こんばんは!ぴーです!
今回もゆっかねんです!
ちなみに設定としては、ゆっかーが28歳くらいで、あかねんが15歳です!
年の差がすごいですね…笑笑
ゆっかねんといえば!
そう、私、一ヶ月程「嵐」を放置してたんですよね…。
もう多分待ってる人いないとは思いますが、再始動したので上げた際にはぜひ!
あ、今回、2241という数字が出てくるのですがその数字はなんだろーなーって思いながら読んでみてください!
一応この数字はランダムではないです!
あとがきに答えあります!
それではどうぞ!
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私の名前は守屋茜、高校一年生だ。
この春、東京の高校に進学することになって、上京してきた。
それで、私の両親が一人暮らしは危険だからと、親戚の家に住まわしてもらうよう頼んだらしい。
それで、その住所に着いたんだけど・・・
ここ、やばくない・・・?
六本木のタワマン・・・?
え、いや、え?
ま、まぁ、東京の人ならそういうこともある(?)よね・・・
ちなみにその親戚の方っていうのは菅井友香さんって方で、仕事がいつも忙しくてなかなか親戚の集まりに来れないので全然会っていない。
だから、私が最後に会ったのは私が小学校1年生くらいの頃で菅井さんが大学生くらいの頃。
相手は私のことを覚えてるだろうか?
私は鮮明に覚えている。
だって、
私の初恋の相手だったから。
〜10年前〜
守 「ゆうかぁ!」
菅 「茜ちゃーん!どうしたのー??」
守 「だっこ!」
菅 「えぇ〜、しょうがないなぁ!ほら!おいで!」
守 「やったぁ!ゆうかすきぃ!」
菅 「私も好きだよ〜」
守 「ねぇゆうか」
菅 「ん?」
守 「あかねがおおきくなったらさ」
菅 「うん」
守 「ゆうかのおよめさんになりたい!」
菅 「えぇ〜?」
守 「あかね、ゆうかのこと大好きだもん!」
菅 「でも、茜ちゃんが大きくなったら私よりも良い人絶対いるよ〜?」
守 「ゆうかよりいいひとなんていないの!…やくそくしてくれる?」
菅 「…わかった!いいよ、お嫁さんにしてあげるから大きくなったらおいで!」
守 「うん!!ゆうかだいすき!ぜったいいいおんなになるから!」
菅 「いい女って…笑どこで覚えたの笑笑」
守 「ん〜と、ママがみてるどらま!」
菅 「茜ちゃんドラマ観てるの〜?おませさんだねぇ」
守 「えへへ〜、だからね、あかね、ちゅーもできるよ!」
菅 「ちゅー??すごいねぇ!」
守 「ちゅーってすきなひととするんでしょ??」
菅 「そーだよ〜」
守 「じゃあ、あかね、ゆうかとちゅーしたい!」
菅 「ちゅーはね、お互いに好きじゃないとできないんだよ〜?」
守 「ゆうかはあかねのことすきじゃないの…?」
菅 「いや、好きだよ?好きだけど、こーゆーのはもっと大人になって、ちゃんと好きってことの意味を知ってからしないとだめなの」
守 「いみ…?」
菅 「うん、茜ちゃんも大人になったらわかるよ、きっと」
守 「むむ…そしたら、おおきくなって、いみをしって、ゆうかのおよめさんになって、ちゅーする!」
菅 「あはは、そうだね〜笑笑」
菅 「…待ってるから。」ボソッ
守 「ん?ゆうかなにかいった?」
菅 「んーん、なんでもないよ!」
守ママ 「茜〜そろそろ行くわよ〜」
菅 「あ、ほら、ママが呼んでるよ!」
守 「え〜、いきたくなぁい、ゆうかとまだいたい〜」
菅 「も〜、わがまま言っちゃだめでしょ〜」
守 「でもぉ…」
菅 「じゃあ最後に、」
菅井さんは私のおでこに軽く口付けをした。
菅 「ほら、行っておいで」
守 「っ////ぜったいおよめさんになるからっ!」
菅 「うん、楽しみにしてるね」
〜〜〜〜〜〜〜
今私はもう15歳。
これまで色々告白されて付き合ったりしたけど、結局自分が相手のことを好きになれなくて振っちゃうなんてことが多々あった。
まぁ中学生の恋愛なんてそんなものだろうか。
でも、好きになれなかったのはやっぱり菅井さんがずっと心の中にあったからで。
好きってことの意味も知ったし、自分なりに美容に気を付けたり、スポーツとかも頑張ったり、いい女になったつもりだ。
でも、私のことを覚えていなかったらどうしよう。
あの約束を忘れていたらどうしよう。
その時は一生一人で暮らしていくことを決めよう。
そう決心し、一つ深呼吸をして、目の前にあるボタンを押す。
に、に、よん、いち
呼び出し。
ピンポーン
菅 「…はーい」
守 「あ、これからお世話になります、守屋茜です!」
菅 「茜ちゃーん!久し振りー!取り敢えず入って〜!今開ける〜!あ、右手にエレベーターあるから!それの22階ね!」
守 「は、はい!ありがとうございます!」
良かった、覚えてくれてた…
インターホンだからか少しくぐもっていたが、あの時から声は変わってなかった。
あの安心する声。
絵本を読み聞かせしてくれた声。
…私の好きとは違うけど好きって言ってくれた声。
彼女への想いが一気に膨れ上がる。
だけど、この想いはまだ、胸に仕舞い込んでおかなければ。
2241号室
ここか。
やばい、緊張してきた…。
めっちゃ心臓がドキドキいってる…。
ふぅ…よし。
ピンポーン
ドタバタと中で音がして、ドアが開く。
守 「っえ…////」
そこにはバスローブ姿で髪もまだ濡れている菅井さんの姿があった。
やばい、えろい…
いやいや守屋茜!
