2023年報恩講。

今年も報恩講の季節が
やってまいりました。






コロナが明けて、
山口県宇部の蓮光寺ご住職
伊東 順浩師
久しぶりに伊東先生にお逢いして、
愉しいお話を混ぜながら、の
ご法話を聴聞させていただいて
私は何度も涙が出そうに
なってしまいました。


先生は、
涙を誘う内容のお話を
しようと思ってはいなかったと
思いますし、参拝している
皆さまも時折、笑いに包まれる
ことはあっても涙を流すような、
そんな様子はないのです。

それなのに、です。

なぜでしょう。


仏さまのお話を聴いて、
涙が出そうになる…
これも久しぶりのことです。
笑い泣きではなく、です。

そして、ご法座の後に
先生とお話をした際に
私の口から出てきた言葉は、
亡き母のことでした。

あぁ、だからか、と納得
してしまいました。

冬は父や母が亡くなった
時期で、毎年忙しく
動きまわりながらも
何となく心がざわつくのです。
あの時のことを思い出すから
なのかも、しれません。

特に伊東先生のお寺には
母と一緒に家族みんなで
お参りさせていただいたことがあり、
母との思い出、
あの日のことまでが
走馬灯のように頭の中を
巡りました。


浄土真宗はお聴聞の宗教だ、
と言われますが、
お話を聴く、というのは
傾聴することにも繋がり
きちんと聴くことは
とても大切なことだな、と
思います。

私自身、実は日頃
頭は自分の話をきいて欲しい
思いでいっぱいの人間です。
そればかりだと、人の話を
きちんとは聴けないです。


自分の襟を正す意味でも
お聴聞の場はとても大切だなぁ
と感じました。



お持ち帰りのお斎です✨
炊き込みご飯、
たくあん、
ほうれん草と人参のごま和え
みかん🍊
報恩講の前日掃除や
お斎の
お手伝いいただいた
婦人会の皆さま、
お手伝いいただいた総代の方々、
ありがとうございました🙏


参拝いただいた皆さま、
三寺参り
(安芸北組の取り組みで
   報恩講参りを23カ寺と広島別院の
   三寺参ると景品がいただける
   という取り組みです)
でお参りいただいた皆さま、
ありがとうございました🙏


そして、伊東先生
ご法話ありがとうございました🙏
またお遇い出来るのを
たのしみにしております✨




なむあみだぶつ🙏