☆アンコール・トム バイヨン(Bayon)のレリーフと四面塔/カンボジア旅行 | ENDLESS STORY

アンコール遺跡の中でも、ここバイヨンのレリーフは必見とのこと。

壁中に施されたレリーフをカメラにおさめるも、おさまりきらず。

結果、手元に残ったのは何を撮ったのかわからない写真だらけ……。ありがちです。

記憶はあいまいだけど、レポートを書いてみたいと。



ラブラブ第一回廊 東面のレリーフ

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チャンパ王国(ベトナム中南部)との戦争に向けて行進中のクメール軍兵士。

高さ4.5mの壁にびーっしりとレリーフ(浮彫)が刻まれています。


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こちらがクメール人たち。ピアスをして伸びた耳たぶ、短く刈り上げた髪型が特徴的。

表情も勇ましく描かれてます。


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行軍の後方にいるのがこちら、中国人。髪を結い、顎髭が特徴。

クメール人は中国人の軍力サポートを受け、ともにチャンパ王国へ出陣。


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レリーフは3段に分かれて描かれているんだけれど、これは遠近法。

上段ほど遠くの景色を描いているんだって。


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行軍の後方には、食糧運搬部隊が続きます。


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女性も子供も一緒。


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犬も一緒。


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写真中央に地べたに這いつくばっている方がいますが、この方はご飯を懸命に炊いているのです!


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カメに噛まれて後ろを振り返ってるところ。洒落っ気満載のレリーフ。

写真右側の二人組は、お酒をたしなんでいます。


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こちらは、生贄にされる水牛。

水牛の血を飲むと戦争に勝利できると信じられていたそうです。



ラブラブ第一回廊 南東面のレリーフ

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ハスの花の上で踊るアプサラ。柱(四方向)に描かれています。

胸の部分は、観光客が触っていくもんだから擦り減ってしまったんだそう。


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クメール軍とチャンバ軍の水上戦闘の様子。

写真に写っているのがチャンバ軍。船にあふれるほどの人が乗っています。

写真右側には、戦いに負けた人が海に落ち、ワニに食べられている様子も描かれている!

おぞましい……。



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戦いに勝てるよう祈る様子。


レリーフの写真は以上。

かなりの量を撮影した気でいたのだけど、振り返ってみたら意外と少ない。記憶ってホント当てにならないあせる

この他に、漁・狩り・炊事・闘鶏・将棋・相撲・出産のシーンに至るまで、生活模様が多数描かれていました。




続いては、四面塔のレポート。

四面塔へ行くまでには、起伏の激しい階段の昇降が待ってますー。

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階段の幅が狭くて、昇りはまだしも下りが怖いっ。



ラブラブ四面塔

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観世音菩薩の四面塔はテラスに49、5つの塔門を入れて全部で54ある。

ちなみにこの場所は、表情の違う3体の四面塔が一気にみられるところ。

右奥の四面塔について、ガイドさん「京唄子に似てるね」だって。

確かに似てる。ネタ持ってるなーと関心する私。


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民族衣装を身にまとった女性出現。

「写真イカガデスカー?」とセールス中。思わずパシャリしちゃった。ごめんね。


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四面塔の表情は1体1体違うし、見る角度によっても表情が変わるから味わい深い。


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開口部をフレーム代わりに撮影。


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修復工事は進められてはいるものの、カンボジア本国自体は活発的に行っていないんだそう。

ガイドさん「徴収した観光料は復旧工事に充てられず、大統領のポケットマネーになってるんです」

とブラックジョーク。


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上層部は開放されてはいないものの、記念にと上る人多し。

私たち一行は、ガイドさんに×と言われていたため登れず。



ラブラブ東門近くの入り口

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ラブラブアプサラ
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ラブラブデバダー像
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一通り説明を受けた後、自由行動に。

その様子は、アメンバー記事にて。


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