再会早々何考えてんだ!
菅 「ん?…あ、ご、ごめん!ちょうどお風呂上がったばっかりでさっ////」
守 「あ、いや、その、なんかすみません…」
菅 「いやいや、ごめんね〜、取り敢えずどうぞ〜」
守 「は、はい、失礼しま〜す…」
家の中に入ると白を基調とした清潔感のある空間が広がっていた。
何かよくわかんないけど家の至る所に馬グッズがあるんですけど…
守 「うわ、広…」
菅 「そうそう、一人で暮らすには広過ぎるのよね…」
だから茜ちゃんが来るって知ってこのだだっ広い家にも使い道が…!ってちょっと思ったんだよね〜と笑顔で話す彼女の横顔はあの頃から全然変わってなくて。
一人懐かしさを噛み締めつつ家を眺めていると、
菅 「あ、茜ちゃんの部屋は〜、ここ!大きな荷物とか後々届くだろうからこの部屋自由にしてね〜」
守 「はい!ありがとうございます!」
菅 「…そういえばさ、昔、」
心臓が音を立てて跳ねた。
あの事だろうか、覚えていてくれたのだろうか。
菅 「敬語じゃなかったのになんで敬語なの〜?タメで話してもいいのに〜」
なんだ、そのことか。
まぁ覚えてるわけないよね、きっと冗談だったろうし。
守 「いや、流石に歳下でしかも居候させてもらう身なのに最初からタメ口は申し訳ないと言いますか…」
菅 「まぁ確かにそうか〜、茜ちゃんも大人になったねぇ…」
守 「いえいえ…」
菅 「というか高校生の茜ちゃん、本当に綺麗になったね、すごく可愛い」
菅井さんが私の下ろしている髪の毛を触りながら言った。
守 「え、あ、その…////」
菅 「あれ、茜ちゃん照れてる?も〜、うぶなんだからぁ笑笑」
守 「菅井さんがお世辞なんて言うからですよ…///」
菅 「お世辞じゃないよ、本当のこと」
守 「っ////」
菅 「まぁた照れてる笑笑」
そう言うと菅井さんは私の頭をぽんぽんし、
菅 「よし、お腹空いたでしょ?何か作るよ、食べたい物ある?」
守 「あ、大丈夫です!私が作ります!というか作らせて下さい!」
菅 「ん〜、じゃあ、一緒に作ろうか!」
守 「っは、はい!」
菅 「そしたら何作ろうかぁ…」
守 「材料があればオムライスとかはどうでしょうか?簡単ですし…」
菅 「あぁ、いいね!そうしよ!」
守 「はい!」
菅 「あ、私なかなか家にいないから、何が何処にあるかも説明しながらにするね〜」
守 「ありがとうございます!」
菅 「まず、ボールがここで、包丁はここにしまってて…」
シンク下を覗き込んでいる菅井さんの隙間からその場所を自分も覗き込んでいると、
菅 「あ、それと!っんん!?」
守 「っん!?」
振り返った菅井さんの唇が丁度私の唇にあたり、
…キスしてしまった。
菅 「っ////ご、ごめん////」
守 「っ/////」
ど、どうしよう、今多分顔がすごい真っ赤だ。
心臓も聞いたことないくらいバクバクしてるし…
こんな顔、見られたくないと思い、咄嗟に顔を両手で隠す。
菅 「あぁぁぁ、本当にごめん!嫌だったよね、こんな年増で好きでもない女とき、き、キスなんて…」
守 「い、いや、だ、大丈夫です!むしろ嬉しかったというか…」
菅 「…ん?嬉しかった?」
守 「ん?…あ、い、いや、そのぉ…」
あ、やばい、失言した。
…これはもう言うしかないか。
よし、覚悟を決めた。
守 「あの、菅井さんは10年前のこと、覚えてますか…?」
菅 「10年前…」
守 「はい、私がまだ5歳くらいだった頃、私、菅井さんのお嫁さんになるって言ったんですけど」
菅 「覚えてるよ。」
守 「…え、覚えてるんですか?」
菅 「当たり前じゃん。私、実はあれ結構嬉しかったんだから」
守 「え、そうなんですか////」
菅 「うん笑笑」
守 「それでなんですけど、」
守 「あれ、本気です。本当はもっと後に言う予定だったんですけど…。あの時から菅井さんのことがずっと好きです。菅井さんの言う通り、好きってことの意味も知ってきました。」
