こちらは愛媛県松山市主催の「俳句ポスト365」。初級と中級に分かれてますが、拙作がその初級コース・金曜日枠に載っていました。金曜日枠は、他の曜日より良いという評価をされる句が載るのだそうです。
選者は初級が家藤正人先生、中級は夏井いつき先生になります。こちらは無料で「おウチde俳句クラブ」より多くの投句があるはずですが、今回は拙作が金曜日枠に入りました。あらま〜、この句は自信なかったのに。
兼題: 雷
雷鳴やこの小説はむずがゆい
当時、Audibleで聴いていた短編小説が、各章完全な終わりではなく、『そのあとは読者が思い描いて下さい』みたいな終わり方をしていたので歯がゆくて。
ヒッチコック監督は、怖い場面はわざと観客に見せないことで却って恐怖を与えたそうだけれども、それは本当に怖がってもらいたい場面だけだったのだろうと思います。小説で各章全てそんなだったら、読者としては正に『むずがゆい』感覚が何度も来て、作品全体がそうなってしまう・・・ように思うのですが。
しかし、この句がより多くの投句が来るはずの「俳句ポスト365」の金曜日枠の数句の一つに入るとは本当に思ってもいませんでした。