前回からの続きです~
今回の話は、母が結婚して長崎で暮らしていた時に見た~夢の話になります
近所の親しくしていた方から、母は緑色をした陶器の火鉢を頂いたそうです
だけど、その火鉢を譲り受けた後に、火鉢に関係する夢を見た母は、何となく気になってしまったと言います💦
その夢の内容は、火鉢の傍に、見たことも無い知らないおじいさんが、ただ黙って座っているだけというものでした
そんな夢を見た母は、なんとなく気持ちが悪くなって、火鉢を頂いたお宅に返しに出かけたのだそうです
そして、返そうと思った理由を、その家の方に正直に話したそうです
火鉢の傍に、おじいさんが黙って座っているという夢を見たことを
すると、
「ちょっと、待っててくださいね。」
とだけ言葉を残して、家の奥の方に行かれたそうです
数分ほどの後、手にアルバムを携えて戻って来られて、母の前でそのアルバムをめくって、あるひとりの人物を指さしたそうです
「もしかして、夢に出て来た老人というのはこの人?」
と、指差された写真の人物を見てみると、まさしく母の夢に出て来たおじいさんが写っていたそうです
母が譲り受けた火鉢は、亡くなったそのおじいさんが愛用していた火鉢だったそうです
もう使う人がいないからと、処分を兼ねて譲ったのだそうです
火鉢というものは譲るときには、中の灰を捨ててからじゃないとダメ?なんだそうで、灰が入った状態でもらい受けたので、そんな夢を見たのかもしれないと母から聞いた記憶があります
しかし、
調べてみたけれど、そういう灰が入った状態で譲り受けるとダメ!という話は出てこなかったんですよね
おばあちゃんの知恵袋的な、迷信的な話なのでしょうか?
それとも、ただ火鉢の灰は関係なく、母が持つ霊感が見せた夢だったのではないかと思います
今は、リサイクルショップやメルカリなどで中古品のやり取りもあったり、皆さん気軽に利用されてますよね
時計やアクセサリー類などは怖いので買う事はしませんが、私もリサイクルショップで時々、洋服や小物などの気に入ったものを購入することがあります
結構ね、リーズナブルな価格でおしゃれなモノが手に入ったりするんですよね
でも、母のように夢を見ることも無く、何事もないので良かったなと一安心
昔は物も少ない時代で、きっとおじいさんにとっては、寒い冬に体を温めてくれる愛着のある品だったのかもしれませんね
中古品というモノには、必ず前の所有者がいるわけで、だからこそ大切に扱いたいと思います
次回の④は、離れて暮らす母親(=私にとっては祖母)の夢を見た~母の意味深な話です