おはようございます
最近では休日ともなると、YouTubeで島田秀平さんの”お怪談巡り”や、怪談和尚を名乗る~三木大雲住職の”怪談説法”などを主に楽しんで視聴しています
「あなたの知らない世界」をテレビで観て育った世代なので、怖い話は大好物でございます
美輪明宏さんと江原啓之さんの「オーラの泉」も最高でしたね
でも、最近のテレビではこういった類の心霊番組は、ぱったりと見かけなくなって寂しく感じています
なので、その代わりといってはなんですが、よく会社のお昼休みに、ランチを食べながら、以前、自分たちが体験した怖い話などを時々持ち寄って話して、同僚たちとわいわい盛り上がることがあります
今日のお話は私の体験談ではなく、会社の同僚のⅠさんが体験した不思議な出来事です
その不思議な出来事は、同僚のⅠさんの親族の納骨式の時に墓地で起こったそうです
お骨をお墓に納める為に、故人の親族が墓地に集まった~その時に、Ⅰさんの耳に
何処からともなく”雅楽の音色”が聞こえて来たそうです
お寺の墓地で雅楽の音色が聞こえることに、妙な違和感を覚えたⅠさんは、近くの親族に話しかけて聞いたそうです
(Ⅰさん) 「何か、雅楽のような音楽が聞こえてくるわね?」
(親族) 「えっ? 私には何も聞こえないけど・・・」
その厳粛な雅楽の音色は、そこにいる他の人間には全く聞こえていず、Ⅰさんひとりだけの耳に聞こえていたそうです
このお話は怖いというよりも、何か納骨式という一大イベントに対しての贈り物のような、そんな心が温まるようなお話で、私としては微笑ましい気持ちになりました
実は私も知らなかったのですが、神式葬儀では雅楽の演奏をするのは一般的なのだそうです
こちらのサイトに神式葬儀の解説が詳しく載っています
しかし、Ⅰさんの親族の方は仏式の納骨式を執り行っていたわけで、神式とは何の関係もありませんでした
私もよくはわかりませんが、Ⅰさんの親族の故人の方がもしかしたら、神社と何か深い繋がりというか、関係があるというか、信心深い方でよく神社を参拝されていた方だったのかもしれないと思いました
天から聞こえてくる雅楽の音色のなかで執り行われた納骨式
考えるてみると、とてもファンタジーな光景で素敵だなと、心躍ったお話でした