セカンドオピニオンの旅〜プロローグ | そらまめ闘病日記

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2020年、世界にそして日本にもコロナ旋風がやってきた年。
私は、腎臓癌になりました

手術をして今後の治療をどうするかの選択を迫られていた。

抗癌剤の服用をするにしても、結果についても副作用についてもきになるところ。

 

悶々としていると、兄姉が「セカンドオピニオンをしてみてはどうか?」

そうよね。でも、、どうやって先生にいったらよいのか?

他にも方法はあるのか?そういう方法を試したいというものも、よくわからないし・・

 

しかし、主治医に・・・・言いにくい・・・・

いや、自分のことだ・・

言いにくいとかいっとられん。

主治医が機嫌悪くないか・もう、そっぽ向かれたりはしないか・・

ドキドキだ。

 

とにかく、仕事だと思い、上手い・・←なんか、嫌な言い方だが

中間管理職をしていた極意みたいな←これも嫌な言い方

うまい言い方を考えよう。

 

 

電話で1発、ご相談がありますと、診察日以外で来院日をとり、

 

主治医「その後どうですか?なんか相談があると言われていましたけども・・」いつも優しい口調

 

私「あの--私は、ずっと先生を信頼しているし、ずっと診ていただこうと思っているんです!!

  もちろん!!でも、今回、抗癌剤の服用となると、副作用のことも心配ですし、職業柄手が痺れるとかになるとちょっと・・

 というのもあって、兄姉がセカンドオピニオンをしてみてはどうかと言ってまして・・・・」

と、兄姉のせいにする方法を取った^^;←ごめんなさい・・

 

主治医「ほおおお・・・それは、いい考えですね!!」

 

私(がくっ・・あんなに考えたのに拍子抜け)「あ。そうですか??」

 

主治医「いいですよ。セカンドオピニオン。その方がいいでしょうね。

うんうん、全然、紹介状書きますよ。どこがいいですか??」

 

私「いえ、まだ決めてはないのですが、兄姉が言うには、東京のJ病院とか・・でも、診療代高いですよね・・・」

 

主治医「そりゃー私立ですからね・・・・」

 

私「ちなみに、先生コネクションというか。いいとこあります??」←めっちゃ失礼

 

主治医「いや、僕、広島だからね・・広島だったら、広大とか、市民病院でもどこでも・・

    東京となると旅費もかかるし診察費もかかるし高額になりますよね

    一度、広大と行って、そこから納得できなかったらサードで東京に行ってもいいし

    紹介状、セカンドでもサードでも書きますよ!僕。」

 

私(ほんと、いい人!)「いやいや、サードほどは・・」

 

主治医「いや、いますよ。サード行かれる人もいるし、大阪・福岡とか。

  韓国に行く人もいますよ」

 

私「韓国に!」

 

主治医「そう、ほんと、行きたいとこ言ってもらったらどこでも書くので・・」

 

私「一回考えてきていいですか?」

 

主治医「もちろん!!」

 

私「そうなると、予約とかどうしたら〜〜お電話でも、またご連絡させてもらいます」

 

主治医「ほぼ、予約とかだいたいこちらで対応するので、病院によっては、最初から患者さんに連絡してもらうとこもあるけど、

最初は、こちらから連絡するので心配ないですよ〜〜〜〜では、紹介状の準備しときますね〜」

 

で、1週間後、やはり検討した結果、東京のJ病院でセカンドオピニオンをお願いすることにした。

 

病院のロビーに降りたら、セカンドオピニオンのポスターが堂々と貼ってあった、

最近は割と、オープンなのだと悟った

 

泌尿器科の事務員さんにその旨、先生にお伝えお願いしますと依頼して、

事務員さんから、後日連絡あり

直接、J病院からご予約のお電話があると思います。とのお返事。

 

J病院からかかって来た。

そして予約を取るという手筈。

 

本当は12月だったのだが、熱を出して1月に変更となった。

 

年が明けて落ち着いたころ、久々の東京へ・・・