昨日、林部智史さんのライブコンサート配信を視聴しました。今回でもう3回目か4回目になります。
“おうちでコンサート”
はやしべさとし 三十歳の旅立ち
~叙情歌を道づれに~
歌の旅路をふり返れば編
・・・っていうのが正式名称です。(笑)
小さなホールでピアノ一本。ピアニストさん、クラシック畑だそうで、なかなかです。![]()
今回分かったのは、林部さんの『抒情歌』コンサートでは、そのピアニストさんと二人で全国回っていること、お客さんのリクエストやお手紙に書かれていたエピソードなどから選曲されること、公演先にまつわる歌も歌われることなどです。
抒情歌アルバム「琴線歌ー素の三ー」のラインナップを見たとき、正直『人との繋がり』っていうよりも『四季順』ではないかと思ったのですが、そういう事情があるのならそうかなと思いました。(実は、あまり好きではない歌も、林部さんの歌だとほとんど違和感が取れます。〕
しかし私には、エピソードになるような人との繋がりというものが思いつきません。『歌』はこれまで文学的あるいは芸術的な対象でしかなかった。少なくとも二十歳頃までは。親友と呼べるほどの同級生もいなかった。幼い頃の思い出といえば、両親だけ。こちらが思っている程には、相手は私のことは思ってくれていないことが殆どだった・・・。そこが私の大きな弱点かもしれません。
林部さんには、敢えて声量が要る歌をリクエストしちゃおうかなと考えていたのですけれども、おそらく似合いませんね。(笑)
でも一方で、林部さんは人の心を汲み取る力があるのだろうという期待も持ちました。
歌の上手いことだけではなく、心の有り様もまた・・・いや、むしろそちらの力のほうが大切なことですよね。![]()