笑
その他にも、天皇賞への出資馬出走観戦の夢をかなえてくれたり、思い出は尽きません。
これまで本当にありがとうございました。
ご冥福を心からお祈りいたします。