小椋佳ファイナルコンサートツアー・東京公演に行って来ました。
幾度となく聴いて来た歌たち故に、『あ、あと1拍・・・』とか、『これは琵琶や三味線が欲しいなぁ・・・』とか思うことはあったものの、今回やはり一番大きかったのは、もしかしたら私が小椋さんのコンサートを聴きに来られるのは今夜が最後かもしれないということでした。
最後の最後は、きっとNHKホールであろうと推測しますが、まだその日程も発表されていませんし、やるとしても私にはそのチケットが確実に取れるなんて決して言えないのです。
思えば、二十歳頃には九州に住んでいて、数年に1度、関東近辺でしか開かれなかった小椋さんのコンサートに行けることなど考えてもいなかった私が、何十回も行かせて頂くなど奇跡だったのかもしれない。
コンサート仲間もできましたし、本当に楽しかった・・・。
(余談ですが、渋谷のお客さん、それも長年コンサートに行きつけている方が多いと、アンコールの拍手が早く揃うんですね。それも心地良いんです。なかなかそう無いですが。)
そして、東京音協で小椋さんのコンサートのチケットを申し込む時に限り、車椅子に乗るようになっても席を指定しませんでした。それは、勝手な思い込みかもしれないけれど、どこになるかも秘やかな楽しみにさせてもらっていたから。本当に幸せなことだと思ってます。
敢えて愛称形で書きます。
佳さん、本当にどうもありがとうございました!そして、コンサートお疲れさまでした!ピアノ、ぜひ続けてください。待ってます。![]()