守 「私の好きは、友達とかの好きじゃ無く、一人の女性として菅井さんが好きです…」
菅 「そっか…」
守 「…すみません、嫌ですよね。告白出来ただけで良かったので。ありがとうございました。ご飯、作りましょ」
やっぱりこうなるだろうなぁとは思ってた。
覚えていたとしても、あの時のことなんて菅井さんにとっては冗談で。
本気にしていたのは私だけ。
…後でお風呂とかで思いっきり泣こう。
菅 「あぁ、いや、そういうことじゃなくて、ちょっとおいで?」
守 「え?」
菅井さんは私の腕を引っ張り、寝室のベッドまで誘導した。
その刹那、菅井さんが私の上に覆い被さった。
守 「え…?」
菅 「…茜ちゃんは私がこんなことしても嫌と思わない?逃げ出したくならない?…私は茜ちゃんのことが好きだよ。でも、私の好きはこの好きなんだ。茜ちゃんはまだきっと好きってことの表面しか知らないと思う。」
守 「…」
無言でいる私に少し寂し気に微笑んで、菅井さんは覆い被さるのをやめた。
菅 「ほら、オムライス作ろっか…。」
菅 「茜ちゃん…簡単に好きって言っちゃだめだよ。」
そう言ってキッチンに戻ろうとする菅井さんの腕を
私は咄嗟に掴んだ。
菅 「…何してるの、茜ちゃん」
守 「…私は、私は!菅井さんに覆い被さられて、嫌じゃなかったです…。心臓はドキドキしました。すっごく。だけど、それは怖いとかじゃなくて、菅井さんに惚れてるからで。だから、だから…」
守 「…さっきの続き、しませんか?」
菅 「…っ////」
菅 「ほんとに…いいの?」
守 「はい…来てください…」
菅井さんは振り返り、私を押し倒した。
そして、沢山のキスを降らせた。
額に、鼻に、耳に、鎖骨に。
そして、口に。
最初は啄むようなキスで、そこからどんどん濃厚になっていき、私の口内に菅井さんの舌が入ってきた。
守 「ん…あ、、んあっ…す、すがいさ、もっと…」
菅 「…んぅ、ん、…友香って呼んでよ」
守 「ゆうかぁっ、もっとぉ…っん!」
どんどん友香に溶かされていく。
嬉しくて、気持ち良すぎて、意識が飛んでしまいそうだ。
あと、もうちょっとで…
そう思った瞬間、
友香がその唇を離した。
菅 「…これ以上は茜ちゃんがもっと大人になってから…」
守 「え、でも…」
菅 「…これだけはだめ。茜ちゃんのご両親にも申し訳ないから。」
守 「むぅ…」
菅 「そんな可愛い顔してもだめよ〜?」
菅 「…茜ちゃん、いや、茜が大学生になったらにしよ?」
菅 「…まぁそこまで自分が耐えられるかが問題なんだけど…」ボソッ
守 「ん、なんか言った?」
菅 「あ、いや何でもない、まぁとにかく」
友香は私に軽く口付けをして、
菅 「ご飯にしよっか!」
守 「っえ?笑笑」
菅 「え、茜はご飯食べたくないの…?オムライス…食べたくないの…?」
守 「いやそういうわけじゃないけど笑笑」
菅 「んじゃ、支度しよっか!笑笑」
守 「…うん。笑笑」
なんだか友香らしいなぁ笑笑
…大学生になるまで。
あと3年。
その先はどんな未来が待っているだろうか。
誰にもわからないその未来は光に満ち溢れているかも知れないし、闇に覆われてるかもしれない。
でも、友香となら。
友香がそばに居てくれるならなんでも出来るような気がするんだ。
友香、私はあなたと出会えて本当に良かった。
そう心の中で呟いて、私は友香のいるキッチンの方へ向かった。
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終わり方が分からないと思う今日この頃…
ってかゆっかーいつ髪乾かすの~笑笑
ということで2241号室、出てきましたね!
正解はゆっかーの誕生日とあかねんの誕生日を足した数でした!
11月29日と11月12日なので~
え、これだけ?って?
はい、これだけです。
それでは笑笑