☆戦争証跡博物館(後編)/ベトナム旅行 | ENDLESS STORY

戦争証跡博物館の後編、いきます。


ラブラブ4番目は「投獄システム」。

単なる拘置所や刑務所の紹介だけで留まらず、処刑や拷問方法が図解式で紹介されてます。

決して広くはない展示部屋、ますます息苦しく感じられるのでした。


以下、展示説明文より引用。(スルーしてください)



ドンッ注水拷問

捕虜は板に強く束縛され、頭が足より低い姿勢で口が雑巾で封鎖される。

そこへ、鼻に送水管がつけられ消毒液または石灰入り水を注水。

水でいっぱいになったお腹を看守たちが踏みつけ、水と血を吐かせる。



ドンッヘビ拷問

おもに女性に使う拷問方法で、出産根絶をもたらす。

ヘビの代用としてガラス瓶も使用。ガラスの断片が女性の性器の中に残っても透明なため

レントゲン写真で見つけるのが不可能、手術で取り出すことができない。



ドンッ蛇口拷問

捕虜の剃られた頭の一部に水が小出しされ、2時間後、水滴の代わりに鉄棒が打たれる。

強力な頭痛をもたらし、精神混乱の原因となる。



ドンッ飛行機乗り

体重で骨が伸びるためとても痛い。時には、捕虜が吊られた状態で気絶するまで打たれる。

その後、ひもが切られ胸が床に強打し吐血する。


ドンッ断頭台

フランス植民地時代にベトナムに持ち込まれたもので、20世紀初頭、革命運動弾圧に使用された。



ドンットラ小屋(上から見た様子)

1室、奥行き2.7m×幅1.5m×高さ3mの独房で、特に頑固とされた受刑者を監置していた部屋。

少しでも話し声が聞こえると、天井から石灰粉を撒き散らす。


夏は5~14人、冬は1~2人が1室に監置され、足錠が付けられたまま食事、排泄、睡眠を強いられた。
衛生状態が悪く、命を落とした人も少なくない。



なんと書いてよりのやら。お腹一杯の情報でした…。



その他の展示部屋は、ベトナム人民へどんな国際支援がなされてきたかとか、

平和を願う子供たちの絵画が飾られてました。

日本語解説も多く、見どころ満載の博物館でした。


戦争、反対……。




入場料:US$1、VND15,000

OPEN:7:30~12:00、13:30~17:00